果物屋さんなどで見かける「プラム」。よく似ているものに「プルーン」があります。一体この2つの果物はどんな風に違うのでしょうか?また、日本でお馴染みの「すもも」とはどのように違うのでしょうか?
今回は、プラムとプルーン、そしてすももとの違いを詳しく解説していきます。先に記事内容を一覧にしてみたので、見ていきましょう。
- プラムとは一体どんなもの?
- プルーンとプラムって何が違うの?
- すももとプラムって何が違うの?
こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、プラムとプルーンの違いを徹底理解してしまいましょう。
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目次
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プラムについて
まずは、「プラム」とはどんな果物なのか見ていきましょう。果物屋さんなどで、パックに入って販売されているはずです。
プラムの効能
プラムを食べると、様々な健康効果があると言われています。一体どんな効果があるのか、簡単にまとめておきましょう。
- 便秘の改善
- 目の疲れを改善
- アンチエイジング効果
- 貧血予防
- 冷え性改善
- 高血圧予防
プラムには、豊富な食物繊維が含まれているので、便秘の改善にはぴったりです。またポリフェノールの一種である「アントシアニン」が豊富に含まれているので、眼精疲労の改善に役立ちます。さらには、抗酸化作用の高い物質が入っているので、アンチエイジングにも効果的でしょう。
ビタミンEなどの血行を促進してくれるビタミンが入っているので、冷え性の方にもおすすめの果物です。また、カリウムなどのミネラル分も豊富なので、高血圧を気にされている方にも、ぴったりの果物だといえます。
選び方
プラムを購入する時、選び方のポイントをいくつかご紹介しておきます。
- 皮にハリがあるプラムを選ぶ
- 見た目の色が濃い物を選ぶ
- 持った感じが重たいプラムを選ぶ
- ブルームと呼ばれる、白い粉が表面に付いているものを選ぶ
こんな感じで、とにかく「皮にハリがあって、色が濃い物」を選びましょう。表面にブルームと呼ばれる白い粉が付着しているプラムはまだ採れたて新鮮です。ブルームの有無は鮮度を表すのにかなり重要でしょう。
保存方法
プラムをご家庭で保存する時は、新聞紙などにくるんで、冷蔵庫で保存するようにしましょう。野菜室を利用るするといいかもしれません。新聞紙でくるむことで、表面が乾燥するのを防ぐことが出来ます。また、まだ実の色が青いプラムは、常温で追熟させ、食べごろになったら冷蔵庫に移動させるといいでしょう。
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プラムとプルーンの違いとは?
そんなプラムとよく似ている「プルーン」はどんな果物なのでしょうか?この2つはどう違うのでしょうか?
プラムは中国原産
結論から書いておくと、プラムもプルーンも同じ果物の仲間です。プラムは「中国原産」の日本すもものことを言っています。広義の意味でプラムを捉えると、プルーンと全く同じ果物なのです。味を比べてみてもそこまで違いはないでしょう。
プルーンはヨーロッパ原産
そして、プルーンと言うと「西洋すもも」のことになります。西洋すももはヨーロッパ原産で、プラムとは「原産地が違うだけ」です。また、日本では「プルーン」というと、種を取り出して乾燥させたものを指すこともあります。
基本的には全く同じ果物ですが、生のままだとプラムと呼ばれてしまうのです。生のままでも乾燥させたものでも、同じように栄養価は高いので、出来るだけ継続して食べ続けたい果物となっています。
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すももとプラムの違いとは?
では、日本ではお馴染みの「すもも」と「プラム」はどのように違うのでしょうか?こちらも見た目は殆ど変わりません。
どちらも同じもの
実は、すもももプラムも同じものです。もう少し分かりやすく解説すると「すもも」という大きな分類があり、その中にプラムとプルーンが含まれているようなイメージです。なのですももと聞いても、プルーンと聞いても、プラムと聞いても、全て同じ物だと思っておきましょう。
すももを乾燥させてしまえば、日本でお馴染みのプルーンになるのです。
日本での呼び名がすもも
プラムやプルーンという果物の名前は、日本ではあまりなじみがないかもしれません。基本的に日本では、プラムもプルーンも「すもも」として呼ばれています。なので、すももと聞くと、プルーンやプラムを思い浮かべて問題ありません。
ドラッグストアなどで販売されている、乾燥したプルーンも、すももと全く同じ物なので、全部一緒の果物だと思っておきましょう。プラムもプルーンもすももも、体には非常にいい果物の種類です。アンチエイジング効果などを期待している人は、毎日継続して食べてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「プラムとプルーン、すももの違い」を詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめたので、簡単に振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- プラムもプルーンもほぼ同じ果物
- プラムは中国原産で、プルーンはヨーロッパ原産
- 日本では乾燥させたものを「プルーン」と呼ぶこともある
- プラムもプルーンもすももも全て同じ物
こんな内容になっていました。あなたもすももやプルーン、プラムをしっかりと食べて、毎日健康に過ごせるようになってしまいましょう。乾燥したプルーンであれば、食べやすいのでお勧めです。ヨーグルトと一緒に食べても美味しくなるはずです。
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