チーズをパラパラのまま冷凍保存する方法とは？なぜ固まるの？

料理のうえにかけて、少し火で炙るだけで簡単に濃厚さをプラスできるチーズ。特に、ひと塊にはなったものではなく、パラパラ状のものは1度に好きな量を決められるので使いやすいですよね。

しかし、余ってしまったチーズを長期保存するために、冷凍をしたものの固まってしまうことはありませんか。チーズを冷凍するときにパラパラの状態にしておくためには、どうすれば良いのでしょうか。この記事では、

以上のテーマについてご紹介していくので、チーズをパラパラのまま冷凍保存したい方は、必見です。

スポンサードリンク

チーズはなぜ固まるの？

チーズは、そのまま置いておくといつの間にか固まってしまっていることがありますよね。では、なぜチーズは固まるのでしょうか。原因は、こちらです。

スポンサードリンク

脂質が溶けてくっつく

チーズが固まる原因は、栄養素の1つである脂質が溶けてくっつくためです。脂質は、名前にある通り「脂」なので常温のまま置いておくと固まります。チーズには、脂質が多く入っているので何もせずに置いておくと固まってしまいますよ。

また、溶けた状態で温度の低い冷蔵庫や冷凍庫に入れた場合も、温度差により同様の状態になります。後ほど、チーズをパラパラのまま保存する2つの方法についてご紹介していきますね。

叩きつけてほぐすという人も

また、なかには叩きつけてほぐすという人もいます。叩いた時の衝撃でほぐれますが、なかなか固まりが取れない時は、イライラしますよね。すでに固まってしまった時は、包丁で細かく刻む方法も1つです。

刻んでしまえば、固まりもなくなり使いやすくなりますよ。また、刻んだものは温めてチーズフォンデュなどの料理にアレンジするのもおすすめです。

スポンサードリンク

片栗粉でチーズをパラパラのまま冷凍保存する方法

では、チーズをパラパラにした状態で冷凍保存するには、どうすればよいのでしょうか。パラパラの状態にするために、必要な工程はこちらです。

自宅にあるものだけで、簡単にくっつくことなくパラパラの状態を保てます。

①片栗粉を入れる

まずは、チーズに片栗粉を入れましょう。入れる片栗粉はチーズ100gに対して、小さじ1杯程度で問題ありません。片栗粉は、水分を吸収する効果があります。

そのため、一緒に入れておけば表面をコーティングしてくれるので固まることなく、パラパラのまま冷凍保存が可能です。また、片栗粉を入れるだけで終わるのではなく、続けてこのような方法をとります。

②口を閉じてしっかり振る

片栗粉を入れたあとは、口を閉じて全体に行き渡るようにしっかり振ります。その後、冷凍庫に入れるとパラパラ感が損なわれません。また、片栗粉をいれても味がするわけではないのでご安心ください。

冷凍したチーズは、賞味期限が2週間から1ヶ月ほど日持ちします。しかし、どんな食べ物でも冷凍した場合は風味も少し変化が出てくるので、チーズを食べる時は必ず加熱することをおすすめします。

スポンサードリンク

片栗粉を使わずにパラパラのまま冷凍保存する方法

また、片栗粉を使わずにパラパラのまま冷凍保存する方法ももちろんあります。

片栗粉が無くなってしまったけれど、チーズを冷凍保存したいときは、ぜひこちらの方法を試してみてください。

持ちやすいタッパーに入れる

用意するものは、冷凍保存するためのチーズと入れる容器です。まずは、持ちやすいタッパーにチーズを入れましょう。その後、まずは1時間だけ冷凍をしましょう。

また、使用するタッパーは乾燥を防ぐために、必ず蓋の着いた保存容器などを使います。しかし、タッパーなどの保存容器がないときは、チャックのついた袋でも代用が可能です。

代用でジップロックなどの袋を使用する時は、できるだけ平らにしましょう。

一時間後に容器をフリフリ

1時間経過したあとに、チーズの入ったタッパーを振るだけで完了です。そして、再冷凍すれば次に取り出した時も、パラパラの状態のままになっています。ここで、重要となるのが1時間だけ冷凍です。

半冷凍の状態で、ほぐすことによりパラパラを保ったまま、そのまま冷凍が可能です。冷凍しておけば、常温で保存するよりも日持ちがするだけでなく、カビがはえるのも防げます。

スポンサードリンク

まとめ

 チーズをパラパラのまま冷凍するためには、片栗粉を入れたり容器に入れてふったりするとくっつかずに使用が可能です。 今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。

チーズが余ってしまい冷凍する時は、ぜひパラパラになるようにご紹介した方法を試してみてくださいね。

スポンサードリンク