「自分で作る食事、なんだかいつも同じ感じだな」と思うことってありませんか?たまには違う味や食材を使いたい!と思ったとき、豆苗を活用してみるのはいかがでしょうか。
そこで今回は、
- 豆苗の特徴
- 豆苗はどんな味?
- 豆苗の食べ方・活用例
コチラの内容について紹介していきます。
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目次
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豆苗の特徴
豆苗の本来の旬は春先の3月から5月頃です。ですが、栽培方法によっても異なるため、年間を通してスーパーで購入することができます。まずは、豆苗が持つ栄養やその効果などについて詳しく解説していきます。
豆苗とは?
豆苗は、えんどう豆が発芽した際にできる若い葉です。使い終わった野菜クズから自宅でも簡単に再度収穫することができることが特徴です。また、 他の野菜に比べて安価なのも魅力の1つです。
カロリー・栄養素
豆苗の魅力は味や価格だけでなく、低カロリーで栄養が豊富なことも挙げられます。豆苗のカロリーと主な栄養素は次の通りです。
豆苗の栄養素
- βカロテン
- ビタミン群(B1・B2・B6)
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンA
- ナイアシン
- パントテン酸
- 葉酸
- 食物繊維
健康効果
小松菜とほぼ同等のβカロテンとビタミンCを含む豆苗は、強い抗酸化作用があり皮膚や粘膜の健康を保ったり、老化や生活習慣病の予防効果もあります。その他、骨の形成を助けるビタミンKや整腸作用のある食物繊維、DNAの合成を助け成長を促す葉酸など、 豊富な栄養を含んだ豆苗を食べることで、その幅広い健康効果を得ることができます。
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豆苗はどんな味?
低カロリーかつ栄養豊富な豆苗、一体どんな味がするのでしょうか。味の評判や、生食と加熱の違いについても詳しく紹介していきます。
生食はできる?
再生栽培した豆苗には、根元にカビ・雑菌が発生している可能性が高いです。そのため、収穫した豆苗はきれいに洗い加熱処理するなど、下処理をしてから食べるようにしてください。
一方で、市販のものは農薬不使用で水耕栽培されているものが多いため、生でも問題なく食べることができます。
味の評判
豆苗は 茎ごと食べることができ、 シャキシャキした食感とほんのりした甘味が特徴です。アクが少なく豆の風味も感じられるため、豆類が好きな人には特におすすめです。
ですが食材には好き嫌いが付きもの。おいしいと感じる人もいる一方で、「青臭い」「苦い」「食感が苦手」という人もいるようです。
味が似ている野菜は?
豆苗は、発芽した際にできる若い葉であるいわゆる「スプラウト食材」です。
そのため同じスプラウト食材である、かいわれ大根やブロッコリースプラウトは味わいが似ており、それぞれ代用品として使うのもOKです。
加熱で味が変わる
生食されることが多い豆苗ですが、もちろん加熱してもおいしく食べられます。 加熱することで豆苗が持つ「青臭さ」や「豆の風味」が和らぎます。
まずは一度生食してみて、好みに合わせて活用方法を変えるのがおすすめです。
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豆苗の食べ方・活用例
安価な上に、自宅で再収穫できる豆苗は食卓の強い味方です。自宅で使う場合、下処理などは必要なのでしょうか。最後に、活用方法と保存方法も含めて紹介していきます。
下処理の方法
豆苗はアク抜きなどの必要がなく、下ごしらえもとても簡単です。
パッケージから取り出したら、豆と根の部分(豆の上1〜2cm程度)から茎をカットしましょう。
次に、流水できれいに水洗いします。最後に、食べやすい大きさや調理法、料理に合わせてカットすれば完了です。
サラダに
豆苗本来の味と食感が楽しみたいなら、やはり生食でサラダにするのがおすすめです。豆苗だけでも立派なサラダですが、もちろん他の野菜と合わせればさらに食感が楽しめます。また、生で使うなら、冷奴のお供にしたり、酢の物にしてもおいしく食べられます。
ナムルに
生の風味が少し苦手なら、ナムルはいかがでしょうか。さっと茹でてごま油や鶏ガラスープの素、塩で味付けするだけで食べやすくなりますよ。
副菜としても、ちょっとしたおつまみとしてもおすすめです。
鍋・スープに
豆苗の栄養は水や油に溶け出すので、スープやお鍋に入れて使うのもおすすめです。ほっと落ち着く卵を使った中華スープや、すき焼き、しゃぶしゃぶ、おでんなどにも活用できます。また、キムチ鍋や火鍋など辛味のある鍋に入れることで、豆苗の甘さが引き立ちます。
上手な保存方法
豆苗は常温保存には向きません。冷蔵が基本で、冷凍も可能です。
保存方法はそれぞれ次の通りです。
未開封 | 冷蔵 | 立てて置く |
カット済 | 冷蔵 | 保存容器に水を入れて密閉 |
カット済 | 冷凍 | 洗って水気を切り保存袋に入れる |
ただし、冷凍保存はシャキシャキした食感や豆苗本来の風味が損なわれます。一度冷凍した豆苗は煮込みやスープに活用しましょう。
まとめ
「豆苗はどんな味?美味しい?まずい?食べ方は?サラダは?生は危険?毒は?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 豆苗は発芽後のえんどう豆の若い葉
- 豆苗は低カロリーで栄養も豊富
- 豆苗は豆の風味と青臭さが特徴
- 豆苗は生食OK
- 豆苗の味は加熱で和らげることもできる
- 豆苗はサラダやナムル、鍋料理などもおすすめ
豆苗は使い方で味わいも変わり、何にでも使える万能食材です。ぜひこの記事を参考に、豆苗を賢くおいしく楽しんでくださいね。
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