黒砂糖は砂糖の中でも特徴的な味わいですが、他の砂糖に比べて体に良いと言われています。食べると一体どんな効果があるのでしょうか?今回は、
- 黒砂糖のメリット&デメリット
- 食べ過ぎは体に悪い?
- 効果的な食べ方
こちらのテーマについて紹介いたします。
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黒砂糖とはどんな砂糖?
黒砂糖は『黒糖』とも呼ばれており、さとうきびのみを原料とした砂糖のことを言います。砂糖の原料には主に2つのタイプがあり、1つはさとうきび、もう1つはてん菜です。
白い『白砂糖』の原料にはこの2つつが両方使われており、製造方法にも違いがあります。黒砂糖はさとうきびの絞り汁をそのまま煮詰め、冷やして固めて作るので黒色になります。
黒砂糖の特徴としては、さとうきびに含まれるビタミンやミネラル類がそのまま含まれているので栄養価が高く、煮詰めることによって苦味や渋みがあります。
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黒砂糖を食べるメリット・効果
黒砂糖に含まれるミネラル類にはナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分・リンなどが含まれており、ビタミン類にはビタミンB1・B2・B6などのB群が豊富です。
これらの栄養成分によって期待できる効果には、このようなものがあります。
- 高血圧予防
- むくみ予防・改善
- コレステロールの上昇を抑える
- 便秘解消
また、黒砂糖にはフェニルグルコシドという成分が含まれており、糖分の吸収を抑制する働きがあります。コレステロール値の上昇を抑える働きもあるので、生活習慣病の予防にも効果があります。
黒砂糖の食べ過ぎは体に悪い?デメリット
黒砂糖には体に良いメリットがあることはわかりましたが、食べ過ぎると体に影響が出ることもあります。
- 下痢・腹痛
- 虫歯になりやすい
- 太る
- 糖尿病
黒砂糖にはビタミンやミネラル以外にも、オリゴ糖や食物繊維といったお腹の調子を整えるのに効果的な成分が含まれています。
適量であれば便秘を解消するなどの整腸効果が期待できますが、摂りすぎると下痢や腹痛になることもあります。元々お腹が弱い方は、食べ過ぎに注意してください。
また、糖分の吸収を抑えやすい砂糖だからといって食べ過ぎると、糖尿病リスクが高くなります。黒砂糖は砂糖であることに変わりはないので、糖尿病の方でも安心して食べられるというわけではありません。
食べると太る?
黒砂糖の効果には、糖分の吸収を抑えたりコレステロール値の上昇を抑制する効果がありますが、砂糖なので食べ過ぎれば太る原因にはなります。黒砂糖大さじ1杯あたり糖質量は約8g、カロリーは32kcalで、決して低いわけではありません。
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黒砂糖の効果的な食べ方は?
黒砂糖の効果的な食べ方として『そのまま食べる』のがありますが、これは加熱などの調理によって栄養成分が壊れないためです。黒砂糖に含まれる栄養素をそのまま摂ることができるので、オススメの食べ方です。
そのまま食べる以外の方法としては、コーヒーなどの飲み物に入れたり、料理の砂糖として使うなど用途は様々あります。
食べるタイミング
黒砂糖を食べるタイミングとしては、代謝の落ちる夜や寝る前よりも日中がオススメです。大さじ1杯あたりのカロリーは32kcalと低くはないので、代謝の良いタイミングで食べるようにしましょう。
まとめ
この記事をまとめると
- 黒砂糖にはビタミンやミネラルが豊富に含まれている
- 効果には高血圧予防・コレステロール値の上昇抑制・冷え性改善などがある
- 食べ過ぎはオリゴ糖の摂りすぎで下痢や腹痛になることも
- そのまま食べるのが効果的!飲み物や料理に使っても◎
黒砂糖は白い砂糖に比べて栄養成分が高いので、普段使いの砂糖に用いるのもオススメです。そのまま食べても大丈夫なので、ぜひ食事に取り入れてみてください。
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