南国フルーツとして有名なパッションフルーツは、沖縄県や鹿児島県、奄美大島など、温暖な地域で栽培されているフルーツです。ビタミンを多く含んでおり、「スーパーフード」とも呼ばれています。今回は、パッションフルーツの食べ過ぎについて解説していきます。今回紹介していくテーマは、
- パッションフルーツの特徴
- パッションフルーツを食べ過ぎると?
- パッションフルーツの健康効果・食べ方
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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パッションフルーツの特徴
パッションフルーツとはどのようなフルーツなのでしょうか。名前だけは知っている、加工された状態の物は食べたことがあるなど、パッションフルーツそのものについてはよくわからない方も多いでしょう。
パッションフルーツとは?
パッションフルーツとは、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とする植物で、ブラジルやペルー、ハワイなど、様々な地域で食用されているフルーツです。生食から加工用まで、幅広く食用されています。
形は円形で、赤紫色の外皮をしており、イチジクのような見た目に近いです。βカロテンやビタミンB6、カリウムやビタミンCなど、多くのビタミンを含んでいることから「スーパーフード」と呼ばれています。
旬の時期は
日本では奄美諸島や鹿児島県、沖縄県などで栽培が盛んで、旬は5~8月頃と言われています。ハウス栽培なども盛んに行われており、熊本県や岐阜県、長野県など、様々な地域で栽培されています。
熱帯地域以外では真夏の7~9月頃が旬の時期となります。
味の特徴
パッションフルーツの味の特徴は、爽やかな酸味とフルーティーな甘みです。収穫してから数日常温保管し、果皮にシワがみられたあたりで冷蔵庫で冷やして召し上がると、フルーティーで甘酸っぱい味わいを楽しむことができます。
皮の剥き方・食べ方
パッションフルーツは皮が固いため、基本的には皮ごと食べられません。基本的な召し上がり方は、半分にカットし、中心付近のゼリー状部分を食べます。黒い種が見られますが、種ごと食べられます。
基本的には生食でそのまま食べる方法が一般的ですが、丸ごと凍らせてシャーベットにしたり、ヨーグルトやかき氷などのソースで使用するなどの食べ方もあります。
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パッションフルーツを食べ過ぎると?
パッションフルーツは珍しいフルーツですから、初めて食べる方は抵抗があるかもしれませんね。食べ過ぎなどは無いのか、副作用はないのかなど、色々と懸念されるでしょう。パッションフルーツの健康への影響について解説していきます。
消化不良で下痢・腹痛に
パッションフルーツは食べ過ぎると、稀にお腹が緩くなることがあるようです。消化不良などが原因のようですから、体質に合わない方は召し上がらない方がよいでしょう。パッションフルーツに毒性などがあるわけではありませんのでご安心ください。
アレルギーに注意?
パッションフルーツを食べたことにより、「口腔アレルギー症候群」を引き起こす可能性があるようです。口腔アレルギー症候群は、口周辺のかゆみや赤み、口腔内の腫れや喉のかゆみなどが見られます。
ゴムアレルギーなどで、ゴム手袋をつけると肌荒れを引き起こす方はなりやすいと言われています。医療従事者や食品を取り扱う職業の方は、ゴム手袋をつける機会も多いでしょうから、肌荒れの経験などがある方はアレルギーを引き起こす可能性が考えられます。
妊婦は食べても大丈夫?
パッションフルーツには葉酸が含まれており、妊娠中におススメのフルーツとして取り上げている場合も多いです。しかし過剰摂取が懸念される成分も含まれています。具体的にはパッションフルーツに含まれるビタミンAです。
ビタミンAは妊娠初期に過剰に摂取することで、胎児の頭部や顔に奇形がみられる場合や、中枢神経系の異常などが見られる場合があると言われています。レバーやウナギといった食材にも多く含まれているため注意喚起されています。
これらを考えると、妊娠中はパッションフルーツを食べることは避けた方がよいのではないかと考えます。
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パッションフルーツの健康効果・食べ方
パッションフルーツにはどのような健康効果があるのでしょうか。おススメの食べ方や加工方法についても紹介していきます。
パッションフルーツの効果・効能?
パッションフルーツは「スーパーフード」と呼ばれるほど栄養価が高いフルーツと言われています。特に美容に効果的な栄養素が多く含まれており、ビタミンA・B・Cをはじめ、βカロテンやカリウムなど、様々な栄養素を含んでいます。
心筋梗塞や動脈硬化を予防するなど、様々な生活習慣病の予防、疲労回復効果、血圧の調整など多くの効能が期待できます。
おすすめの食べ合わせ
パッションフルーツはそのまま生の状態で食べることが一般的です。その他にも、煮詰めてジャムに加工したり、お肉のソースなどに使用されることも多いようです。チーズケーキやゼリーなど、スイーツにも使用される事も多いと言われています。
ジュースやジャムに
パッションフルーツは一般的に生食される機会が多いフルーツですが、生食以外にもジュースやスムージーに入れて召し上がる方法もメジャーです。
パッションフルーツの黄色い部分をスプーンですくいだし、バナナやパイナップルなどの南国フルーツと合わせ、ミキサーにかけましょう。砂糖と合わせて煮詰めることでジャムなどにも加工できます。
まとめ
今回は、パッションフルーツの食べ過ぎや、おススメの食べ方について解説していきました。
この記事をまとめると
- パッションフルーツは体質に合わない方もおり、消化不良などで下痢を引き起こす場合もある
- パッションフルーツを食べたことによるアレルギーの症例も見られている
- ジャムやスムージーの材料や、アイスのトッピングなど、様々な加工方法で食べられるフルーツ
いかがでしたか?パッションフルーツの食べ過ぎや、おススメの食べ方について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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