特に子供から人気のあるカボチャですが、ひょうたん型をした「バターナッツかぼちゃ」という品種をご存知ですか?
ハロウィン行事を行うアメリカでは馴染みのある品種ですが、日本ではスーパー等でも見かけることがあまりない、珍しい品種のかぼちゃです。
今回はそんなバターナッツかぼちゃの特徴や食べ方、おすすめのレシピについてまとめてみました。
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そこで今回は、
- バターナッツかぼちゃとは
- バターナッツかぼちゃの食べ方
- バターナッツかぼちゃのおすすめレシピ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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バターナッツかぼちゃとは
バターナッツかぼちゃは、アメリカ原産のかぼちゃの品種の一つです。
日本では販売場所が限られているため、まだ認知度の低い野菜ではありますが、近年はスーパーや催事場、ファーマーズマーケット等で取り扱う機会も増えているようです。
ここでは一般的なかぼちゃと、バターナッツかぼちゃの違いを比較してみましょう。
特徴
可愛らしいひょうたん型の形が目を引くバターナッツかぼちゃの特徴を、一つ一つ見ていきましょう。
- 形:長細いひょうたん型で、長さは20〜30cm程
- 色:表面は淡いベージュ〜オレンジ色で、中身は濃いオレンジ
- 味:上部はナッツのような甘みがあり、下部の種の周りは水分が多くさっぱりとしてい
- 食感:ねっとりとしている、繊維質が少なく食べやす
- 食べ方:生食、加熱どちらも可能
普通のかぼちゃとの違いは?
上記で紹介した通り、まず見た目に大きな違いがあります。
一般的なかぼちゃは胴回りが太く丸い形をしていますが、バターナッツかぼちゃは細長く、ひょうたんのような形をしています。
私たちがイメージする緑色のかぼちゃとは似ても似つかないため、かぼちゃだと分からない方もいるかもしれません。
その他、味や風味、食感も異なるので、スーパー等で見かけた際には、一度食べてみることをおすすめします。
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バターナッツかぼちゃの食べ方
これまで一般的なかぼちゃとの違いについても触れてきましたが、一番大きな違いは、バターナッツかぼちゃは生食でも食べられるという点です。
かぼちゃなのに生で食べられるの?と少し驚きますよね。
またバターナッツかぼちゃは実の部分だけではなく、下処理で取り除いた皮やワタ、種を煮ることで出汁を取ることもできる万能野菜なんです。
ここでは、生で食べる場合の方法についてご紹介します。
生で食べれる?
先ほどお話しした通り、バターナッツかぼちゃは、生でも食べることのできる品種です。
生で食べる場合、独特の青臭さがやや残るので、浅漬けや塩麹漬けにして食べると良いでしょう。
しかし、やはりかぼちゃ本来のほくほく、ねっとりとした食感を味わいたいのであれば、加熱をして食べることをおすすめします。
皮ごと食べられる?
結論、バターナッツかぼちゃは皮が薄いため食べることができます。
しかし、いくら薄いと言ってもかぼちゃの皮なので硬く、食べた時に口に残るので気になるかもしれません。
ポタージュなど、舌触りが肝になる料理の場合、皮は切って使うことをおすすめします。
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バターナッツかぼちゃのおすすめレシピ
私たちが食べ慣れている一般的なかぼちゃ同様、ポタージュスープやグラタンにして食べると、ねっとりとした食感と甘みを十分に生かすことができます。
バターナッツかぼちゃは、繊維質が少ないという特徴があるので、口の中で繊維質が残らず舌触りが良いので、特にスープで使用するのがおすすめです。
バターナッツかぼちゃが手に入った際には、ぜひお試しください。
ポタージュスープ
必要な食材・調理工程は、一般的なポタージュスープ同様です。以下の材料を使用し、下処理をしたかぼちゃを煮て、ハンドミキサーやブレンダーを使用してかき混ぜれば完成です。
クリーミーで口の中に優しい甘みが広がり、お子様も大喜びすること間違いなしのレシピです。トーストやサラダと合わせて、献立に取り入れてみてはいかがでしょうか?
- バターナッツかぼちゃ
- 玉ねぎ
- 牛乳
- 水
- バター
- 塩
- オリーブオイル
- パセリ(トッピングで必要であれば)
グラタン
可愛らしいひょうたん型をしたバターナッツかぼちゃですが、中身をくり出して、そのままグラタンの器として使うことができるんです。
使用する具材は、通常のグラタン同様です。ハロウィンやイベント、ちょっとしたパーティーで出せば、話題を呼ぶこと間違いなしですよ。
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まとめ
「バターナッツかぼちゃは生で食べる事ができる?皮ごと食べられる?」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- バターナッツかぼちゃはアメリカ原産のかぼちゃ
- バターナッツかぼちゃは名前の通り、ナッツのような甘い風味とねっとりとした食感が特徴
- バターナッツかぼちゃは生で浅漬けなどにして食べることができる
- バターナッツかぼちゃの皮も食べることができるが、舌触りを重視する料理には不向き
- 繊維の少ないバターナッツかぼちゃは、ポタージュやグラタンにして食べるのがおすすめ
8月〜11月に旬を迎えるバターナッツかぼちゃ。保存方法も簡単で、一般的なかぼちゃ同様、そのままの形であれば常温で保存することができます。
下処理も比較的簡単で、ポタージュやグラタンを始めとした様々なアレンジができる食材です。
普段食べているかぼちゃとは、一味異なる味わいを楽しむことのできるバターナッツかぼちゃ。かぼちゃ好きの方は必見です。
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