皆さんはオリーブの実を食べたことがありますか?ワインなどのアルコール飲料をよく飲む人は食べたことがあると思いますが、あまり頻繁に食べるものではないですよね。
オリーブの実はとっても風味がよく、料理に合わせることで味わいを豊かにすることが出来る素晴らしい食品ですが、食べ過ぎには少し注意が必要です。
今回の記事では、
- オリーブってどんな食べ物?
- どこで栽培されている?
- カロリーは?
- 栄養は?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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オリーブってどんな食べ物?
オリーブは果実に油分を多く含んでおり、食用油の一つであるオリーブオイルの原料になります。それ以外にも、加熱すると苦味が弱まることからピクルスやピザの材料にもなります。
国内では小豆島での栽培が有名ですが、少しずつ全国各地にも広がりを見せ始めています。
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地中海地方で多く栽培されている
オリーブはイタリア、スペイン、ポルトガルなどの地中海地方で多く栽培されています。これらの国々では、たくさんのオリーブの実が量り売りで売られています。スーパーではたくさんの瓶詰めのオリーブを見ることができますよ!毎日の食卓に欠かせないものなんですね!
あのザビエルが持ってきた!?
オリーブが日本に渡ってきたのは安土桃山時代と言われています。なんとあのポルトガル人の宣教師フランシスコザビエルが持ってきたと言われているんですよ!当時の日本人はオリーブオイルを「ポルトガルの油」と呼び、主に薬として使っていたそうです。
オリーブには旬がある?
オリーブは世界中で栽培されていますが、それぞれの国で旬の時期が違います。
- イタリアの旬は10月から11月
- スペインの旬は11月から2月
- ギリシャの旬は10月から1月
- 日本の香川県小豆島の旬は10月から11月
旬の時期に食べるオリーブはとても香りがよく、オリーブらしさをしっかりと感じられる味わいです。
ちなみにオリーブの実は食用として使われることが多いのですが、オリーブの葉もオリーブ茶として使うことが出来ます。オリーブ茶はとても体に良いお茶なので、ぜひ見つけて飲んでみてはいかがでしょうか!
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オリーブに多く含まれる主な3つの栄養素
オリーブにはアンチエイジング効果のあるビタミンEとβカロテンを豊富に含みます。油脂成分は免疫力アップに働くオレイン酸です。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
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オリーブのカロリーは?
オリーブの実は色によってカロリーが異なると言われています。
- ブラックオリーブ118kcal
- グリーンオリーブ145kcal
それほどオリーブの実はカロリーが高くありません。しかしこれから説明する栄養成分が、体に及ぼす影響がとても強いと言われており、人によっては下痢になったり栄養過多になってしまうことがあるそうです。なので食べ過ぎには注意!1日の目安量は5〜6個と言われています!
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オリーブの実の食べ方
漬けてあるものをそのまま食べる
日本ではあまり見ることができませんが、オリーブは塩漬けや油漬けになって瓶詰めで売られていることが多いです。そのまま直接食べることも出来ますし、細かく刻んで様々な料理に使うこともできます。
ビールやワインのおつまみとして食べる
地中海沿岸に住む人たちは、ビールやワインのおつまみとしてオリーブの実をかじりながらお酒を嗜むそうです。日本ではあまり馴染みのない食べ方ですが、現地の方と同じ食べ方をして楽しんでみてはいかがでしょうか?
サラダに入れる
オリーブの実は塩漬けや油漬けになっているため、サラダに入れると味のアクセントになってとても美味しいです。オリーブの特有の風味に、病みつきになっちゃう人も多いみたいです。
サンドイッチに挟む
レタスとオリーブそして自分の好きなソーセージやベーコンなどを入れて、サンドイッチに挟むととても美味しいんです!油っぽい肉類と一緒に食べると、オリーブの爽やかな風味が脂っぽさを中和してくれるのでおすすめです!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- オリーブは果実に油分を多く含んでおり、食用油の一つであるオリーブオイルの原料である
- 国内では小豆島での栽培が有名
- ポルトガル人の宣教師フランシスコザビエルが持ってきたといわれている
- 色によって少しカロリーが異なる
- 1日の目安量は5〜6個
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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