いちじくは、梅雨前から冬直前まで長く食べられるフルーツですね。
6~8月に旬を迎えるものと8~11月に旬を迎えるもので味も違い、それぞれの良さを楽しめるのも魅力の一つです。
ですが、いちじくはとてもデリケートですので、そのまま置いておくとすぐにだめになってしまいます。
少しでも長く保存できるように、冷凍したりジャムにしたりする方も多いのではないでしょうか?
とくにジャムにすれば、パンに塗るのはもちろん、サラダにかけたりソーダで割ったりしても楽しめますのでおすすめです。そこで今回は、
- 手作りいちじくジャムの保存期間はどれくらい?
- いちじくジャムは腐るとどうなる?見分け方
- いちじくジャムの保存方法
についてご紹介します。
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目次
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手作りいちじくジャムの保存期間はどれくらい?
いちじくはとても繊細なフルーツですので、そのまま置いておくと2~3日で腐ってしまいます。
ジャムにして保存期間を延ばすのも一つの手ですが、手作りのいちじくジャムはどのくらい保存できるのでしょうか。
未開封
手作りでもしっかり殺菌と脱気ができていれば、 冷暗所で3カ月 は持ちます。
しかし、手作りは調理過程で雑菌などが混入しやすいので、あまり楽観的に捉えずに、早めに食べた方がいいでしょう。
とくに夏の暑い時期は、常温保存せずに冷蔵庫に入れる方が安心です。
開封後
開封後は、 冷蔵庫に入れて1週間程度 が目安です。糖度が高ければ2週間程度は持つでしょう。
手作りジャムは防腐剤が入っていないため、開封後はできるだけ早く食べきるようにしましょう。
市販の賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限切れであっても、腐っていなければ食べることができます 。記載されている賞味期限に1.2をかけた数字が本来の賞味期限とされていますので、それを一つの目安にしてください。
しかし、賞味期限切れを食べるのは自己責任になりますので、腐っていないか、カビなどが生えていないかなどしっかりチェックしてから食べるようにしてくださいね。
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いちじくジャムは腐るとどうなる?見分け方
いちじくジャムが腐るとどうなるのでしょうか?間違って食べてしまわないようにしっかりチェックしましょう。
カビが生える
ジャムの上にふわふわしたものがあると、カビが生えている証拠です。
ジャムの表面が乾いたり、乾いた部分に白いものがあったりすれば、カビが生えているサインです。
カビが生えた部分を取り除いても、菌糸がどこまで伸びているかわからないため、食べないようにしてください。
カビ自体は加熱で死滅しますが、カビ毒は取り除けません 。もったいないかもしれませんが、カビが生えてしまったら諦めて捨てるようにしましょう。
変な匂いがする
生臭い、かび臭い、水っぽい においなど、いちじくジャムではない異臭がすることもあります。ジャムの臭いより強く感じることもありますので、水分と分離している、もしくは表面が乾いている場合は臭いも確認してみてください。
食中毒が危険?
腐ったジャムを食べると、酸っぱさを感じたり苦みを感じたりします。
この時にもっともおこる可能性が高いのが、 カビ毒による下痢や嘔吐の食中毒症状 です。
カビ毒は、食べてすぐ食中毒症状が出るものが少ないため、あまり気にならないかもしれませんが、発がん性の強いものもあります。
症状が出ていない、もしくは症状が軽く、快方に向かっているばあいは経過観察でいいと思います。
症状がひどくなったり、いつまでも続くようなら病院を受診しましょう。
なにより、腐っていそうなジャムや、カビが生えているものは食べないことが大切です。
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いちじくジャムの保存方法
いちじくジャムの保存方法は3つです。
常温保存
瓶と蓋を煮沸消毒し、空気を抜いた完全密閉状態で保存することを前提にしています。
常温保存は、 高温多湿を避けて直射日光の当たらない冷暗所 がベスト。
開封後は必ず冷蔵庫に入れてくださいね。
冷蔵保存
もっとも一般的なのが冷蔵保存だと思いますが、できる限り空気に触れないよう、蓋を開ける時間は最短を心がけてください。
中身を取り出すときも、清潔なスプーンを使いましょう。
一度使ったり口に入れた後のスプーンは、きれいに拭いても雑菌がついているので、ジャムの劣化を早めます。
温度差で発生する結露も、カビが生えたり腐ったりする原因になるので、冷蔵庫の開閉も最小限にしましょう。
冷凍保存
冷凍保存すると、 1カ月ほど保存できる ようになります。
1回分に小分けしてぴっちりラップに包み、フリーザーバッグに入れて冷凍保存できます。
直接フリーザーバッグに入れてもかまいませんが、臭い移りが心配なので2枚重ねると安心です。
冷凍してあっても、なるべく空気に触れないようにしたいので、どちらかと言えば小分けしてから冷凍するのがおすすめです。
冷凍してもジャムは硬くなりませんので、使いたいときにそのまま使えます。
瓶のまま冷凍すると、ジャムに含まれる水分が膨張し、瓶が割れる可能性がありますので、必ず瓶から出して冷凍するようにしてください。
まとめ
今回は、手作りいちじくジャムの日持ちや腐った時の見分け方、保存方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 手作りなら1週間を目安に
- 開封後は冷蔵保存
- 食べきるのに時間がかかりそうなら冷凍保存がおすすめ
- 腐ると異臭がしたりカビが生えたりする
いちじくジャムを保存する場合は、しっかりとした殺菌と脱気が大切です。
また、その後の保存方法でも日持ちが左右されます。
長くいちじくジャムが楽しめるように、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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