朝食やお料理そしておやつにと、使い方は様々なスライスチーズ。賞味期限が記載されて要る筈の外側のパッケージがない個包装のスライスチーズだけが冷蔵庫に残っているなんていう経験がありませんか?賞味期限が過ぎているかもしれないスライスチーズはいつまで食べられるのでしょうか?今回は
- スライスチーズの賞味期限について
- スライスチーズの腐敗について
- スライスチーズの保存方法について
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目次
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スライスチーズの賞味期限はどれくらい?
賞味期限の定義は、袋を開けないで、表記された通りに保存(温度・保管場所)していた場合に安全やおいしさを約束したものです。では、スライスチーズはどうなのでしょうか?外袋を開ける前と後では違いがあるのでしょうか?
未開封
未開封の場合、製造販売元によりますが冷蔵保存(10℃以下)で6〜9ヶ月になります。スライスチーズの種類別は、プロセスチーズです。プロセスチーズは、ナチュラルチーズに乳化剤を加えて加熱処理をしているので日持ちします。
また、外袋が光を通しにくい「アルミ蒸着(じょうちゃく)」という素材を使用し、且つ「ガス置換包装」といい窒素と炭酸ガスを注入しています。酵素と光に触れないようチーズの品質を守るために包装の工夫がなされています。
開封後
開封してしまうと、賞味期限は無効になります。中はフィルム状に個包装されているとはいえ、空気に触れた時点で酸化がすすみ風味がおちます。
また乾燥して硬くなります。開封後の品質を維持するために、密閉容器か袋にいれて冷蔵庫に保存をしましょう。
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賞味期限切れはいつまで食べられる?
適切な温度で保存し未開封であれば、期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。では、スライスチーズの賞味期限切れの場合、一体いつまで食べられるのでしょうか。
1週間以内
開封後の場合は、密閉容器に入れて保存を守っていても、1週間以内を目安に食べきりましょう。ただし食べる前に必ず状態を確認が必要です。未開封も同様に期限が過ぎていたらスライスチーズの状態確認をしましょう。
1ヶ月・2ヶ月以上
経過1ヶ月になると、風味がおち始めます。この時期はまだ腐敗には至っていません。でもさすがに2ヶ月以上になると注意が必要です。特に保存方法が適切に行われていない場合は「ぬめり」や「酸っぱい臭い」がしてきます。
もしかしたら、カビの胞子がすでに付着していたり、生えている可能性があります。
外袋未開封の場合であってもは、2ヶ月以上過ぎたスライスチーズの状態確認をしましょう。食べるにはあまりおすすめできませんが、食べる場合、加熱を十分にしましょう。
スライスチーズが腐るとどうなる?
スライスチーズを少しでも日持ちさせるには、①「10℃以下の保存」と②「水ぬれや湿気」③「乾燥を避ける」必要があります。もしこの3つに注意を払わなかったらどうなるのでしょうか?
カビが生える
水ぬれや湿気は、カビの原因になります。冷蔵庫から取り出した直後のスライスチーズは冷えていて外気に触れたとたん表面が湿ってきます。残りのスライスチーズは、表面の水気をふいて密閉容器に閉じてから冷蔵庫に戻すようにしましょう。
硬くなる
スライスチーズは、長時間空気や冷気に触れていたり、あるいは密閉容器がしっかりしまっていないと乾燥して硬くなります。
変色する
水や湿気、そして空気に触れると浮遊している雑菌が付着し変色の原因になります。スライスチーズは、たんぱく質や脂肪などの栄養を豊富に含んでいるので、雑菌にとっても栄養源になります。10℃以下の冷蔵庫に衛生的に保存しましょう。
スライスチーズの保存方法
スライスチーズの適切な保存方法と日持ちをのばすにはどうしたら、よいのでしょうか?
冷蔵保存
スライスチーズは5℃前後で冷蔵保存するのがもっともよいとされています。
冷凍できる?
冷凍保存はできますが、組織の変化が起こり舌触りや風味が悪くなります。それでも冷凍保存する場合は、密閉保存袋などに入れて冷凍焼けしないようにしましょう。
解凍方法
自然解凍をせずに料理やトースターで加熱すると軟らかくなり食べられます。あるいは、おろし器で削って粉チーズにしてもよいでしょう。パスタやスープに振りかけて食べるのがおすすめです。
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まとめ
以上になります。いかがでしょうか。
この記事をまとめると
- スライスチーズの賞味期限は、冷蔵保存(10℃以下)で6〜9ヶ月になります
- 密閉容器に入れて保存を行い1週間以内を目安に食べきりましょう
- スライスチーズを腐敗から守るには、①「10℃以下の保存」②「水ぬれや湿気」③「乾燥を避ける」ことと衛生的に保つのが大切です
- スライスチーズは、5℃前後で冷蔵保存するのがもっともよいとされています
- 冷凍保存はできますが、密閉保存袋などに入れて冷凍焼けしないよう注意しましょう
ちょっとした工夫でおいしさを保つことができますが、やはり賞味期限内に食べるようにしましょうね!