梅干しのカビの原因は何?毒性はある?カビがない方法も紹介

梅仕事1年の中でも“梅の旬を迎える6月~7月頃”に行われる季節限定なもので、梅酒や梅ジュース・梅干しなどに漬けて出来上がりを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

今回は“自家製梅干し”にカビが生えた時について詳しくお伝えしていきます。

  • 梅干しにカビが生えた!考えられる原因2つとは?
  • 梅干しに毒性はあるの?2つのポイントを解説!
  • 梅干しの正しい保存方法&梅干しにカビを生えさせない2つの工夫をご紹介!
自家製の梅干し作りで意外に多いお悩みの1つに、カビが生えることが挙げられます。折角、手間隙かけて梅仕事を終えたはずだったのに、開けた瞬間に悲しい気分になられたことのある方も少なくないのでは?

是非ご一読頂き、この夏こそは美味しい梅干しを頂いてくださいね。

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梅干しのカビの原因  

まずは「自家製梅干し」にカビが生えてしまう大きな原因2つを解説していきます。

水分が切れていない

「自家製梅干し」にカビが生えてしまう1つ目の原因

水分が切れていない
ことが挙げられます。梅干しにする前に行う
梅を洗った後の、水分がしっかりと切れていない
場合は、細菌が繁殖する可能性が高くなりカビが生える原因となります。
カビが生えないために
梅を洗った後は、しっかりと水分を切る・拭き取るようにしましょう。

保存環境が悪い

「自家製梅干し」にカビが生えてしまう2つ目の原因

梅干しを保存する容器が清潔でない・殺菌消毒されていなかった
ことが挙げられます。梅干しを保存する際には
使用する容器に湿気っぽさが無いようにし、殺菌をしっかりと行う
ようにしましょう。
カビが生える他の原因とは?
梅に残った水分・保存容器の清潔以外に、塩分が足り無いケースも考えられます。塩分が足りないケースの場合、梅に雑菌が繁殖しやすくなりカビが生えることがありますので注意しましょう。

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梅干しに毒性はある?  

ここからは「梅干し」には毒性があるのか詳しく見ていきましょう。

青酸に注意

梅仕事に使用されることの多い

青梅には毒成分・青酸配合体のアミグダリンが含まれている
ことに注意が必要です。
特にお子さんの誤食に注意!
梅の種や果肉には種を守るために「青酸配合体」という糖と青酸が結合した物質が含まれています。そのため梅仕事をされる際には、お子さんの青梅の誤食に気をつけるようにしましょう。

種は食べないのが基本

青酸配合体

青梅の果肉よりも種部分に含まれており、その量は果肉の10~20倍以上とも
言われています。誤って青酸配合体を摂取してしまう

  • 頭痛
  • 眩暈
  • 発汗
  • 痙攣
  • 呼吸困難

などの不調を引き起こしますので、絶対に生の梅は食べないようにしましょう。

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梅干しの保存方法  

ここからは「自家製梅干し」の正しい保存方法を保存法別に詳しくお伝えしていきます。

常温の場合

自家製梅干しの保存

塩分濃度や使用される調味料によって保存方法が異なる
ことを覚えておきましょう。常温保存が可能な梅干し

  • 未開封の状態
  • 塩分濃度の高い梅干し
  • 高温多湿・直射日光の当たらない冷暗所

などの条件があります。

塩分濃度はどのくらいのもの?
基本的に塩分18%を超える梅干しは常温保存も可能と言われています。

冷蔵の場合

自家製梅干し

開封後や塩分濃度が低い場合は、冷蔵保存が必須
なことに注意しましょう。冷蔵保存が必須な梅干し

  • 開封後の状態
  • 塩分濃度の低い梅干し
  • 適切な保存環境が無い場合

などが挙げられます。

塩分濃度が低いとはどのくらい?
一般的に塩分10%以下の梅干しは冷蔵保存が必須と言われています。

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梅干しをカビ無くするには?

ここからは「自家製梅干し」にカビが生えないようにするための2つのポイントをご紹介していきます。

水分を定期的にふき取る  

梅干し

水分が残っているとカビが生えやすく
なります。

  • 梅干し作りをする際の、梅を洗った後
  • 梅干しを頂いた後に、室温差などでつく水滴

などで梅干しに水分が残った状態にならないように意識する必要があります。そのため、梅干しに水分が残っていないか定期的に確認するようにしましょう。

自家製梅干しを漬けている場合の注意点
梅干しが全体的に浸かっているかの確認を定期的に行うようにします。浸かっていない部分からカビが生えることがありますので、浸かるまでは塩・梅酢が全体に浸かるように毎日優しく揺するようにしましょう。

密閉して冷蔵する

梅干し

漬けている状態以外の場合は冷蔵保存が基本
となります。

  • 自家製梅干しを開封後
  • 市販品
  • 塩分濃度が低い場合

などは必ず密閉し冷蔵保存するようにしましょう。また密閉する際に使用する容器・袋などは、清潔なものを使用し、殺菌消毒を済ませてから使用するようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 「自家製梅干し」にカビが生えてしまう1つ目の原因梅干し作りの際に、梅を洗った後の水分がしっかりと切れていないことが挙げられる
  • 「自家製梅干し」にカビが生えてしまう2つ目の原因梅干しを保存する容器が清潔でない・殺菌消毒されていなかったことが挙げられる
  • 「自家製梅干し」にカビが生えてしまう他の原因梅干しの塩分が足りない・高温多湿や直射日光に当たる環境下などが挙げられる

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