栗は秋の食べ物のひとつですが、むき栗はどう保存するのが良いか知っていますか?剥いた栗を長持ちさせる保存方法や、渋皮の剥き方などに着目しました。今回は、
- むき栗の保存期間はどれくらい?
- 冷凍焼けさせず1年保存する方法
- 冷凍栗の渋皮の剥き方
- 栗を甘くして糖度をアップする方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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むき栗の保存期間と保存方法は?
むき栗を一度に食べきれない時、常温・冷蔵・冷凍ではどのくらい日持ちするのでしょうか?「剥き栗の保存期間と保存方法」を見ていきましょう。
- 常温保存‥1〜2日
- 冷蔵保存‥約1週間
- 冷凍保存‥約1年
殻がついている方が保存期限は長くなるのですが、剥いた栗は空気に触れたり人の手に触れているので日持ちが短くなります。冷凍する場合、約1年日持ちさせることが可能です。しっかりとした保存方法で保存すれば、こんなにも長い期間保存できます。
また、 渋皮が付いた状態の栗は、一度冷凍することで剥きやすくなります 。渋皮を剥く作業はなかなか大変ですが、『冷凍→熱湯に入れる』ことで時短で剥くことができますよ◎
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冷凍栗を熱湯で解凍!渋皮の剥き方
渋皮が付いた冷凍栗を解凍する際は、 熱湯に入れる方法 がオススメです。自然解凍の可能ですが、結構時間がかかるので熱湯に入れることで解凍時間が短くなります。
冷凍栗に熱湯に入れて5分ほど経つと、渋皮が柔らかくなり剥きやすくなる!
一度冷凍⇒解凍した栗は、手で渋皮が剥けるほど柔らかくなっています。粗熱を取ったら手で剥いて食べましょう。
ちなみに、渋皮はえぐみや苦味があるので剥いて食べるのが一般的な渋皮ですが、渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンという成分が含まれています。タンニンには強い抗酸化作用があり、老化防止やがん予防などの効果があります◎
栗を冷凍して一年保存!保存方法は?
栗は秋にしか出回らない食材なので、冷凍しておくことで長期間保存することができます◎ その保存期間は最長1年!うまく冷凍することで一年保存できるので、旬の時期に大量購入してもゆっくり時間をかけて食べていくことができます。
栗は冷凍することで長期間保存することができるので、保存食として冷凍庫に常備しておくのもオススメです。おやつとして小分けで解凍して食べたり、お菓子作りにアレンジしてみましょう。
冷凍保存方法
むき栗を冷凍する際は、乾燥させないように注意しましょう。栗は乾燥や時間の経過と共に水分が抜けて固くなってくるので、密閉できる袋や容器に入れて保存します。
- 乾燥しないよう密閉できる容器に入れ替える
- ジップロックなどの密閉袋に入れる
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冷凍栗が冷凍焼けする原因
冷凍栗のデメリットとして、冷凍焼けや解凍後ぶよぶよになるといったことがあります。それぞれどんなことが原因で起こるのでしょうか?冷凍栗が冷凍焼けする原因・ぶよぶよになる原因を見てみましょう。
乾燥
冷凍焼けは、 食材に含まれる水分が冷凍庫の中で蒸発し、乾燥する ことで起こります。そのため、できるだけ空気に触れないように保存することが対策です。
冷凍焼けした食材はパサパサになり、料理に使っても味や風味が落ちているので美味しくないです。冷凍焼けは、上手に保存していても、長期間保存していることによっても起こります。
ぶよぶよになることも
冷凍栗は、解凍後にぶよぶよ・ふにゃふにゃとしてしまうことも。冷凍することで栗の細胞が破壊されるため、解凍した時にぶよぶよしたり、ふにゃふにゃと柔らかくなることがあります。
食感や風味・味が落ちてしまうので、冷凍する際のデメリットでもあります。
栗を甘くする方法で糖度アップ!
栗を甘くする方法・栗の糖度をアップさせる方法があります!できるだけ甘い栗を食べたい方は、ぜひ実践してみましょう。その手順をご紹介します。
- 沸騰前の80度ほどのお湯に栗を入れる <殺菌>
- 1分茹でたらお湯を切り、呼吸用の穴を開けたビニールに入れる
- そのまま1ヶ月〜1ヶ月半寝かせる!
- 水滴が出ているのを見つけたらこまめに拭き取る
こうすることで栗が熟成し、甘くなるのです!時間はかかりますが、糖度の上がった栗は絶品です。熟成後、すぐに食べない場合は冷凍庫に入れて保存しましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 殻付きの栗よりも剥き栗の方が保存期限が短くなる
- 栗を冷凍することで長期保存でき、渋皮も剥きやすくなる
- 栗を甘くするには1ヶ月ほど熟成させる方法がある
栗は秋限定の食材なので、美味しく保存して堪能してみてくださいね♩
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