ハーブティーには様々な種類がありますが、その中に『カモミール』があります。しかし、カモミールティーを飲むと喉がイガイガしたり痒くなったりすることがあるようです。その原因は一体なんなのでしょうか?今回は、
- カモミールティーで喉がイガイガする原因
- 毎日飲む効果 / 1日何杯が目安?
こちらのテーマについて紹介いたします。
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カモミールとはどんなハーブ?
英名 | Chamomile |
別名・和名 | カミツレ |
カモミールは、ヨーロッパの地域で薬として利用されてきた一年草です。中心が黄色く白い花弁を付けた花を咲かせます。直径2cmほどの小さく可愛らしい花ですが、ロシアの国花として使われています。
ハーブティーとして飲まれている植物で、抗炎症作用や抗アレルギー・胃腸を整える効果・安眠効果などがあります。
成分
カモミールにはアピゲニンというポリフェノールの一種が含まれており、自律神経のバランスを整えて安眠効果やリラックス効果をもたらします。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
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カモミールティーで喉がイガイガする?
カモミールティーを飲むと、喉がイガイガしたり痒くなったりする人もいます。体に良いイメージのあるカモミールティーによってこのような症状が出るのは、カモミールにアレルギー性があるためです。
カモミールはキク科に属しており、代表的なアレルギー植物『ブタクサ』の仲間でもあります。体質や体調によっては『口腔内アレルギー症候群』となり、喉の痒み・イガイガを感じるのです。
毎日カモミールティーを飲む効果
カモミールを使ったハーブティーを飲むことで、このような効果が期待できます。
- 抗アレルギー効果
- 安眠効果・リラックス効果
- 胃腸の調子を整える
- 抗炎症効果
- 消化促進
カモミールにはリラックス効果や安眠効果があるので、寝る前に飲むことで良い眠りにつける効果があります。また、上下の促進をサポートしたり、胃腸の調子を整えたりする効果もあるので、胃もたれした時にもおすすめです。
妊娠中でも飲める?
カモミールティーはノンカフェインなのでカフェインによる胎児への影響はありませんが、カモミールには“子宮収縮”や”堕胎促進”を促す働きがあることがわかっています。飲み過ぎなければすぐに影響を受ける可能性は低いですが、流産率の高い妊娠初期には控えた方が安全です。
詳しくはこの記事をチェック!
1日の目安量は何杯まで?
カモミールティーを毎日飲む場合、何杯までにした方が良いという決まりはありません。カモミールティーはノンカフェインなので眠れなくなるといった副作用もなく、胃腸を整える効果やリラックス効果があるので寝る前にもおすすめの飲み物です。
寝る前にカモミールティーを飲む効果やポイントについて下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- カモミールティーを飲んで喉がイガイガする原因は、アレルギーの可能性が大
- カモミールはブタクサと同じキク科の植物なので花粉症の日とはなりやすい傾向
- ノンカフェインなので妊娠中・授乳中でも飲めるハーブティー
- その効果には消炎作用・胃腸の調子を整える作用・リラックス効果などがある
カモミールティーは体に嬉しい効果が多数あるハーブティーですが、人によっては喉がイガイガすることがあります。一時的なものですぐに治る事が多いので、安心しましょう。カモミールはノンカフェインなので、寝る前などに是非飲んでみてくださいね!
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