ライムとはどんな果物？レモンはどう違う？かぼすとの違いも解説！ |

レモンやオレンジ、みかんなど、柑橘類は多くの国々で食べられている代表的な果物の一つです。どれも酸味や独特の爽やかな風味があり、料理やデザートなど、幅広い料理に使用されています。

今回は、お酒のトッピングやジュースなどによく使用される「ライム」について解説していきます。ライムとはいったいどのような柑橘なのでしょうか。特徴やその他の柑橘との違いについて見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

ライムについて
ライムのレモンの違いとは？
ライムとかぼすの違いは？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 ライムについて
- 1.1 ライムはどんな果物？
- 1.2 ライムの種類は？
2 ライムのレモンの違いとは？
3 ライムとかぼすの違いは？
4 まとめ

ライムについて

まずはライムとはどのような柑橘の種類なのか詳しく見ていきましょう。見た目や味の特徴、どのような品種があるのか解説していきます。

ライムはどんな果物？

ライムとは熱帯地域を原産とする柑橘類の一種で、インドやミャンマー、メキシコなどで多く栽培されています。レモンとよく似た見た目をしていますが、よく見るとレモンよりも小ぶりで丸みがあることが特徴です。

味わいは独特の風味とほろ苦い味わいを感じることができ、酸味も強いです。皮にも風味があり、すりおろして料理に使用されることも多いです。日本では「ジントニック」や「ジンライム」、「モスコーミュール」などのカクテルで使用されることで有名です。

ライムの種類は？

ライムは品種がいくつかあり、「タヒチライム」や「ペルシアライム」、「メキシカンライム」、「キーライム」など、様々な品種があります。日本ではメキシコ産のライムが多く流通していますが、全てメキシカンライムというわけではありません。

愛媛県や和歌山県では国産ライムも栽培されており、年間約6tの収穫量があります。

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ライムのレモンの違いとは？

ライムとレモンは非常に似ており、緑色のレモンと一緒に陳列されていると区別がつかない方も多いでしょう。レモンとライムはどのような違いがあるのでしょうか。

品種が違う

レモンとライムはどちらもミカン科ミカン属に属する柑橘類ですので、遠い親戚のような存在ではありますが、どちらも別の植物です。ライムは緑色の印象が強いですが、実は完熟すると黄色になります。

食べてみると2つの違いは大きく感じ取ることができますが、どちらも似た植物であることは間違いありません。

味の違い

レモンとライムは食べてみるとかなりの違いを感じます。どちらも「香酸柑橘」と呼ばれる柑橘類に分類され、実を食べるのではなく、果汁や果皮の風味を楽しむ用途で使用されます。

レモンは強い酸味と爽やかな風味が特徴的な柑橘で、ライムはレモンに比べると酸味は少なく、独特の苦みや風味を感じることができます。どちらもお酒や肉料理のトッピング、ドレッシングの調味料などに使用されるなど、用途の違いはそれほどありません。

栽培の違い

レモンとライムは栽培の違いもあります。どちらも3m程の低木という点では共通点がありますが、レモンは耐寒性が低く、ライムは耐寒性が高いという特徴があります。

見た目が違う

レモンとライムはよく見ると見た目も違います。レモンはラグビーボールのような楕円形、ライムはゴルフボールのような円形をしています。大きさはレモンの方が一回り程度大きいです。

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ライムとかぼすの違いは？

ライムと似ている柑橘類で「カボス」もあります。どちらも見た目はそっくりですが、この2つの違いはどのようなところがあるのでしょうか。味や風味の違い、原産地などに焦点を当ててみていきましょう。

味や香りの違い

カボスもミカン科の柑橘類の一種ですから、ライムと遠い親戚関係であることは同じです。しかし実際に食べてみると、どちらも酸味を感じる点では共通していますが、風味が全く違うため、料理によっては全く違う雰囲気の料理になります。

生産地や旬の違い

カボスは香酸柑橘類（こうさんかんきつるい）の中の一つで、独特の風味を併せ持っています。大分県の特産品の一つで、国内産の95％以上は大分県産のものです。夏から秋に旬を迎えます。

一方のライムも、熱帯地域を原産とする柑橘類で、9～12月頃の夏から秋にかけて旬を迎えます。日本では様々な産地からライムが輸入されるため、一年中ライムが出回っています。