鮭の白子は生で食べても大丈夫?口コミや危険性•栄養素も紹介!

希少性の高い鮭の白子。秋鮭の季節になれば、もしかしたら寿司屋で白子の軍艦のせで見かけているかもしれません。寿司ネタということは、「生の白子」そのまま食べて体に影響ないのかが心配、味はどうなんだろう⁈どんな栄養価があるかも知りたい!と考えなら今回は

  • 鮭の白子とタラの白子の違いは?
  • 鮭の白子のおいしい食べ方は?
  • 鮭の白子にはどんな栄養素があるの?
について紹介をします。

 

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鮭の白子とは

魚の精巣にあたる部位を白子といいます。低カロリー高タンパク質低コレステロール、そして栄養価が高く希少性の高い食品です。では鮭の白子とタラの白子とでは、何か違いがあるのでしょうか?

鮭の白子の特徴

鮭の白子は、約80%が水分で、たんぱく質や脂質、炭水化物、ナトリウムがなどが含まれています。またDNA(核酸)とプロタミンからできている核タンパク物質を持っているのが特徴です。

核酸 とは
細胞の活性化や新しい細胞を作り出すときにに欠かせない成分です。肥満の予防や糖尿病改善、また、疲労回復や免疫力向上などによいと言われています。
プロタミンとは
魚介類の精巣の主成分です。滋養強壮や新陳代謝の向上によいと言われています。

タラの白子との違い

  タラの白子 鮭の白子
形状
味・食感 濃厚でクリーミーな味わい 血合いをしっかり下処理をしないと臭みが強い。濃厚な味で食感がしっかりしている
用途 酢の物・天ぷら・焼き物・鍋料理・汁物など 酢の物・揚げ物・焼き物・汁物・など

料理方法は、タラも鮭の白子もそんなに変わりありません。やはり形状の違いが一番分かりやすいでしょう。味は鮭の白子の方がアッサリとしていてタラに比べて食感がしっかりしています。またタラの白子よりは、安価で手に入りやすいのが魅力的です。

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鮭の白子の味の口コミ

初秋の頃しか鮭の白子は店頭に並ばないので、どのような味なのか気になります。果たして口コミではどんな意見があるのでしょうか?

「おいしい」意見の口コミ

「おいしい」という意見は、味が香ばしい、しっとりしている、また酒のつまみに合うなどの口コミが寄せられています。

「好みではない」意見の口コミ

「好みではない」という意見は、臭みが気になり食べられない、あるいは食感が好きではないという口コミが多いです。

鮭の白子は生でも食べられる?

店頭に売られているものを切ってすぐお皿に並べても、鮭の白子は、生のままでは臭みが強いのと食中毒を起こす可能性もあります。それらを取り除くために下処理をしっかりする必要があります。

生は絶対NG

食中毒の原因は、寄生虫の一種であるアニサキスです。アニサキス幼虫が鮭の白子に寄生していると、アニサキス症(食中毒)を引き起こします。そのために加熱処理を必ずしましょう。また、血合いを取り除かないと臭みが強いので下処理が大切です。

白子のおいしい食べ方

  1. 鮭の白子に塩を振り、優しくもみこむ。
  2. 水で洗い流し、水気をきる。
  3. 鍋に湯をわかし鮭の白子を入れ、サッと茹でてすぐに冷水にさらす。
  4. 竹串を使い、血合いを取り除く。細かい血管は水の中でやさしく洗い取り除く。
  5. キッチンペーパーで水気をふき取る。

ポイントは、茹ですぎるとパサパサになり食感を損なうので気をつけましょう。後は、酢の物や揚げ物、焼いても鍋に入れるなどお好みに合わせて調理しましょう。

鮭の白子の栄養素

鮭の白子には、陸の素材にはない様々な栄養素が豊富です。健康補助食品や食品添加物の素材としても活用されています。では主な栄養素についてみていきましょう。

ビタミンB1が豊富

ビタミンB1は、水溶性のビタミンでチアミンとも呼ばれています。エネルギー生産の働きにかかわり、糖質代謝に欠かせない栄養素です。

また脳の働きを活発にして精神を安定させる働きもあります。不足すると倦怠感やむくみ、食欲不振などの症状が起こります。ニンニクやタマネギに含まれる「アリシン」と一緒にとるとビタミンB1の摂取が高くなります。

ミネラルも入っている

骨や歯の生成に欠かせないカルシウムやリン、全身に酵素を供給して貧血を予防する鉄や免疫システムに関与する亜鉛などのミネラルが豊富に入っています。そして脂肪分が少ない食品です。

また鮭には血中コレステロールを抑制し血液の流れを良くし、動脈硬化や血栓、高血圧の予防をするEPA(エイコサペンタ酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。鮭の身と一緒に食べると、まさに万能な食材といえるでしょう。

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まとめ

以上になります。いかがでしょうか。

この記事をまとめると

  • 鮭の白子とタラの白子の違いは、形状と食感に違いがあり、料理の用途はさほど変わりません
  • 鮭の白子のおいしい食べ方は、下処理の際、茹ですぎに気をつけましょう。血合いは、竹串で丁寧に取り除きましょう
  • 鮭の白子は、ビタミンB1やカルシウムやリンなどのミネラルが豊富で、低カロリー高たんぱく質低コレステロール、しかも脂肪分が少ない様々な栄養素が豊富な食品です

秋鮭の切り身の近くに並んで置いてあるので、ぜひ見かけたら手に取ってみてはいかがでしょうか。また寿司のネタにあるときは、ぜひ召し上がってみましょう!

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