レモンバームというハーブは、ヘルペスに効果があることを知っていますか?ヨーロッパにはハーブを使用した薬が一般的に使用されています。今回は、
- レモンバームの成分&効能
- 生で食べられる?毒性は?
- 妊娠中でもハーブティーは飲める?
- レモンバームの使い方
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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レモンバームとはどんなハーブ?
英名 | Lemon balm |
別名・和名 | 香水薄荷、西洋山薄荷 |
レモンバームはその名の通り、レモンによく似た香りが特徴のハーブです。南ヨーロッパが原産地とされ、古代ギリシャや古代ローマの時代から薬用や食用として用いられてきました。
レモンバームは「メリッサ」という名前でも呼ばれています。「シトロネラール」や「シトラール」という精油成分が含まれており、神経を落ち着かせて心をリラックスさせる効果を持っています。現在ではハーブティーとして使用されることの多いハーブです。
使い方
レモンバームにはいくつかの用途があります。食用や薬用など幅広い使い道には、このようなものがあります。
- ハーブティー
- サラダ
- 軟膏
- 虫除け
レモンバームを使ったハーブティーは、レモンのような爽やかな香りにミントのように爽快な味わいです。ヨーロッパでは一般的に飲まれており、20パック100円ほどで手に入れることができます。日本ではそこまでハーブティーを飲む文化が浸透していませんが、ヨーロッパでは色々な種類のハーブティーにより自然由来の効能を期待する文化があります。
また、食べる以外には軟膏があり、ヘルペスや傷口に効能のある外用薬です。レモンの香りがあるので、虫除けにも効果的です。
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レモンバームは生で食べられる?
レモンバームは主にハーブティーとして飲まれることが多いハーブですが、そのまま生で食べることもできます。味は爽やかでレモンに似た香りがあり、酸味がなくほのかな甘みもあります。
毒性はない?
レモンバームなどのハーブ類は毒性が心配されることもありますが、レモンバームに毒性はありません◎
妊娠中(妊婦)でも食べられる?飲める?
レモンバームは色々な栄養素が含まれているハーブですが、実は『妊娠中にはあまり食べない方が良い』とされています。その理由は、レモンバームには“胃の消化促進効果など、胃腸に働く作用がある”ためです。胃腸に働く作用により、 子宮収縮を起こす可能性がある と言われています。
レモンバームは料理の香り付けとして用いられることがほとんどなので、一度にたくさん食べるものではありません。体に影響が出るほど食べてしまうことはないかと思いますが、心配な方は控えた方が良いでしょう。
レモンバームの成分と効能
レモンバームは食用や薬用などいろいろな用途で使用されるハーブですが、どんな成分が含まれているのでしょうか?レモンバームが持つ成分とそれによる効能を見てみましょう。
成分
レモンバームにはロスマリン酸やクロロゲン酸といったポリフェノールが含まれており、強い抗酸化作用を持っています。抗酸化作用が強い食材はがんなどの生活習慣病に効果があり、体にとって重要な栄養素です。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
- クロロゲン酸:クロロゲン酸は抗酸化作用で活性酸素を除去し、がん細胞の発生の抑制や、体内に入ると脂肪の吸収を抑えてくれます。そのため、ダイエット効果が高く、摂った後に運動することでより効果を上げることができます。血糖値の上昇を抑制する栄養素です。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- タンニン:タンニンはポリフェノールの一種で、植物の渋みの味を持つ物質です。ワインやお茶、柿に含まれており、人間の体内の細菌の増殖を抑え駆除をする力があるので、食中毒の予防や風邪の予防に役立ちます。便を硬くして下痢を改善する効果もある栄養分です。
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効果効能
レモンバームはハンドクリームに精油として使われていることが多いですが、お湯を注いでハーブティーとして飲むことができます。期待できる効果は豊富なので、是非取り入れてみましょう。
- 食中毒予防
- 抗ウイルス効果による風邪予防
- 抗うつ作用
- アレルギー改善
- デトックス効果
- 生理不順改善
- 高血圧の予防・改善
- 解熱・発汗作用
ヘルペスはいろいろな場所にできますが、口の端にできる「口唇ヘルペス」が多く、免疫力が落ちた時に出やすい症状です。レモンバームはヘルペスへの効果があるハーブとして、ヨーロッパでは治療薬に用いられています。レモンバームには強い抗菌力があるため、ヘルペスのウイルスに対し効果を発揮します。
レモンバームは古くから薬用として使用されており、ヘルペスだけではなく内服薬外用薬として利用されていたことがわかっています。
まとめ
この記事をまとめると
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- レモンバームはハーブティーやサラダ・デザートの飾り・乾燥ハーブとして活用されている
- 古くから内服薬や外用薬として利用されてきた
- 生で食べることもでき、毒性はないので安全なハーブ◎
日本にはハーブによる治療法は浸透していませんが、ヨーロッパでは古くから利用されてきました。自然由来のもので安心して利用できるので、ハーブを使用した薬があれば是非試してみてくださいね。
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