イワシの梅煮という料理を知っていますか?梅の酸味でさっぱりとした味わいになり、骨ごと美味しく食べられます。
この記事では、そんなイワシの梅煮について、
- イワシの梅煮とは?
- イワシの梅煮の作り方
- イワシの梅煮の日持ちはどれくらい?
をテーマに紹介していきます。イワシの梅煮について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
スポンサードリンク
目次
|
|
イワシの梅煮とは?
イワシの梅煮とはどんな料理なのでしょうか。ここでは、イワシの梅煮について紹介していきます。
夏に旬を迎えるイワシ
毎日、暑い日が続く夏は食欲も落ちてしまいがち。そんな時に、おすすめなのが、イワシの梅煮です。夏~秋にかけてが旬のイワシは豊富な栄養素が含まれています。
多くのビタミン類に鉄分やカルシウム、そして青魚が多く持つDHAに、血液をサラサラにする効果があるEPAも含まれています。
とくに夏は血液がドロドロになりやすく、たんぱく質も豊富なので体力をつけるためにも積極的に食べてほしい魚です。
一緒に煮る梅干しも、ミネラルやクエン酸などが多く含まれ夏バテ解消にぴったり。 おいしく食べて夏バテを乗り切りましょう。
梅煮にすることで栄養価が高くなる
イワシを梅煮にすると、骨まで食べ尽くせるようになります。イワシは梅と一緒に煮ると、臭みが和らぐだけでなく、骨までやわらかく煮えるというメリットがあります。
そのため、より多くのカルシウムを摂取できます。また、梅干しに含まれているクエン酸にはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
カルシウムが豊富に含まれているイワシと一緒に食べることで、骨を強くする効果があり骨粗しょう症予防にも効果が期待できます。
ごはんのおともにも、お酒のおつまみにもピッタリなので、ぜひ作ってみてください。
スポンサードリンク
イワシの梅煮の作り方
ここでは、イワシの梅煮の作り方を紹介していきます。
材料(2人分)
- イワシ 3尾
- 酢 大さじ3
- 水 4カップ
- ※水 150ml
- ※生姜 1片
- ※梅干し 2個
- ※酒 大さじ2
- ※砂糖 大さじ1
- ※しょうゆ 大さじ2
- ※みりん 大さじ1
作り方
- イワシは頭を落とし内臓をとりのぞいて塩水で洗います。
- イワシの水分をペーパーで拭き取り、酢水(水4カップ、酢大さじ3)で5分ほど茹でます。
- 生姜は薄切りに、梅干しは種を除いて包丁で粗く刻んでおきます。
- 鍋に※の材料を全て入れて煮立たせ、イワシを入れます。
- 落としぶたをして弱火で20分ほど煮て、煮汁が少なくなったら完成です。
ポイント
イワシの下処理は、難しければ鮮魚店やスーパーの鮮魚売り場で買うときに、処理をしてもらってください。
イワシは酢で下茹でしたり梅干しと一緒に煮込むことで、骨までやわらかくなるので、ぜひやってみてください。
スポンサードリンク
イワシの梅煮の日持ちはどれくらい?
イワシの梅煮はどのくらい日持ちするのでしょうか。ここでは、保存期間の目安や保存方法、腐ったときの特徴について紹介していきます。
保存期間の目安は
イワシの梅煮は冷蔵庫で3、4日間ほど日持ちすると言われています。水を全く使わない無水調理法の場合は更に長く10日ほど日持ちするでしょう。
冷凍すれば1カ月~1カ月半ほど持ちます。常温ではその日中、もしくは翌日には食べきってください。
スポンサードリンク
保存方法は?
- 常温・・・常温で保存する場合は衛生面に気をつけ、ラップなどをかけ、直射日光をさけた冷暗所で保存します。出汁の濃さや薬味、季節によっても変わりますが、無水調理で作った場合でも常温ではあまり日持ちしません。
- 冷蔵・・・ラップや清潔な状態のタッパなどの容器に入れ、外気になるべく触れないようにして保存します。梅肉の甘じょっぱくてさっぱりした味は、冷蔵庫で冷えたままの状態でもおいしく食べられます。冷蔵庫で保存すると、出汁がゼリー状に固まることがありますが、これは煮こごりといって魚のゼラチン質が煮汁に溶け出て固まった物です。そのままでも食べられますし、加熱すれば普通の煮汁に戻ります。食べる際は、電子レンジで加熱するか、鍋に入れて火を通して食べましょう。
- 冷凍・・・粗熱を取ったら、ジップロックなどの密閉できる容器に入れて保存してください。
腐るとどうなるの?
- 糸を引いている
- ネバネバしている
- 酸っぱいにおいがする
- 酸っぱい味がする
- 変なにおいがする
- 変な味がする
以上のような状態になっている場合は、食べないことをおすすめします。
常温で長い時間置いておいた物は、においや味に変化がなくとも、必ず火を通すようにしてください。
まとめ
イワシの梅煮について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- イワシの梅煮とは、秋が旬のイワシを梅で煮た料理です。
- 骨ごと食べられ、クエン酸の働きでカルシウムの吸収を助けてくれるため、普通にイワシを食べるよりも効果的に栄養を摂取できます。
- イワシの下処理が面倒な方は、購入時に処理をお願いしてみましょう。
- 常温で1~2日、冷蔵で3~4日、冷凍で1カ月~1カ月半日持ちします。
- 常温では日持ちしないので、密閉して冷蔵か冷凍保存するのがおすすめです。
- 味や臭いに少しでも異変を感じた場合は、食べるのを止めましょう。
夏バテにもぴったりの料理なので、紹介したレシピを参考に、ぜひ一度試してみてください。
スポンサードリンク