ぬれ煎餅の味はまずい?美味しい?発祥｜銚子電鉄のまずい棒とは? |

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「ぬれ煎餅」や「まずい棒」をご存じですか？そして、これらの商品をどこが販売しているかご存じですか？販売しているのは、なんと、千葉県の銚子市内を走る銚子電鉄なのです！今回は、この２つの商品についてご紹介します。鉄道ファンはもちろん、鉄道に興味がない方も、ぜひ最後までご覧ください。

ぬれ煎餅とはどんなせんべい？
ぬれ煎餅に次ぐ「まずい棒」とは？

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1 ぬれ煎餅とはどんなせんべい？
2 ぬれ煎餅に次ぐ「まずい棒」とは？
3 まとめ

ぬれ煎餅とはどんなせんべい？

特徴

「ぬれ煎餅」とは、せんべいの生地を焼いた直後、熱いうちに醤油に浸したものです。醤油の風味がしっかりと染み込み、しっとりした独特の噛みごたえがクセになる美味しさ。「濃い口味」「うす口味」「甘口味」の3種類の味が楽しめます。

歴史･発祥

千葉県銚子市を発祥とする煎餅の一種です。千葉県銚子市は、米と醤油の名産地でもあります。ぬれ煎餅は、1960年頃から規格外品の「おまけ」として配られ始め、1963年に商品化されました。

銚子市には、全長わずか6.4Kmの小さな私鉄があります。それが銚子電鉄です。銚子電鉄は、1995年から「銚電のぬれ煎餅」（登録商標）の名でぬれ煎餅を販売しています。慢性的な経営難に悩んでいた「銚電」。昭和30年代には年間250万人以上いた乗客は、平成には100万人を切り、いつ廃線してもおかしくない状態でした。そのため、増収策としてぬれ煎餅を販売していたのです。

そして、2006年、過疎化による人口減少や観光客の現象により、さらに経営は悪化を辿っていました。そこに、当時の社長の横領が発覚。銀行からの追加融資も望めない状態で、出来ることは数年前から製造・販売していた副業の「ぬれ煎餅」を売ることしかありませんでした。

当時の経営課長が公式サイトで「ぬれ煎餅を買ってください。電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」というお願い文を記載すると、すぐに全国各地から注文が殺到。鉄道ファンをはじめ、新聞・放送局などマスコミ各社の報道によりこの「ぬれ煎餅」が全国に知られるようになりました。

どんな味？まずい？美味しい？

オリジナルの醤油ダレが香ばしい
味がよく染み込んでいて美味しい
弾力があって不思議な食感
甘じょっぱいので緑茶との相性は抜群　など

醤油ダレが香ばしく、お茶請けにピッタリのぬれ煎餅。米と醤油の相性は言うまでもなく、美味しいという意見が多いようです。

口コミ

・電子レンジで温めると、ふんわり焼きたて風味になる

・オーブントースターで温めるとさらに美味しい！

・モチモチして歯にやさしい

・経営破綻の危機に陥った銚電を救った「奇跡のぬれ煎餅」！　など

電子レンジやトースターで温めると美味しいという意見が多いようです。

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ぬれ煎餅に次ぐ「まずい棒」とは？

特徴

「まずい棒」は、千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電気鉄道株式会社」が販売しているスナック菓子です。パッケージに大きく「まずい」と書かれていています。2018年8月3日（破産の日）より販売を開始したところ、累計350万本を突破する人気商品になりました。まずい棒の味は、全部で10種類あります（2022年7月18日現在）。