毎日カップヌードは太る?痩せる?体に悪い?太らない食べ方は?

毎日カップヌードルを食べ続けることが体に悪いということは、おそらく誰にでもわかることだと思います。ですがわかってはいても毎日忙しくてどうしてもカップヌードルのようなものばかり食べてしまっている、という人もいると思います。そこで今回は

  • 毎日カップヌードルを食べると太る?
  • 毎日カップヌードルを食べ続けると体に悪い?
  • カップヌードルの太りにくい食べ方
について解説していきますよ。この記事があなたの意識を変えるきっかけになれば嬉しいです。

スポンサードリンク

毎日カップヌードルを食べると太る?

毎日カップヌードルを食べれば太る。おそらくそうですよね。その理由をご紹介します。

カロリー

カップラーメンのカロリーは、1個およそ400kcal前後です。

これが1食だとしたら、少ない方ですよね。

これを続けても太ることはない、と考える人も多そうです。

カロリーが低ければ痩せると考えている人がいまだに多いようですが、これは間違いです。

カップヌードルは非常にわかりやすい例です。

どんなにカロリーを抑えても、カップヌードルで健康的に痩せることはできません

カップヌードルには非常に高い脂質と塩分、糖質があります。また添加物も豊富です。

これらは健康を害するのに一番の近道ですので、健康的なダイエットへは程遠いでしょう。

太る部位はどこ?

炭水化物を摂りすぎると、お腹周りに脂肪がつくと言われています。

粗悪な油分はおしり周りの脂肪に。

また塩分はふくらはぎに。ふくらはぎが太い原因はむくみですからね。

「カップ麺を食べると痩せる」と言われる理由は?

上記の通り、1個のカロリーが低めなので出てきた迷信です。

もしかしたら体を悪くして食欲が減退した結果痩せた、という実話かもしれません。

万が一痩せたとしても、その先に健康な未来はありえません

多くの人が勘違いしていると思いますが、太る原因はカロリーではありません

必要な栄養素を毎日摂れていれば、基本的に太ることはありません

人それぞれ一番健康的な体型は違いますから、痩せすぎの人などは健康になって太ることもあるかもしれません。

ですが多くの場合は標準まで痩せるか、維持かのどちらかでしょう。

重要なのはなにより栄養素です。

わたしたちの体は食べ物でできています。栄養価のあるものを食べないと、健康にはなれません

標準以上に太るも痩せるも不健康です。体重の増減は病気の元ですよ。

スポンサードリンク

毎日カップヌードルを食べ続けると体に悪い?

毎日カップヌードルを食べ続けることによる影響には、どんなものがあるのでしょうか?

塩分過多による高血圧

毎日カップヌードルを食べることによる問題は、太るか痩せるかではありません。

はっきり言えば、まず間違いなくなんらかの病気になります

塩分は欠乏すれば消化不良や筋力の低下につながる可能性がありますが、普通に食事をしていれば不足することはありません。

ですが日本人の食生活では、基本的に塩分は摂りすぎの傾向にあります。

カップヌードルに含まれる塩分量は非常に多く、そのたった1つで1日の塩分量のほとんどを摂ることになってしまいます

塩分は慢性的に摂りすぎることで腎臓に負担をかけ、高血圧などの生活習慣病の引き金になるのです。

添加物が多い

カップヌードルには大量の添加物が使われています。

カップヌードルに含まれる添加物
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、乳化剤、香辛料抽出物、くん液、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、リン酸Ca、酒精、増粘剤(キサンタンガム)、酒精、レシチン、炭酸カルシウム、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、クチナシ色素、pH調整剤、紅麹色素
ざっと見ただけでもこれだけの量の添加物が使われているのです。怖いと思いませんか?

添加物とは、そのひとつひとつには日本のゆるい基準での安全性が確認されています。

ただし、これらを複数合わせて摂取した場合にどのような影響が出るのかは、いまだ解明されていないところが多いのです。

また日本の基準は諸外国に比べて非常にゆるい傾向にあります。

海外ではその危険性の高さから使用禁止になっている添加物も、日本では当たり前のように使われています。

今日食べたから明日死ぬような話ではありませんが、怖いのは将来どうなるかわからないことではないでしょうか?

考えてみてください。

日本人の死因1位はガン。ガンは生活習慣病。つまり生活習慣が原因でガンになるのです。

日本人の2人に1人がガン患者で、その3人に1人はガンが原因で死亡しています。

栄養がない

カップヌードルから摂れる栄養素は

  • 糖質
  • 脂質
  • 塩分

のみです。野菜に栄養素は残っていませんし、そもそもじゅうぶんな量がありません。

毎日必ず摂るべき栄養素を必須栄養素といい、その中身はビタミン・ミネラル・タンパク質です。

これらを毎日欠かさずバランスよく摂ることで、はじめて健康な体作りができるのです。

カップヌードルからは、これらの必須栄養素がまったく摂れません。

栄養失調から体力が落ち、脳の体力も失われます

そうすると思考力や集中力が落ち、仕事の効率を下げ、ストレスを感じ、睡眠が浅くなる。完全な悪循環です。

ここから抜け出すためには必要な栄養素を食事から摂ること。これしかありません。

スポンサードリンク

カップヌードルの太りにくい食べ方

それでも食べないわけにいかないという人もいるかもしれません。少しでもマシな方法をご紹介します。

夜・寝る前に食べない

夜や寝る前には食べないのが賢明です。

人は寝ている間に体を作りますから、夜に栄養価のないものを食べると体の修復ができません

夜には具だくさんのスープなどでしっかりと栄養補給をしましょう。

スープを飲まない

スープには大量の塩分や脂質が含まれています。

これを飲み干す人と飲まない人とでは、病気になる確率がぜんぜん違うのです。

せめてスープは残すようにしてくださいね。

しつこいようですがカップヌードルの悪影響は太ることではなく、その先にある病気ですよ。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 毎日カップヌードルを食べたからと言って太るとは限らないが、確実に病気にはなる
  • 太る原因はカロリーではない!主な原因は栄養不足

忙しくてカップヌードルを食べるしかないという人もいるかもしれませんが、まずは生活の見直しから始めた方がよさそうです。

病気になっては元も子もないですからね。

スポンサードリンク