カップラーメンは何歳から食べられる?子供への影響・注意点は?

お湯を注ぐだけで簡単に作れるカップラーメンはとても便利ですよね。日持ちもするので非常食として常備している家庭も多いはず。味や種類も豊富で自分好みの味を見つけるのも楽しいですが、こどもに与えてもいいものかどうか、迷いますよね。そこで今回は

  • カップラーメンは何歳から食べられる?
  • 子供にカップ麺を与える時の注意点
  • カップラーメンを子供にあげる影響は?
について詳しく解説していきますよ。

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カップラーメンは何歳から食べられる?

カップラーメンは何歳ころから食べることができるのでしょうか?

与えられる時期

カップラーメンは体に悪い、というのは定説なのでこどもに与えることに関しては様々な意見があります。

ただ単純にこどもが食べられる時期という話であれば、離乳食が完了するころというのが妥当ではないでしょうか。

うどんやパスタ、そうめんといった麺類は離乳食初期から中期にかけて食べさせることができます。

しかし中華麺に関しては1歳から1歳半つまり離乳食完了期を推奨している情報が多いため、その頃が適していると考えられます。

子供にカップ麺を与える時の注意点

こどもに初めてカップラーメンを食べさせるときに、注意すべき点についてまとめました。

少量だけ

はじめての食べ物をこどもに与えるとき、まず気になるのが食物アレルギーではないでしょうか。

特にこどもは卵や大豆、小麦によるアレルギーを起こしやすいものです。

そのような時期にあえてアレルゲンを与えるのは不安ですよね。

ですが離乳食を進めていけば主な食物アレルギーの有無もわかってきますし、完了期にはたくさんの食材が食べられるようになっているはずです。

ある程度色々な食材を食べられるようになるころにはラーメンを与えてもアレルギーが起こりにくく、親も安心して食べさせられると思います。

とはいえアレルギーとはある日突然発症するもの。

最初は少量を与えて様子を見ましょう。しっかりこどもの状態を確認しながら、徐々に量を増やしていってくださいね。

時々だけ

カップラーメンははっきり言ってとても体に悪いです。

こどものころに覚えた味は大人になっても食べ続けることがわかっています。

最初にカップラーメンを覚えてしまうと、大人になっても食べ続けてしまう可能性があります。

それはまずいです。なのでほんの時々、しかたがないときにたけ与える程度にしておいてください。

カップラーメンは、基本的にこどもに与えるべきでない食品であることは明らかです。

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カップラーメンを子供にあげる影響は?

カップラーメンをこどもに与えることで、どのような悪影響があるのでしょうか?

塩分が多い

カップラーメンには大量の塩分が含まれていますので、こどもには特に要注意です。

大人と比べてこどもは内臓が未発達なので、大量の塩分を摂取してしまうと体に大きな負担がかかってしまうのです。

ちなみに、1日に必要な塩分摂取量は

大人 8g未満
こども 5g未満

と、大人のおよそ半分大人でもカップラーメンからは塩分を摂りすぎるのに、こどもに与えるにはいくらなんでも多すぎると言えるでしょう。

塩分は欠乏すれば消化不良や筋力の低下につながる可能性がありますが、普通に食事をしていれば不足することはないので安心してください。

カロリー・脂質が高い

カップラーメンに使われている麺は、油で揚げたものである場合が多いです。

この麺を揚げた油が酸化することで、毒性のある過酸化脂質に変化していると考えられます。

酸化した油は、摂取することで腹痛や下痢などの症状があらわれることも少なくありません。

また長期間摂り続けることで、動脈硬化や細胞機能の障害などの健康被害が起こる恐れもあります。

添加物が多い

カップラーメンには大量の添加物が使われています。

カップラーメンに含まれる添加物
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、乳化剤、香辛料抽出物、くん液、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、リン酸Ca、酒精、増粘剤(キサンタンガム)、酒精、レシチン、炭酸カルシウム、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、クチナシ色素、pH調整剤、紅麹色素
ざっと見ただけでもこれだけの量の添加物が使われているのです。怖いと思いませんか?

添加物とは、そのひとつひとつには日本のゆるい基準での安全性が確認されています。

ただし、これらを複数合わせて摂取した場合にどのような影響が出るのかは、いまだ解明されていないところが多いのです。

また日本の基準は諸外国に比べて非常にゆるい傾向にあります。

海外ではその危険性の高さから使用禁止になっている添加物も、当たり前のように使われています。

今日食べたから明日死ぬような話ではありませんが、怖いのは将来どうなるかわからないことではないでしょうか?

考えてみてください。日本人の死因1位はガン。ガンは生活習慣病。つまり生活習慣が原因でガンになるのです

日本人の2人に1人がガン患者で、その3人に1人はガンが原因で死亡しています。

栄養がない

カップラーメンから摂れる栄養素は

  • 糖質
  • 脂質
  • 塩分

のみです。野菜に栄養素は残っていませんし、そもそもじゅうぶんな量がありません。

毎日必ず摂るべき栄養素を必須栄養素といい、その中身はビタミン・ミネラル・タンパク質です。

これらを毎日欠かさずバランスよく摂ることで、はじめて健康な体作りができるのです。

カップラーメンからは、これらの必須栄養素がまったく摂れません

栄養失調から体力が落ち、脳の体力も失われます。

そうすると思考力や集中力が落ち、仕事の効率を下げ、ストレスを感じ、睡眠が浅くなる。完全な悪循環です。

ここから抜け出すためには必要な栄養素を食事から摂ること。これしかありません。

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まとめ

この記事をまとめると

  • カップラーメンをこどもに与えていい時期は、離乳食完了期から
  • こどもの体作りには栄養素は不可欠!カップラーメンからは栄養素は摂れない
  • カップラーメンをこどもに与えるべきではない!どうしてものときだけに留めて

こどもには健康に成長してほしいと願うのは、親なら当たり前の感情ですよね。

わたしたちの体は食べたものでできています。栄養価の高いものを食べないと、健康な体は作られませんよ。

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