平たい見た目とまぶしいほどの銀色が特徴的な「太刀魚」。焼き魚はもちろんの事、お刺身や煮魚など幅広い調理方法で食べられる有名なお魚です。今回は、太刀魚の刺身の日持ち期間について解説していきます。
太刀魚の旬は6~10月の夏の時期と言われていますから、お刺身などで召し上がる際は食中毒に注意する必要があります。腐ってしまった場合はどのような変化がみられるのでしょうか。そこで今回は、
- 太刀魚の刺身の保存期限は?
- 腐るとどうなる?
- 漬けにすれば保存期限は変わる?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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太刀魚の刺身の保存期限は?
太刀魚のお刺身の保存期間はどのくらいなのでしょうか。具体的な日数や日持ち期間はどれくらいなのか詳しく見ていきましょう。
保存期限
太刀魚のお刺身の保存期限は、捌いた翌日までです。すべての刺身類に共通していることですが、お刺身は期限が短いため「消費期限」で表示されて販売されます。
賞味期限とは、「安全に食べることができる期限」であり、この期限を過ぎた場合は食中毒などを引き起こす可能性があるということです。お刺身やお弁当、お惣菜など、短期間の間に品質が著しく悪化する食品に表示をされます。
太刀魚のお刺身も非常にデリケートですから、当日中から翌日までには食べ切りたい所です。
日持ち期間は?
太刀魚の消費期限は先ほど紹介した通りなのですが、中には「寝かせることで美味しくなる」という情報もあり、冷凍と冷蔵の間くらいの温度の「氷温室」で寝かせて食べるという方もいるようです。
通常は2日以内程度に食べきる必要があるお刺身ですが、なんと9日間も美味しく食べ続けることができたそうです。しかも日が経つにつれ旨味や甘味が増してきてとても美味しいとのことです。興味のある方は以下の記事を参考に試してみてくださいね。
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腐るとどうなる?
太刀魚のお刺身が腐ってしまった場合はどのような変化がみられるのでしょうか。見た目・味・臭いの変化について詳しく解説していきます。
見た目
太刀魚の刺身が腐ってしまった場合は、見た目の変化も見られます。色が黒ずんだような深い色合いになったり、表面がネバネバとして来たりするでしょう。触ると糸を引くといった変化がみられることもあります。
このような変化が見られた場合は腐っていますから、諦めて廃棄しましょう。
味
太刀魚の刺身が腐ってしまった場合は、味の変化を感じるようになります。食べた時に強い生臭さや腐敗臭、苦味などを感じるようになります。このような変化が見られた場合は腐っていますから、諦めて廃棄しましょう。
臭い
太刀魚の刺身が腐ってしまった場合は、臭いにも変化を感じるようになります。魚の腐敗臭はとても強烈で、臭いを嗅いだだけで嗚咽してしまうような生臭さを感じます。魚が苦手な方にとっては耐えられない臭いでしょう。
別の袋などに入れてしっかりと封をしてから廃棄しましょう。
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漬けにすれば保存期限は変わる?
刺身は通常1~2日で食べられなくなってしまいますが、漬けにすると日持ち期間が長くなるという情報もあります。一体どれくらい日持ち期間が延びるのでしょうか。具体的な方法や保存期限について解説していきます。
保存期限
太刀魚を刺身漬けにした場合の保存期間は、冷蔵保存で3~4日程度です。生のままでの保存方法よりも2倍程度保存期限が伸びるので、実践する価値はあると言えるでしょう。
日持ち期間は?
太刀魚の刺身漬けの日持ち期間は冷蔵保存で3~4日程度です。消費期限は当日中から翌日中とされていますが、刺身漬けの場合の日持ち期間は自己判断になります。臭いがおかしい、ネバネバしている、アジに異常を感じるなどの変化を感じた場合は諦めて廃棄しましょう。
味の劣化は防げる
刺身漬けは高級な江戸前寿司でもこだわりの逸品と言われるほどで、旨味と独特の食感を味わうことができます。調味液につけることで日持ち期間も長くなり、美味しさも維持することができると言えるでしょう。
具体的な作り方は以下の記事で詳しく記載されていますから、本格的な刺身漬けが作りたいという方は参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、太刀魚の刺身の日持ち期間について解説していきました。
この記事をまとめると
- 太刀魚の刺身の消費期限は当日中から翌日中ととても短い。
- 刺身の日持ち期限を伸ばしたい場合は「刺身漬け」にすると2倍近く食べられる日にちが長くなる。
- 太刀魚のお刺身が腐ってしまった場合は、色の変化や臭いの変化、苦い味になるといった様々な変化が見られる。
いかがでしたか?太刀魚のお刺身の消費期限について、少しでも知識が深まれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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