ご飯のお供やお料理のトッピングなどに使用すると格段に美味しくなる「塩昆布」。特に関西地方でよく食べられており、大阪での「塩昆布」の消費量は全国No.1とも言われています。
今回は「塩昆布」の冷凍保存の方法について詳しくご紹介していきます。
「塩昆布」は別名「塩ふき昆布」とも呼ばれ、昆布の周りに旨み成分が結晶となって白く粉をふいたように見える昆布のことです。- 塩昆布は冷凍保存が可能?未開封・開封後での正しい保存方法をご紹介!
- 常温・冷蔵・冷凍での「塩昆布」の保存方法を徹底解説!
- 塩昆布が腐った場合に見られる変化とは?おススメの「塩昆布」活用法も要チェック!
一般的な昆布の佃煮とは違った味わいなため、ご飯のお供にするだけでなく和え物やお漬物などにしても美味です。是非、塩昆布を上手に活用して毎日の食卓を美味しくしてくださいね。
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目次
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塩昆布を冷凍保存するには?
まずは「塩昆布」の冷凍保存方法について、未開封・開封後別で詳しく解説していきます。
未開封の場合
塩昆布は主に
乾燥させたタイプと、しっとりとしたタイプ
乾燥させたタイプ | しっとりとしたタイプ |
可能 | 推奨しないが可能 |
です。塩昆布は基本的には
冷凍保存させなくとも約300日程度の日持ち
開封済みの場合
塩昆布は
開封後は空気に触れることで酸化
乾燥させたタイプ | しっとりとしたタイプ |
可能 | 推奨しないが可能 |
です。開封後の塩昆布を冷凍保存する時は
1回分量ごとにラップなどで小分けし、空気を抜くように密閉できる保存用袋などに入れて
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各保存方法の賞味期限
ここからは「塩昆布」の保存状態別での正しい保存方法をお伝えしていきます。
常温で保存する場合は?
基本的に
塩昆布は常温保存
が推奨される食材です。塩昆布は
- 冷蔵庫や空気を多く含む環境下での保存
- 湿気などの影響を受けやすい環境下での保存
- 直射日光や高温多湿な環境下での保存
などを行うと
風味・味わいの変化が起こり、カビなどが生える原因
- 未開封状態・・・直射日光を避けて冷暗所にて保存
- 開封後状態・・・高温多湿な環境を避けて、密閉容器などに入れて保存
するようにしましょう。
冷凍・冷蔵で保存する場合は?
基本的に
塩昆布は冷凍・冷蔵保存は不適
な食材です。但し開封後の塩昆布はタイプによって推奨されている保存方法が異なることに気をつけましょう。
乾燥タイプ | しっとりタイプ |
未開封・開封後でも基本的に冷蔵保存NG | 開封後は冷蔵保存が必須 |
冷凍保存する場合は、空気が入らないように密閉 | 冷凍保存は推奨しない |
などの特徴がありますので、必ず保存する時に確認するようにしてくださいね。冷蔵・冷凍保存を行う際には
- 1回分両量ごとにラップなどで小分けしておく
- 空気・湿気などに触れないように密閉してから保存する
- 冷凍した際は、自然解凍で食べると良い(調理後の塩昆布の保存も可能)
などを意識して行うようにします。
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塩昆布が腐るとどうなる?
ここからは「塩昆布」が腐った時に見られる変化について詳しくお伝えしていきます。
色が変色する
塩昆布は
塩分濃度が高い食材なため長期保存が可能
- 酸化によって赤茶色に変色
- 白カビが生える
- ダニが付く
などの変化が見られることがあります。これらの場合は、匂い・味わいに変化が見られるので食べずに廃棄するようにしましょう。
匂い・味の変化は?
塩昆布に
見た目の変化
- 酸っぱい臭いなど異臭がする
- ヌルヌルしている
- 明らかに味わいがおかしい
などの変化が見られることが多いです。これらの場合は腐敗が進んでいる状態な可能性が高いため、食べずに廃棄するようにしましょう。
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塩昆布の活用アレンジ
ここからは「塩昆布」のおススメ活用法をご紹介していきます。
塩昆布のパスタ
パスタを茹でたら「塩昆布」と「ツナ」を和えるだけでできる和風パスタは、おうちランチにピッタリです。
お手軽塩昆布パスタの作り方
- パスタをパッケージ表示通りに茹でる
- 1の間に、ボウルにバター・塩昆布・ツナを入れておく
- 1が茹で上がったら、2のボウルに入れて混ぜ合わせ、最後に醤油をたらして完成
塩昆布入り卵焼き
いつもの卵焼きに「塩昆布」をプラスするだけで、味付けもバッチリなお弁当にも嬉しいおかずの完成ですよ。
塩昆布入りの卵焼きの作り方
- ボウルに卵と塩昆布を入れて混ぜる
- 卵焼きフライパンに油を熱し、いつも通りに卵焼きを焼き始める
- 成型できたら、取り上げ2cm幅に切って完成
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まとめ
この記事をまとめると
- 塩昆布は主に乾燥させたタイプとしっとりとしたタイプの2種が販売されているので、タイプによって保存方法が少し異なる
- 塩昆布の乾燥タイプの場合は、基本的に冷蔵保存は不可で常温保存を推奨。冷凍保存する際は、小分けして空気に触れないように密閉して行う
- 塩昆布のしっとりタイプの場合は、基本的に開封後は冷蔵保存で未開封では常温保存を推奨。冷凍保存は不適
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