おからの食べ過ぎで苦しいのはなぜ?便秘になる?どんな症状がでるの?

体に入食べ物の代表格「おから」。あなたはおからをどれくらいの頻度で食べるでしょうか?おからを食べ過ぎると体に悪いこともあるのでしょうか?今回は「おから」について以下のような事を解説していきます。

  • おからとはどんな食材なのか?
  • おからを食べ過ぎるとどうなってしまうのか?
  • おからは1日にどれくらいの量まで食べてもいいのか?

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、おからの魅力について徹底理解を深めていきましょう。

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おからってどんな食材?

 

まずは、おからとはどんな食べ物なのかを解説していきます。

大豆の絞りかす

おからとは「豆腐を作る際に投入を絞りだした搾りかす」のことです。豆腐は、大豆を茹でて細かく刻み、そこから「豆乳」を絞り出して、にがりで固めて作られます。その時に副産物として出てしまうのが、おからなのです。豆腐を作るだけでたくさんのおからが出ることになります。

ちなみに、現代ではおからの消費量が段々と減ってきていて、おからは世の中に余っている食材だとされています。

栄養が豊富

おからの特徴は「栄養が豊富なこと」です。おからに含まれる主な栄養素は以下の通り。

  • 食物繊維
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • ビタミンB2
  • 炭水化物
  • たんぱく質
  • 脂質

このように、人間の体に必要な栄養素が、いっぱい詰まっているのがおからなのです。ミネラル分まで取ることが出来、ビタミンも入っているので、健康な体作りを目指している人には、おすすめの食材になります。

特に食物繊維がすごい!

中でも「食物繊維の量」は非常に多いです。おから100g中に11gもの不溶性食物繊維が含まれています。この量は、ごぼうの2倍の量です。つまり、おからを食べると腸内環境を良くして、便秘の改善に役立ってくれるのです。

健康な体を維持しながら、腸内環境も綺麗にしてくれるため、昔から日本ではおからの人気が高かったのですね。

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おからは食べ過ぎ注意

そんな健康食品おからですが、食べ過ぎにはちょっとだけ注意が必要なようです。

食べ過ぎると苦しくなる?

おからに含まれる、不要性食物繊維は、胃腸の中で膨らんでしまう性質があります。つまり、少量を食べただけで満腹感が得やすいのです。しかし、食べ過ぎてしまうと「胃の中で膨らみすぎて苦しくなります」。

おからを食べ過ぎて出る、悪影響の一つは「苦しくなる」ということでしょう。他の食材と併せて、バランスよく食べ続けなければいけません。

消化に時間がかかるので胃腸に負担がかかる

おからは食物繊維が豊富なので「消化に時間がかかる」というデメリットもあります。普通の人でも完全に消化するまである程度の時間が必要なので、胃腸が弱い人はさらに消化の時間が必要になってくるでしょう。自分の体質に合わせて、食べる量を決められることをおすすめします。

1度に大量に食べない事も必須です。毎日少しずつ適量を継続して食べ続けるようにした方が、胃腸にも負担が少なくて済むでしょう。

便秘の原因にも

おからに含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」です。不溶性食物繊維は、適量を食べると腸の蠕動運動を活発化させて、便を押し出す作用があります。しかし、摂取し過ぎてしまうと、逆に腸の中で膨らんでしまい、便秘を悪化させることに繋がるのです。

おからを食べ過ぎると逆に便秘になる可能性があります。量に気を付けて食べていくようにしましょう。

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おからは一日どれくらいまで食べていいの?

では、おからは1日にどれくらいの量を食べると適量になるのでしょうか?おからの食べ方をご紹介しておきます。

一日の摂取量は?

おからの1日の摂取量の目安は「大さじ2から3程度」です。あまり多くない量ですが、この程度食べるだけで十分に体にいい効果が期待できるのです。もし、量が少なく感じるようであれば、卯の花などの和え物にして、野菜と一緒に食べると満腹感も得やすくなるでしょう。

卯の花にすると、味もしっかりついているので食べやすくなります。

一緒に食べると良いものは?

おからには、多くの不溶性食物繊維が含まれています。前述した通り、不溶性の食物繊維を沢山摂取してしまうと、胃腸の中で膨らんでしまい、胃腸に大変負担をかけてしまいます。もし、おからの食物繊維の効果をもっと引き出したいのであれば、以下のような食材と一緒に食べてみましょう。

  • ヨーグルト
  • 納豆
  • いんげん

ヨーグルトには、多くの乳酸菌が含まれているので、おからの食物繊維の効果をさらにアップさせることが出来ます。また、納豆やいんげんには「水溶性の食物繊維」がたくさん含まれているので、食物繊維の摂取のバランスが良くなります。腸内環境をもっと整えることが出来るでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「おからを食べ過ぎると苦しくなるのはどうして?」という内容で記事をまとめてきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • おからは栄養バランスの優れたスーパーフード
  • おからには不溶性の食物繊維が沢山入っている
  • おからを食べ過ぎると、腸の中で膨らんでしまい、便秘になってしまう
  • おからは1日に大さじ2から3程度の量が限度量

こんな内容になっていました。あなたも早速スーパーやお豆腐屋さんで、おからを手に入れてみてはいかがでしょうか?

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