山芋でかゆくならない方法は？かゆい理由はアレルギー？対処法は？

山芋の調理をしているとき、手がかゆくなることはありませんか？

毎回かゆくなるわけではないけど、皮膚の薄いところや手の甲などはかゆくなりやすい･･･アレルギーなのかも？と思った方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、アレルギー症状として皮膚の蕁麻疹やかゆみはありますが、それはアレルギーではない可能性もあるんです。そこで今回は、

についてご紹介します。

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山芋を触るとかゆくなる…

山芋を触ると、たまに手がかゆくなりますよね。

とくに皮膚の薄い部分はかゆくなりやすいので、山芋を触るときはなるべく皮膚の薄い部分に当たったり触ったりしないように気を遣いながら調理しているのではないでしょうか。

このようにかゆくなる原因は何なのでしょうか？詳しく解説していきます。

原因は？

シュウ酸カルシウムの針状結晶が、かゆみを感じるC繊維に刺さることでかゆみが起こります。

シュウ酸カルシウムは、山芋の他にも、里芋、タロイモ、未成熟のパイナップル、観葉植物のモンステラやリュウゼツランなどにも含まれています。

アレルギーじゃないの？

触ったときに手がかゆくなっても、正しく対処して症状が治まれば、アレルギーの心配は少ないと思います。

しかし、対処しても症状が長引く場合は、アレルギーの可能性があります。

山芋のアレルギーは、 アセチルコリンなどの仮性アレルゲンが原因であることが多い です。

特徴は、食べたら必ずアレルギー症状が出る食物アレルギーとは違い、毎回症状が出るわけではないという点です。

山芋を食べて体調が悪くなったときは、その日の体調や最近ストレスが強い状態が続いていなかったか振り返ってみてください。

体調がよくなかったりストレスが溜まっていたりすると、症状が出やすくなります。

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かゆくなったらどうすればいい？

かゆくなった場合でも、しっかり対処すればかゆみは治まります。

簡単な方法ですので、かゆくなったときはぜひ試してみてください。

酢をつけて洗い流す

ボウルに張った水に酢小さじ1杯程度で十分です。

もし症状が治まらなければ少し足して様子を見てください。

かゆい部分に酢やレモン汁を直接塗り込むのも効果があります。

酢水やレモン水を作る時間がないときは、直接塗り込んでから洗い流してください。

お湯につける

お湯を事前に作っておいたり、蛇口からお湯が出るようにしておくとすぐに対処できていいかと思います。

酢水やレモン水を作っておくより簡単なので、かゆくなったらまずはお湯で洗ってみるといいでしょう。

酢水やレモン水で洗った後、仕上げにお湯で手を洗うとより効果的です。

米で擦って揉む

意外なことに 米は酸性ですので、米で擦り洗いをするとかゆみを軽減できます 。

山芋を使うメニューの日は、山芋の調理をしてからお米を研ぐと効率がよくていいと思います。

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かゆくならない為の事前の対処法は？

できればかゆくならないようにしたいのが本音ですよね。

実は、かゆくならないための事前の対処法があります。

どれも簡単な方法ですので、長芋の調理の際にぜひ実践してみてください。

皮を厚めにむく

皮を切りラップで包んで冷凍する

時間があるときは、調理前に冷凍しておきましょう。

あらかじめ酢水を手に付ける

すりおろすときは、皮をむいた山芋を酢水に浸けて10分ほど置いておくと、アクも抜けますし、持った時に手がかゆくなるのも防げます。

まとめ

今回は、山芋で手がかゆくなる原因と対処法についてご紹介しましたが、いかがでしたか？

山芋は、メインからおつまみまで何にでも使える万能な食材ですし、夏などで食欲も落ちる時期には、さらさらと食べやすいとろろは外せませんよね。

粉物のつなぎにたっぷり入れてふわふわ食感を楽しむためには、大量の長芋をすりおろす必要もあるので、いつもかゆみとの闘いでした。

簡単な対処でかゆみは回避できるので、調理前や調理中にぜひ活用してください。

かゆみと無縁の山芋調理ライフを楽しんでくださいね。

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