ゆずやスダチは日本で人気の高い香酸果実として有名で、お肉やお魚、その他様々な料理のトッピングとして長らく人気を博しています。今回は香酸果実の中でも「ゆず・すだち・かぼす」について紹介していきます。
それぞれ風味などは違いますが、とにかく見た目が似ていますよね。すだちやカボスは緑色だから、ゆずと違うことは一目瞭然じゃないか!と思う方も多いですが、スダチやカボスも熟すと黄色くなりますよね。素人目ではなかなか見分けるのは難しいです。
ゆずやスダチ、カボスについて、それぞれの特徴や違いを詳しく紹介していければと思います。今回紹介していくテーマは、
- 柚子とすだちとかぼすの特徴と使い方、栄養素は?
- 柚子とすだちとかぼすの違いと見分け方とは?
- すだちとレモンはどう違う?
- 柚子とすだちとかぼすの選び方と保存方法
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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柚子とすだちとかぼすの特徴と使い方、栄養素は?
ゆずとスダチ、カボスはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか?それぞれの風味の特徴や味に注目して紹介してきます。
複雑な風味の柚子
「ゆず」と聞くと、一般的な方は黄色の果実を想像される方が多いですが、実は「青ゆず」と呼ばれる青い柚子も販売されます。ゆずが出回る時期は、冬至などのイベントごとがある11~12月頃と、8~10月頃の夏があります。
夏はまだ完熟していない青ゆずが出回ることが多く、冬が近づくと完熟になった黄色い柚子が出回ります。独特の重厚感のある風味と、爽やかな酸味や苦味など、複雑な味わいを感じることができます。
クセのないすだち
「すだち」は徳島県の特産品として有名で、国内に流通しているすだちは「ほぼ全て徳島県産」と言っても過言ではないでしょう。(約97%が徳島県産)ゆずやカボスよりも一回り小さく、ゴルフボールくらいの大きさをしています。
爽やかでクセがないため、多くの食材と相性が良いこともスダチの特徴の一つです。お酒やさんま、マツタケなど、日本の様々な食事シーンで登場します。
バランスがいいかぼす
「かぼす」はゆずと同じくらいの大きさで、流通している時はほとんど緑色ですが、完熟になると黄色い見た目になります。黄色くなるとゆずと見分けるのが難しくなります。
カボスは大分県の特産品で、ドレッシングや酢の物などにお酢の代わりとして使用すると美味しくなります。熟して黄色くなると風味が落ちるため、旬は青玉のうち収穫される8~10月頃とされています。
柚子とすだちとかぼすの違いと見分け方とは?
ゆず・かぼす・すだち、それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
特産地が違う
日本を代表する香酸果実として人気が高い3品ですが、それぞれが特定の県の特産品となっています。ゆずは「高知県」、かぼすは「大分県」、すだちは「徳島県」が特産品として登録されています。
近隣のスーパーに出向いた際は是非産地を確認してみてください。ほとんどがこの産地の商品です。
大きさが違う
続いての違いはそれぞれの「大きさ」です。どれも収穫時期などによって大きさはまばらですが、一般的には「かぼす>ゆず>すだち」の順番で大きさが小さくなっていきます。
色が違う
最後の違いは「色」です。一般的にはゆずは黄色、かぼすは青色、すだちは青色で販売されることが多いです。しかし先ほども紹介した通り、熟すとどれも黄色くなりますし、ゆずも熟す前は青色です。収穫時期によって色は違うと覚えておきましょう。
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すだちとレモンはどう違う?
続いてはスダチとレモンの違いについて紹介していきます。酸味や風味に着目して紹介していきます。
酸味が違う
スダチとレモンの酸味はどのような違いがあるのでしょうか。一般的には「すだち>レモン」です。スダチの方が酸味が強いです。しかし酸味の感覚がどれも違うため、食べた人の感覚で違いも出るでしょう。
風味が違う
続いて風味の違いはあるのか紹介していきます。恐らく日本人のほとんどはレモンの方が食べる機会が多いため、なんとなく「レモンは洋風」、「すだちは和風」の風味などと例えられるでしょう。
すだちは「優しくまろやかな風味、でも酸味は強い!」という特徴があり、レモンは「透き通るような爽やかな酸味とピリッとした酸味」を感じることができるでしょう。どっちも筆者は大好きです♪
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柚子とすだちとかぼすの選び方と保存方法
ゆず・すだち・かぼす、それぞれの美味しい選び方や保存方法について紹介していきます。
選び方
まず選び方ですが、特に注目していただきたい部分は「硬さと色」です。柑橘類は熟してきたり収穫してから時間が経過すると、果実が柔らかくなります。皮の水分が飛ぶことによりハリが無くなるからです。
もう一つの色ですが、黄ゆずは黄色、かぼすは青色、スダチは青色を選ぶようにしましょう。青ゆずは青色を選びます。この色の時が一番風味や味わいが美味しいからです。
カボスやスダチは完熟になると黄色になり、黄色いカボスやスダチも食べられますが使用するシーンによっては満足いかない場合もあります。
保存について
続いて保存方法ですが、柑橘類は乾燥に弱いという弱点があります。そのため秋から冬の季節であれば直射日光のあたらない場所であれば常温保存で大丈夫です。新聞紙などに包んで保存しておくとかなり日持ちします。
夏場は新聞紙に包んで冷蔵庫にしまうと良いでしょう。そのままむき出しにしておくと、水分と共に風味も飛んでしまうので、何か紙に包んで保管しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、ゆずやすだち、カボスといった香酸果実の違いについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- ゆずは高知県の特産品として有名で、晩夏は青色、冬は黄色で流通することが多い。
- カボスは大分県の特産品で、青色で流通する。大きさが一番大きい。
- すだちは徳島県の特産品で、国内の97%は徳島県産。酸味が強い。
いかがでしたか?香酸果実について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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