高カカオでアレルギーになる?症状は?対処法やなりやすい人も

高カカオチョコレートは、最近では健康にいい食材として人気がありますよね!高カカオはダークチョコレートとも呼ばれており、一般的なチョコレートよりも栄養効果が高いと言われています。ですが高カカオチョコレートを食べることでアレルギー症状が出てしまう可能性はあるのでしょうか?今回は、

  • 高カカオの特徴は?
  • カカオアレルギーとは
  • カカオアレルギーとチョコレートアレルギーの違いは?
についてご紹介させていただきます。「高カカオチョコレートが大好きでよく食べる!!」という方や、「チョコレートは好きだけど、カカオやチョコレートでアレルギー症状が出る可能性はあるのかどうか気になる…。」という方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。

スポンサードリンク

高カカオとは

高カカオチョコレートには、カカオに含まれる「カカオポリフェノール」が豊富に含まれています。この「カカオポリフェノール」が健康面にさまざまな良い効果をもたらしてくれると期待されているのです。それでは一体、そもそも「高カカオ」とはどのような食材のことを言うのでしょうか?以下に記載させていただきます。

高カカオの特徴

高カカオチョコレートには実ははっきりとした定義はありません。ですが一般的には高カカオチョコレートとは、カカオの含有率が70%以上のチョコレートのことであると言われることが多いです。ちなみに一般的なチョコレートのカカオ含有率は30%~50%ほどで、そこに砂糖やミルクなどを配合することで甘〜いチョコレートに仕上げています。高カカオチョコレートはその点カカオ含有率が70%以上ですので、その分砂糖やミルクなどの量は少ないです。てわすのでチョコレートの主原料であるカカオ特有の味わいを存分に楽しむことができます。甘さがやや控えめなので甘すぎるものが苦手という方にはおすすめです。

購入場所・価格は?

高カカオチョコレートはスーパーやコンビニでも購入することができます。

スポンサードリンク

高カカオでアレルギーになる?

高カカオについてがよくわかりましたね!それでは一体、高カカオでアレルギー症状が起きてしまう可能性はあるのでしょうか?以下に記載させていただきます。

カカオアレルギー

カカオアレルギーはカカオマスに基因するアレルギーと言われています。カカオマスには微量ですがニッケルが含まれていると言われているので、ニッケルによる接触アレルギーの悪化をもたらしたという報告がされています。

対処法やなりやすい人は?

ニッケルアレルギーとは、汗の塩分などによりニッケルがイオン化して体内に取り込まれ、ネックレス・ピアスや時計などによる皮膚のかぶれを生じることを言います。食品の中に微量の金属が含まれていると、その症状を悪化させることがあると言われています。そのためニッケルアレルギーの人はカカオの摂取は控えた方が良いと言えるでしょう。日本食品油脂検査協会によると、カカオ豆のニッケル含量は平均5.12 ppm、カカオマスのニッケル含量は平均4.81 ppm、市販のカカオ加工食品の場合はブラックチョコレートのニッケル含量は平均1.09 ppm、ホワイトチョコレートのニッケル含量は0.04 ppm、粉末ココアのニッケル含量は平均12.7 ppmと言われています。対処法としてはアレルギー症状が出た場合にはまずは病院で診てもらうと良いでしょう。

スポンサードリンク

高カカオでのアレルギーの症状

それでは高カカオのアレルギー症状には一体どんなものがあるのでしょうか?以下に記載させていただきます。

喉のかゆみ・くしゃみ

高カカオを食べた後数分以内に唇や舌・口の中や喉にかゆみやしびれ・むくみなどの口腔アレルギー症候群が現れることがあります。

吐き気・呼吸困難

アレルギー症状には、吐き気などの消化器症状もありますし、ひどい場合には呼吸困難などの症状が出てしまう可能性もあります。

スポンサードリンク

カカオアレルギーとチョコアレルギーは違う?

はてな

カカオアレルギーについてがよくわかりましたね!カカオアレルギーとチョコアレルギーは違うものなのでしょうか?以下に記載させていただきます。

全く違うアレルギー

チョコレートアレルギーとカカオアレルギーは似ているようで実は違うものなのです。チョコレートアレルギーとは、チョコレートを食べた際にアレルギー反応が出ることを言います。チョコレートアレルギーの原因は、チョコレートに含まれる大豆・乳・ナッツ・卵を含む小麦加工品のタンパク質によるものと言われていますが、カカオアレルギーはカカオマスに基因するアレルギーで、カカオマスに含まれる微量のニッケルが関係しているとも言われています。

どちらの症状がひどい?

アレルギー症状には個人差もありますので、どちらの方が症状がひどいと言うのは一概には言えません。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 高カカオチョコレートには実ははっきりとした定義はない。ですが一般的には高カカオチョコレートとは、カカオの含有率が70%以上のチョコレートのことであると言われることが多い。ちなみに一般的なチョコレートのカカオ含有率は30%~50%ほどで、そこに砂糖やミルクなどを配合することで甘いチョコレートに仕上げている。高カカオチョコレートはその点カカオ含有率が70%以上なので、その分砂糖やミルクなどの量は少ない。
  • カカオアレルギーはカカオマスに基因するアレルギーと言われている。カカオマスには微量だがニッケルが含まれていると言われているので、ニッケルによる接触アレルギーの悪化をもたらしたという報告がされている。
  • チョコレートアレルギーとカカオアレルギーは似ているようで実は違うものである。チョコレートアレルギーとは、チョコレートを食べた際にアレルギー反応が出ることを言う。チョコレートアレルギーの原因は、チョコレートに含まれる大豆・乳・ナッツ・卵を含む小麦加工品のタンパク質によるものと言われているが、カカオアレルギーはカカオマスに基因するアレルギーで、カカオマスに含まれる微量のニッケルが関係しているとも言われている。