カレーは寝かす方が美味しい!などと言われる料理ですが、実は適切な保存方法を行わないと食中毒を引き起こすことも多いことでも知られています。
しかしカレーは少量のみ調理すること難しく、多めに作っておくという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はカレーライスの日持ちについて詳しくお伝えしていきます。
市販のルウを使用すると、とってもお手軽に美味しく作ることができるカレーは大人数の時や忙しい時に助かるメニューですよね。- カレーライスの日持ちはどのくらい?
- カレーライスが腐る原因・腐ってしまう環境・腐った際の変化などを徹底解説!
- ウェルシュ菌食中毒について&正しいカレーの保存方法をご紹介!
しかし、余ったカレーをそのまま翌日に置いておくといった方は要注意!です。是非参考にして正しい保存方法を行ってくださいね。
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目次
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カレーライスの日持ちはどれくらい?
まずはカレーの日持ちについて詳しくお伝えしていきます。
常温
カレーは
基本的に常温保存は不可
です。常温保存の時間が長くなるほど
食中毒リスクが高くなる
半日程度であれば問題ない
冷蔵庫
カレーは
基本的に冷蔵保存が必要
です。冷蔵保存の日持ち目安は
2~3日程度
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カレーライスはなぜ腐りやすい?
ここからはカレーが腐る原因や変化などを詳しくお伝えしていきます。
腐る原因
カレーが腐る原因として考えられることに
- 常温保存をしていた
- 既にあるカレーに継ぎ足しをした
などが挙げられます。
腐るのを防ぐ方法とは?
カレーが腐らないようにするためには、①調理後は早く冷ますようにする②小分けにし冷蔵または冷凍保存する③冷蔵・冷凍保存していたカレーは中心までしっかりと再加熱してから頂くなどを行うようにしましょう。腐る温度・時間は?
カレーが腐りやすい環境は
室温が20℃以上の高温・多湿
6時間以上経過すると傷みやすい
腐ると味はどうなる?
腐ったカレーの味わいの変化に
- 酸っぱい味わい
- 舌がピリピリと痺れる
- 発酵した味わい
などが挙げられます。見た目での判断が困難な場合は、味わい・臭いの変化が無いかを確かめるようにしましょう。
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カレーによるウェルシュ菌食中毒とは?
ここからはカレーによる「ウェルシュ菌食中毒」について詳しく解説します。
食中毒症状
一般的にウェルシュ菌による食中毒症状は
食後6~18時間くらいで、腹痛や下痢
などの症状が起こるとされています。ウェルシュ菌とはカレーなどの煮込み料理で多く発生しやすい
- 加熱調理しても“芽胞”という殻を作って生き残る性質がある
- カレーなどを調理後に常温下で保存していると“芽胞”となって生き残ったウェルシュ菌が、冷めた食品内で増殖してしまう
- ウェルシュ菌の芽胞は、100度で数時間加熱しても死滅しないため、発芽や増殖させないことが大切
などの特徴があります。ウェルシュ菌による食中毒を防ぐためには
- 調理後は、すぐに食べ切る
- カレーを保存したい場合は常温で長時間放置せずに、粗熱を取った後に冷蔵・冷凍保存を行う
- 保存したカレーを食べる際は中心部までしっかりと再加熱し、熱いうちに食べきる
を徹底するようにしましょう。
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カレーの保存方法
ここからはカレーの正しい保存方法をお伝えしていきます。
常温保存
基本的に
カレーは常温保存不可
- 夏場や梅雨時期は避ける
- 冬場行う場合も、全体に火を2~3回通すようにする
- 温かい状態のカレーは粗熱をとってから、蓋をするようにする
などを行うようにし、早めに食べ切るようにします。
冷蔵保存
カレーは
冷蔵保存で約2~3日程度の保存が可能
カレーの冷蔵保存方法
- 調理後のカレーの粗熱を取っておく
- 調理時のお鍋はなるべく使用しないようにし、保存容器・保存用袋などに入れる
- しっかりと密閉して冷蔵保存をする
冷凍保存
カレーは
冷凍保存で約1ヶ月程度の保存が可能
カレーの冷凍保存方法
- 調理後のカレーの粗熱を取っておく
- じゃがいもなどが使用されている場合は、取り除く・すり潰すなどを行う
- 保存容器・保存用袋などに1回分ずつ、小分けして入れる
- しっかりと密閉して冷凍保存をする
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まとめ
この記事をまとめると
- カレーの日持ちは、①常温保存が基本不可、すぐに食べる場合は約半日程度②冷蔵保存が基本、約2~3日③冷凍保存は約1ヶ月
- カレーが腐る原因に、①常温保存②カレーの継ぎ足しなどが考えられる。
- カレーを高温多湿の環境下で保存しておくと、ウェルシュ菌食中毒リスクが高くなる。
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