みなさんは買ってきたピーマンを腐らせてしまった経験はありますか?私はピーマンを冷蔵庫に入れたまましばらく忘れてしまい、久しぶりに取り出した時も傷みが見られなかったので日持ちの良い野菜だと感じました。
けれども食品とは期限付きのもの。ピーマンは腐る時はどのような形・色になるのでしょうか?今回は、腐ったピーマンの特徴や、色とカビの見分け方についてご紹介します。
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目次
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ピーマンは腐るとどうなる?
日持ちが良いため使い切るまでになかなか腐ることのないピーマンですが、ずっと放っておけばいつか腐るものです。
冷蔵庫の奥底に入れていたのを忘れ、取り出してみたら腐っていた!そんな時にピーマンがどのような状態になっているのか、6つの状態についてご紹介します。
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水分がなくなり柔らかい
ピーマンは水分を多く含む野菜でシャキシャキとした食感をしているのが特徴です。長期間放置すると、ピーマンの表面から水分が蒸発して柔らかくなります。
シャキシャキとしていた状態からふにゃふにゃへと変化してしまうのです。
茶色っぽい緑色に変色
傷んできたピーマンは、新鮮だった頃の鮮やかな緑色から変色し始め、茶色っぽいような緑色になってきます。ピーマンは熟すと赤く変色するのですが、茶色はこの赤を通り越した状態です。食べごろをとっくに過ぎてしまっています。
ピーマンに小さな傷や打撲箇所がある場合は、そこから徐々に茶色く変色していくということもあるようです。
茶色い汁がでる
ピーマンから茶色い汁が出てしまったら腐敗が始まっている証拠です。ピーマンに含まれる水分が腐ることによって外に出ている証拠なのですが、この場合異臭を伴っている可能性もあります。残念ですがここまで傷んでしまった場合は廃棄するようにしましょう。
種が黒く変色
通常ピーマンの種は薄いクリーム色をしていますが、傷みが始まると種は黒くなってきます。中を開けてみないとわからないので、外から見れば元気なピーマンでも開けたら種が黒くなっていた、ということもあります。ピーマンは中の種やわたから劣化が始まるので、実の部分に問題が無ければ食べることができますよ。
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実が溶けている
これは相当放置してしまった時の状態です。冷蔵庫で1ヶ月以上忘れられたピーマンや、暑い夏の時期に常温で放置してしまった時になりやすいです。
実りドロドロに溶けて水っぽくなり、悪臭を放っている可能性もあります。ここまで放置してしまうことはなかなか無いかと思いますが、腐敗レベルがかなり高い状態です。
カビが生える
ピーマンに菌が付いていたり、腐敗すると白いカビが生えることがあります。外側より中のわたや種の方がカビやすいので、開けてみたら中がカビていたということもあります。
カビ以外に匂いや変色などが無ければ、カビの部分を切り取ってよく洗えば食べることができますよ。
生ごみのようなにおい
こちらも腐敗がだいぶ進んだ時の状態ですが、生ごみのような悪臭を放つこともあります。特に夏場は暑いので、冷蔵庫ではなく常温の部屋で保存している場合に起きやすいです。
こうなったら完全にアウトですのでビニールに包んで匂いが出ないようにして廃棄しましょう。
酸味の強い味がする
生ごみのような匂いのほかに、酸っぱい匂いがすることがあります。こちらの腐敗が進んだ時の状態です。
生ごみ臭より腐敗レベルが低いですが、酸っぱい匂いがしてきたらあやしいです。腐っている証拠ですので残念ですがこの場合も廃棄してください。
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ピーマンが赤くなった場合は食べられる?
ピーマンが腐ってしまった時の状態についてご紹介しましたが、その中に無かった「赤くなった場合」について見ていきたいと思います。
赤くなる原因
ピーマンを買ってからしばらく放置していると、緑色だった表面が徐々に赤くなってくることがあります。
りんごの実が緑色から黄色→赤色へと変化するように、ピーマンも完熟に近づくにつれて色が変化し始め、そのあと赤くなっていきます。
完熟した状態で食べられる
ピーマンはもともと苦い野菜ですが、赤くなると味も変わり甘味が増しています。そのため赤くなったピーマンは完熟ピーマンとして、サラダなどそのままの味を楽しむ食べ方でも美味しく食べることができるのです。
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ピーマンが茶色になった場合は食べられる?
赤くなっていたと思ったら茶色になっていた!そのような場合は食べられるのでしょうか?原因と一緒に見ていきましょう。
茶色になる原因
ピーマンは、緑色から熟すと赤色になりますが、この完熟を通り過ぎると茶色くなってしまいます。ほかの野菜と同じように、にんじんや葉モノも傷むと茶色くなっていきますよね。枯れてしまっている状態ですので既に傷んでいます。
茶色になっても食べられる?
一部だけ茶色くなり、ほかの部分は特に異常がなければ食べることはできます。ただ傷んでいるのは間違いありませんので、先ほどご紹介したカビや匂いなどがないか確認するようにしてください。
もしそれらの状態も併発しているようであれば捨て、変色しているだけでしたら食べても問題はありません。
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ピーマンにカビが生えたら?
白いわたのようなものがつく
ピーマンは日持ちする野菜ですが、時にカビてしまうこともあります。わたや種から劣化していく野菜なので、外側に異常は無くても開けたらカビが付いている場合もあります。
ピーマンのカビはふわふわとした白いものです。わたに絡みつくように付いていたり、外側ですと上のヘタの部分に生えやすいです。
柔らかくてふにゃふにゃになった
冷蔵庫に入れていたらシャキシャキさが消えてふにゃふにゃになっていた、そんな時は何が原因なのでしょうか?
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ふにゃふにゃになる原因
ピーマンがふにゃふにゃになる原因は、含まれる水分量にあります。買ってきた時の元気でシャキシャキとしたピーマンにはたくさんの水分が含まていますが、時間が経つと蒸発して水分量が減ってしまいます。
人が年をとるのと同じで、老化すると水分量が減ってシワが増えてしまいますよね。ピーマンに起きていることもこれと同じ原理です。
ふにゃふにゃでも食べられる?
ふにゃふにゃの場合、カビや匂いなどの腐敗状態が見られなければ食べることができます。ただ水分が抜けてふにゃっとしているだけですので問題ありません。
シャキシャキ食感は出せませんので、ラタトゥイユやスープなどの煮込み料理に使うと良いですよ。
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まとめ
腐ってしまったピーマンについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?これまでピーマンを腐らせてしまった経験のある方は、知っている状態もあったのではないかと思います。
日持ちする野菜ではありますが、保存状態によっては腐ってしまう場合もありますので、できるだけ早めに消費して、冷蔵庫に入れるなどして正しく保存するようにしてみてくださいね。
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