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大人がハイチュウを食べていて、小さい子どもに「自分も食べたい!」とねだられたらどうしますか?家庭によっては、2歳頃から与えている人もいますし、一方で、小学生になっても与えていない親御さんもいます。
そもそも、何歳頃から食べさせていいものでしょうか。そして、子どもに与える際の注意点はあるのでしょうか。今回は、ハイチュウやその他の類似商品について、以下のテーマでお送りします。
- ハイチュウは何歳から食べられる?
- 子どもにハイチュウを与える時の注意点
- 他のお菓子はいつから食べられる?
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目次
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ハイチュウは何歳から食べられる?
食べられる時期
「ハイチュウ」は、森永製菓が販売しているチューイングソフトキャンディーです。1975年に誕生して以来、たくさんのフレーバーが今も人気の商品となっています。
食べられる時期について、ホームぺ―ジなどでは特に「何歳から食べられる」という記載はありません。
ハイチュウは、ソフトキャンディーですから、口の中に入れていると次第に溶けてなくなります。歯がないと、つい飲み込んでしまい喉に詰まらせてしまう可能性がありますので、歯がしっかり生え揃ってから食べさせるようにしましょう。歯が生え揃うのは、だいたい2~3歳頃です。
ハイチュウが食べられる時期の目安としては、以下のことを考慮して与えるようにしましょう。
- 歯がしっかり生え揃っていること
- よく噛んでから飲み込むことができること
- 食べたら歯磨きする、口に入れたまま走らないなど、親との約束を守れること
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子どもにハイチュウを与える時の注意点
虫歯
ハイチュウを与える時の注意点として、歯が生え始めの時期は与えないようにしましょう。理由は、ハイチュウの糖分が原因で、虫歯になりやすいからです。
ハイチュウの原材料は、砂糖・水あめ・植物油脂・ゼラチン・果汁など。中でも最も使用されているのが「砂糖」です。
生え始めの乳歯は、永久歯に比べてやわらかく「酸」に弱い特性があります。砂糖を食べると「酸」を作り出し、歯のエナメル質を溶かして虫歯を作ります。乳歯は、エナメル質や象牙質に厚みがなく、虫歯になると一気に進行し、5~6か月で神経まで達することがあります。
虫歯になると、痛みでしっかり食べ物が噛めなくなります。よく噛めないと唾液が十分に分泌されず、栄養の吸収も悪くなります。かたいものを食べなくなり、偏食の原因になります。永久歯の歯並びにも悪影響を及ぼします。虫歯は成長途中の子どもの身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
もし、ハイチュウを食べさせてしまったら、歯磨きをさせるか、お茶や水を飲ませるようにしましょう。歯に付着した糖分を出来るだけ早く洗い流して虫歯を防ぎましょう。
カロリー
ハイチュウの一粒当たりのカロリーは、平均すると約19kcalです。味の種類によって若干の差はありますが、1パッケージ(12粒)あたり、約228kcalを摂取することになります。
通常、茶碗一杯のご飯(150g)のエネルギー量は240kcalです。ハイチュウ12粒を食べると、ご飯1杯と同じくらいのカロリーを摂取することになります。
また、甘いものには中毒性があります。一度、砂糖の甘さを知ってしまうと、脳が「もっとほしい!」と命令を出し、止められなくなってしまう可能性があります。
甘いお菓子ばかり食べていると、基本的な食事の量が減り、栄養不足になります。その結果、糖分やカロリーの摂りすぎで将来、肥満や糖尿病などのリスクが高まりますので気を付けましょう。
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他のお菓子はいつから食べられる?
チュッパチャップス
チュッパチャップスは、現在、クラシエフーズが販売する棒付きのキャンディーです。
ハイチュウと同様、「何歳から食べても大丈夫」という基準はありません。ネットの掲示板では、2歳や3歳ごろから与えているママたちもいるようです。中には1歳半から与えているママも!しかし、早くから与えすぎて、子どもの歯を虫歯にしてしてしまったという声もあります。
また、チュッパチャップスは棒付きです。子どもが棒を口にくわえたまま走ってしまい、喉に刺ささるなどのケガに注意しましょう。安全面を考慮し、親との約束が守れる年齢から与えたほうがよさそうです。
ぷっちょ
ぷっちょは、UHA味覚糖が販売するソフトキャンディーです。ソフトキャンディーの中にグミや、キシリトールや炭酸が含まれたラムネが入っています。一粒あたりのエネルギー量は19kcal。こちらも、年齢の基準は記載されていませんが、歯が生え揃った3歳頃から食べさせることができるようです。
ポイフル
ポイフルは、meijiが販売しているグミです。1箱(53g)あたりのエネルギー量は18kcal。原材料は、砂糖、水あめ、ゼラチン、濃縮果汁など。こちらの商品も、食べられる時期の目安は、噛む力が育つ3歳頃からです。
ミルキー
ミルキーは不二家が販売しているミルク味のソフトキャンディーです。1951年(昭和26年)から販売され、長い間愛されている商品です。1粒あたりのエネルギー量は、約15kcalとなっています。
ミルキーは、歯につきやすい粘り気のあるお菓子なので、虫歯になるリスクが高くなります。安全面を考慮すると、食べられる時期は3歳以降が目安になります。
ガブリチュウ
ガブリチュウは、明治チューインガム株式会社が発売するバータイプのソフトキャンディーです。1993年に発売され、「がぶり!」と食べられるボリューミーなサイズや独特の食感、味のバリエーションが人気です。
1本あたりのエネルギー量は約58kcal。こちらもソフトキャンディーなので、上記の商品と同様、歯が生え揃ってから与えるようにしましょう。
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まとめ
今回は、「ハイチュウなどのお菓子は何歳から与えてもいいか」というテーマで、その注意点も含めてご紹介しました。いかがでしたか?
市販のお菓子をいつから子どもに与えるかは、各家庭の教育方針によるところが大きいものです。以下、ハイチュウを子どもに与える時期の目安をまとめたものです。
子どもにハイチュウを与える時期の目安
- 子どもの歯がしっかり生え揃っていること(3歳頃~)
- 子どもがよく噛んでから飲み込むことができること
- 子どもが親との約束を守れること(食べたら歯磨きする、口に入れたまま走らないなど)
「何歳になったから食べてもOK」という基準はありません。大人は、子どもの咀嚼能力や添加物などによる健康面を考慮し、納得していた上で与えましょう。
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