お菓子やパンに使われ、豊かな風味と独特の食感を与えてくれる「くるみ」。そのまま食べても、ローストしても美味しいですよね。料理にお菓子にと幅広く使われているくるみですが、実は今注目の低糖質ダイエットやグルテンフリーダイエットにも適した食材なのはご存知でしょうか。今回は、
- くるみの健康効果がすごい!
- くるみを食べるタイミングは?
- ダイエットに使える?
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目次
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くるみの健康効果がすごい!
くるみは、最近ではダイエットに効果的な食材として注目を浴びています。身体にとって嬉しい効果のある栄養素がたくさん含まれているといいますが、どんな栄養素が含まれているのでしょうか。
くるみってどんなもの?
くるみは豊富な栄養素を含んでおり、健康食品として注目されているナッツの一種です。 食用できるのは種子の部分で、木になっている時は仮果と核果が周りを覆っています。
現在日本で食べられているくるみの多くはアメリカのカリフォルニア州産で、なかでも口当たりがマイルドで色の薄いチャンドラー種が最も多く栽培されています。日本では縄文時代から食べられていたと考えられており、長く愛されている食材です。
くるみに含まれる栄養
体に良い脂肪のオメガ3脂肪酸、抗酸化物質(ポリフェノール、メラトニン)が豊富に含まれるほか、ビタミン、ミネラル、たんぱく質や食物繊維など、体に良い成分や栄養素が詰まっています。
どんな効果があるの?
ナッツ類の中でも特にくるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、悪玉コレステロール値や中性脂肪値を下げたり血管を柔軟に保つ効果があり、糖尿病や心臓血管疾患、肥満やメタボなど生活習慣病予防のリスクを下げることがわかっています。
オメガ3脂肪酸は、血流を良くして疲れた脳を癒してくれ、仕事の効率UPに繋がるかもしれませんね。
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くるみを食べるタイミングは?
くるみは食べるタイミングによって、ダイエット効果が変わってきます。ダイエットの目的に応じて適切なタイミングで摂取しましょう。
寝る前は避けたほうが良い
くるみは食物繊維が多く、消化にやや時間がかかるため、寝る前に食べると睡眠の質が悪くなってしまうかもしれません。寝る前は避けた方が良いでしょう。
消化に時間がかかる
くるみには脂質が多く含まれ、なんと、実の約70%を占めるのが脂質です。このくるみの脂質は「不飽和脂肪酸」の1種であるオメガ3という良質な脂肪で、血液をサラサラにする働きが期待でき、生活習慣病の予防になると言われていますが、その一方で、脂質の多い食材は消化に時間がかかり、消化不良を起こしやすいです。
腹持ちがよいので日中のおやつに
間食で摂ることで、ほかのお菓子を食べて糖分過多になることを防いでくれます。また、吸収スピードがゆっくりで腹持ちが良いのもダイエットにおいて嬉しいポイントです。
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ダイエットに使える?
くるみは100gあたり713kcalと高カロリーであるにも関わらず、ダイエット食にもなると言われています。
ダイエット効果もある
くるみには、水分を含んで便の量を増やし腸の働きを活発にする、不溶性食物繊維が含まれています。腸の動きが活発になり、老廃物が排出されやすくなり体重がスムーズに落ちるため、ダイエット中の人におすすめです。
また、くるみには良質な脂質が含まれています。脂質はダイエットの敵と考えがちですが、くるみに含まれる植物由来の不飽和脂肪酸は体内に蓄積されづらく、太りにくいとされている脂質です。
糖質制限ダイエットにつかえる
コレステロールゼロ、低糖質でグルテンフリーのくるみは、糖質制限ダイエットにも最適です。バランス良く栄養素を補給するのに適した食材と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- くるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、悪玉コレステロール値や中性脂肪値を下げたり生活習慣病予防のリスクを下げる効果がある
- くるみは腹持ちがよいので日中のおやつにおすすめ
- コレステロールゼロ・低糖質でグルテンフリーのくるみは、糖質制限ダイエットにも最適
美味しくて健康的な食材として日常的に親しまれているくるみ。 そのまま食べられる加工済みくるみの他に、殻付きくるみや殻を取った生くるみも販売されています。 自分で殻を剥いたり、生くるみをローストしてみたりして、様々な方法でくるみを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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