ひき肉が生焼けの場合の見分け方を紹介!うまく火を入れるコツも

ひき肉を使用したハンバーグは火加減が難しいことでも有名ですよね。中まで火が通ったかな?と不安に感じることも多いですよね。今回は、生焼けのひき肉の見分け方について解説していきます。

ハンバーグや肉団子を作った時、食べる時になって割ってみたら中心部分がなんとなく加熱不足・・・ということもありますよね。再度加熱するのも手間ですし、焼いている途中から見分ける方法があればうれしいですよね。そこで今回は、

  • ひき肉が生焼けの場合の見分け方は?
  • ひき肉にうまく火を入れるコツ
  • ひき肉の選び方・使い分け方
  • ひき肉とミンチは違う?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

ひき肉が生焼けの場合の見分け方は?

ひき肉が生焼けの場合の見分け方について解説していきます。どれも焼いている途中で見分けることができる方法ですから、調理しながらチェックしてみてくださいね。

肉汁で見分ける

まず一つ目に紹介する見分け方は「肉汁の色」で見分ける方法です。ハンバーグや肉団子など、中心部分が見えない練り物レシピの場合は肉汁の色で見分けましょう。

ハンバーグを両面しばらく焼いてから、中心部分に楊枝や箸で穴をあけ、流れてくる肉汁の色を確認してみましょう透明で透き通った肉汁であれば加熱済み、濁った肉汁が出てきた場合は加熱不足と判断することができます。

肉の色の変化で見分ける

続いて紹介する見分け方は「お肉の色」で見分ける方法です。赤色から茶色に変わっていればしっかり加熱されていると判断してよいでしょう。

混ぜ合わせる食材によっては、「よく焼いたのになぜか中のお肉が赤い」という現象が見られます。これはお肉に含まれる「ミオグロビン」と、玉ねぎに含まれる「亜硝酸塩」が化学反応したことが原因です。

その場合は先ほど紹介した肉汁の色で判断すると良いでしょう。

ひき肉にうまく火を入れるコツ

ひき肉の加熱不足を防ぐためには、加熱方法も大切です。よく焼くためにはいくつかポイントがありますから、調理する際は参考にしてみてくださいね。

蒸し焼きにする

肉団子やハンバーグを作る際に有効な手段として、「蒸し焼き」にするという焼き方があります。片面焼き色を付けた後、一度ひっくり返してフタをします。フタをすることで蒸気で蒸し焼きにされ、しっかり中まで加熱されます。

電子レンジを使う

加熱不足が不安という場合は、「電子レンジでの加熱」も試してみてくださいね。調理が終わって焼き加減を確認したらまだ生焼けだったという場合に有効です。あまり長時間加熱するとお肉がパサつきますから、短時間で何度か加熱すると良いでしょう。

スポンサードリンク

ひき肉の選び方・使い分け方

スーパーなどでひき肉を選ぶ際は、どのようなポイントを意識して選べばよいのでしょうか?また、種類別の使い方などについても解説していきますので、購入する際に参考にしてみてください。

牛ひき肉・豚ひき肉の使い分け方法

ひき肉を選ぶ際は「お肉の色・ドリップが見られないか」をチェックして購入すると良いでしょう。全体が鮮やかなピンク色、ドリップは見られないか、この2つをクリアできていれば安心安全の商品と言えるでしょう。

商品別の使い分けについては、牛ひき肉であれば「ハンバーグ・ロールキャベツ・肉じゃが・和風パスタ」、豚ひき肉であれば「餃子・麻婆豆腐・春巻き・キーマカレー」などがおススメです。

しかし基本的には、ハンバーグを豚挽き肉で作っても大丈夫ですし、餃子をヘルシーにしたいから鶏ひき肉で作る、といったことも有りです。どのお肉でも美味しく作れますから、それほど気にしなくても大丈夫ですよ。

合い挽き肉の使い方

合い挽き肉は複数のお肉を合わせたひき肉で、それぞれのデメリットを補い合うことができます。そのため料理の幅も和・洋・中と広く使うことができます。

ミートドリアやロールキャベツといった洋風料理はもちろんの事、ハンバーグや肉団子といった練り物、ミートコロッケなどの揚げ物など、どの料理でも美味しく作れますよ。

スポンサードリンク

ひき肉とミンチは違う?

ひき肉の事を「ミンチ」と呼ぶ方も多いですが、ミンチとひき肉は同じ商品を指す言葉なのでしょうか?ミンチとひき肉について解説していきます。

意味はどちらも同じ

結論から申し上げますと、ミンチとひき肉の意味はどちらも同じです。どちらも細かく刻んだお肉を刺す名称であることから、ミンチでもひき肉でも通用します。

海外ではミンチは通用しない

日本ではミンチでもひき肉でも大抵の方には通じますが、海外に出かけた際はミンチでは通用しません。というのもミンチの語源は、英語で刻むを意味する「ミンス」が変化したことによって生まれた和製英語と言われているからです。

そのため海外でミンスと言っても中々ひき肉には辿り着けないでしょう。アメリカでは「ground meat」、イギリスでは「minced meat」がひき肉を意味します。

まとめ

今回は、ひき肉の生焼けを防ぐ方法や、ひき肉の種類別の活用方法などについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • ひき肉の生焼けを防ぐ場合は、肉汁の色やお肉の色の変化で焼き加減を見分ける。
  • 美味しいひき肉の選び方は、全体がピンク色・ドリップが見られない商品を選びましょう。
  • ミンチは和製英語なので海外では通じない。

いかがでしたか?ひき肉の調理方法や焼き加減の見分け方について、少しでも知識が深まれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク