カップ飯は体に悪い?毎日食べると太る?栄養・ダイエット中は?

お湯を注ぐだけで簡単に食べられるカップ飯は、とても便利で忙しいときには重宝しますよね。ですがそのカップ飯、実は体には悪いものなのです。誰もがなんとなくわかってはいると思うのですが、詳しくは知らないという人のために、今回は

  • カップ飯は食べると太る?
  • 太りにくいカップ飯の食べ方
  • カップ飯の食べ過ぎは体に悪い?
について解説していきますよ。

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カップ飯は食べると太る?

便利なカップ飯は、食べると太ってしまうのでしょうか?

カロリー

一般的なカップ飯のカロリーは、およそ500kcalほどです。

これを1食と考えればさほど高カロリーではありませんよね。

ですが、実際にこれ1つで1食になるでしょうか?結局足りなくて他のものを食べてしまったりすれば、確実にカロリーオーバーです。

また、多くの人は「太る=見た目に美しくなくなる」と考えていますが、この認識は誤りです。

もちろん見た目も大切でしょうが、それよりもさらに重要なのは「太る=不健康」であるということ。

痩せすぎている人が健康的な体重に近づいたというならともかく、それ以外の人が太る原因は不健康だからです。

健康的な人は少々食べすぎたくらいで太りません。それだけ上手に体内で処理ができているからです。

太るということは病気に一歩近づいたということであると、認識を改める必要があると思います。

ダイエット中に食べてもいい?

ダイエット中だろうがなんだろうが、正直食べないのがベストな選択です。

それでもどうしても食べたいこともあると思います。

ダイエット中だからどう、ということは特にありません。

日常的にしっかり栄養素を摂れていれば、たまに食べても大きな問題ではないでしょう。

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太りにくいカップ飯の食べ方

カップ飯を食べるときに注意すべき点についてご紹介します。

夜・寝る前に食べない

夕飯や寝る前には、しっかりとビタミンミネラルタンパク質を補給する必要があります。

というのもわたしたちの体は、夜寝ているときに体内の調整をしているのです。

不要なものは排出し、必要なものを吸収する。その作業のために、必須栄養素をしっかり摂る必要があります

夜に食べるものはしっかり栄養素が摂れつつ軽めのもの。これを心がけてくださいね。

野菜やタンパク質も一緒に食べる

カップ飯からは必要な栄養素がまったくと言っていいほど摂れません

必要な栄養素とはビタミン・ミネラル・タンパク質のことで、これらは必須栄養素と呼ばれます。

これらの栄養素を毎日の食事からしっかりと摂取することは、健康な体作りに欠かせません

中でもタンパク質は絶対です。カップ飯を食べるなら、メインとして肉や魚・卵を一緒に食べましょう

野菜や豆を煮込んだ具だくさんのスープを付け合わせるのもいいですね。

こうすれば野菜とタンパク質も一気に摂れて、とてもおすすめのメニューです。

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カップ飯の食べ過ぎは体に悪い?

カップ飯は体に悪いです。ではどのように悪いのか、詳しく見ていきましょう。

塩分が多い

カップ飯には大量の塩分が含まれています。

塩分の摂り過ぎはお腹をこわすだけでなく、腎臓に負担がかかりむくみや疲労感などの症状もあらわれます

塩分は欠乏すれば消化不良や筋力の低下につながる可能性がありますが、普通に食事をしていれば不足することはありません。

ですが日本人の食生活では、基本的に塩分は摂りすぎの傾向にあります。

カップ飯に含まれる塩分量は非常に多く、そのたった1つで1日の塩分量のほとんどを摂ることになってしまいます。

塩分は慢性的に摂りすぎることで腎臓に負担をかけ、高血圧などの生活習慣病の引き金になるのです。

添加物が多い

カップ飯には大量の添加物が使われています。

カップ飯に含まれる添加物
乳等を主要原料とする食品、香味調味料、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、トレハロース、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、乳化剤、酸味料、香料、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香辛料抽出物、くん液、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
ざっと見ただけでもこれだけの量の添加物が使われているのです。怖いと思いませんか

添加物とは、そのひとつひとつには日本のゆるい基準での安全性が確認されています

ただし、これらを複数合わせて摂取した場合にどのような影響が出るのかは、いまだ解明されていないところが多いのです。

また日本の基準は諸外国に比べて非常にゆるい傾向にあります。

海外ではその危険性の高さから使用禁止になっている添加物も、当たり前のように使われています。

今日食べたから明日死ぬような話ではありませんが、怖いのは将来どうなるかわからないことではないでしょうか?

考えてみてください。日本人の死因1位はガン。ガンは生活習慣病。つまり生活習慣が原因でガンになるのです。

日本人の2人に1人がガン患者で、その3人に1人はガンが原因で死亡しています。

栄養が少ない

カップ飯から摂れる栄養素は

  • 糖質
  • 脂質
  • 塩分

のみです。野菜に栄養素は残っていませんし、そもそもじゅうぶんな量がありません。

毎日必ず摂るべき栄養素を必須栄養素といい、その中身はビタミン・ミネラル・タンパク質です。

これらを毎日欠かさずバランスよく摂ることで、はじめて健康な体作りができるのです。

カップ飯からは、これらの必須栄養素がまったく摂れません

栄養失調から体力が落ち、脳の体力も失われます。

そうすると思考力や集中力が落ち、仕事の効率を下げ、ストレスを感じ、睡眠が浅くなる。完全な悪循環です。

ここから抜け出すためには必要な栄養素を食事から摂ること。これしかありません。

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まとめ

この記事をまとめると

  • カップ飯は体に悪い!どうしても食べたいならタンパク質と野菜を一緒に食べよう
  • 「太る=不健康」であると認識を変えよう

カップ飯は確かに便利で、時間がないときにはとても重宝しますよね。わかります。

ですが健康を損ねては元も子もありません。まずは生活スタイルを見直すことから始めてみてはいかがでしょうか?

 

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