マロンペーストといえばモンブランや栗のスイーツなどを作る時になくてはならない素材ですが、あまり使用する頻度は高くないと思いますのでなかなか扱いに慣れていない方がほとんどだと思います。
そんなマロンペーストはどのような原材料で作るのか、マロンペーストとマロンクリームとの違い、どれくらい保存ができるのかなどについて紹介していきます。
今回の記事では、
- マロンクリームとマロンペーストとは?
- 原材料は?
- 賞味期限はどれぐらい?
- 余ったマロンペーストの保存方法は?
- 冷凍もできる?
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
マロンペーストとマロンクリームの違いは?
栗のお菓子を作る場合は生栗を加工したマロンペーストまたはマロンクリームを主に使います。マロンペーストは製菓材料として缶詰などでお店でも販売していますが、生の栗が手に入ったら自分で作るのもいいですよ。
スポンサードリンク
作り方
マロンペーストの作り方は2通りあります。1つ目は栗を茹でて皮をむき、フードプロセッサーなどで細かくつぶし、砂糖を加えてなめらかにペースト状になるまで練り上げたもの。
2つ目は栗の甘露煮であるマロングラッセをペースト状にしたもの。どちらも原材料は栗と砂糖ととてもシンプルです。マロンクリームは栗を茹でて皮をむき、フードプロセッサーなどで細かくつぶします。
マロンペーストとマロンクリーム
ペースト状の栗と別で生クリームと砂糖を合わせたホイップクリームを混ぜ合わせると、ふわっとしたホイップ状のマロンクリームのできあがりです。
マロンペーストは栗に砂糖を加えただけものですが、マロンクリームは栗よりも砂糖や牛乳、生クリームの方が原材料の比率が高いという違いがあります。
スポンサードリンク
マロンペーストの賞味期限はどれくらい?
市販のマロンペーストと手作りのマロンペーストの賞味期限の目安はこちらです。市販品に関しては、未開封と開封後をそれぞれ比較してみましょう。
<未開封>市販のマロンペースト‥1年〜3年 <開封後>市販のマロンペースト‥約1週間 手作りのマロンペースト‥約3日
市販のマロンペーストは、缶詰や真空状態になっているものが多く、その場合1年〜3年と長期間保存することができます。この保存期間は未開封の場合に限り、開封後は1週間以内を目安に消費しましょう。
また、手作りのマロンペーストも煮沸した瓶詰め状態にすれば1ヶ月ほど日持ちしますが、そうでない場合は3日が日持ちの目安となります。特に、牛乳や生クリーム・豆乳を入れて作ったものは菌が繁殖しやすいので注意しましょう。
スポンサードリンク
余ったマロンペーストの保存方法
マロンペーストは市販品で未開封であれば常温保存が可能ですが、開封後や手作りしたものは冷蔵保存が必須です。
また、冷凍すれば長期保存できるのでこちらもおすすめです。冷蔵・冷凍保存の方法について、詳しく見てみましょう。
冷蔵保存
マロンペーストを冷蔵するのは、開封後や手作りのものです。できるだけ傷ませず保存するためのポイントはこちらです。
しっかりフタをする 取り出す時は綺麗なスプーンなどを使う
ペーストを取る時は、清潔なスプーンを使うことで雑菌の繁殖を抑えることができます。
冷凍方法
マロンペーストは、できるだけ平たい状態で冷凍庫に入れることで早く凍らせることができます。冷凍保存の保存期間は、約3ヶ月です。
マロンペーストをラップに平たくのせる それを更に密閉袋に入れる 金属バットのにのせて冷凍庫へ
金属バッドにのせて冷凍することでできるだけ早く凍らせることができます。冷凍スピードが速い方が美味しさキープに繋がるので実践してみましょう。
解凍方法
マロンペーストの解凍方法には、自然解凍・電子レンジ解凍があります。時間がある時は常温や冷蔵庫での自然解凍がオススメですが、時短解凍したい時はレンジで加熱しましょう。
スポンサードリンク
マロンペーストが腐るとどうなる?
マロンペーストは正しい保存方法で保存しなければ腐ってしまうことがあります。腐ってしまったマロンペーストの見分け方はこちらです。
カビが生える 変な臭いがする 分離する 水っぽくなる
腐るとカビが生えたり、臭い匂いを発したりといった変化が見られます。滑らかなペースト状ではなく、分離して水っぽくなっている場合も要注意です。牛乳や生クリームを使ったものは傷みやすいので、できるだけ早く食べきるのが理想です。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- マロンペーストは栗と砂糖を混ぜてペースト状にしたもの
- マロンクリームはマロンペーストに生クリームや牛乳をいれてクリーミーに仕上げたもの
- 手作りでも作ることができる
- 市販品は保存料が含まれているので保存できる期間が長い
- 余ったマロンペーストは冷蔵保存が基本
- 冷凍保存で保存することもできる
- 解凍する時は冷蔵庫でも自然解凍がおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク