皆さんはぶどうはお好きですか?ぶどうと言うとかなり糖度が高くいつ食べても美味しいイメージがありますよね。最近では種無しのぶどうが主流になってきていますが、種ありのぶどうは甘みと風味がとても良く美味しいとされています。
しかし一方で、ブドウは体に悪いという情報も流れているんです。これはいったい本当なのでしょうか?
今回の記事では、
- ブドウってどんな果物?
- ぶどう食べると下痢になるって本当?
- ブドウは体にいいの?
- どんな成分を含むの?
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
ぶどうってどんな果物?
ぶどうはブドウ科ブドウ属の果物です。果実はそのまま生食される他、ワインなどのアルコール類、レーズンやジュース、ジャムやゼリー、缶詰などに加工されます。また、ワインを原料とした酢(ビネガー)も製造されています。
日本でのぶどうの利用は生食が9割近くを占め、ワインやブドウジュース、菓子などへの加工品は1割程度です。日本各地でぶどうの生産は行われています、その中でも収穫の多い地域は山梨県、長野県、山形県です。旬は品種にもよりますが、夏から秋にかけてです。
スポンサードリンク
ぶどうを食べると下痢になるって本当?
ぶどうに限らず生の果物と言うとたくさんの水分を保有しています。ですのでたくさんのぶどうを食べてしまうと水分の摂り過ぎで下痢になってしまうことがあります。
さらにぶどうは糖度も高いので、喉が渇くため追加で水分を摂取することが多いと思いますがそれによりさらに胃液が薄まり、ぶどうを消化しにくくなってしまうので消化不良を起こしてしまう可能性もあります。
ぶどうは決して体に悪いという食品ではありませんが食べ過ぎてしまうと様々な影響を及ぼしてしまう可能性のある食品ですので、食べ方には少し注意が必要になります。
スポンサードリンク
他の食品と食べ合わせるのも危険?
ぶどうに限らず果物には特殊な消化酵素が含まれています。単体で食べるぶんには問題なく消化されますが、他の食べ物と一緒に摂取すると胃の中で消化せずに止まってしまい他の食品の消化を阻害してしまうというデメリットもあります。
例えばぶどうは食事の後のデザートとして食べると思いますが、少ない量のぶどうでも他の食品と一緒に食べてしまうと消化不良を引き起こしてしまう可能性がありますので注意が必要です。
ただしこれは全ての人に起きるというわけではなく、消化能力が落ちている状態の人がなりやすいとされています。例えば夏バテの状態の時などは消化能力が落ちている状態ですのでブドウを他の食品と一緒に食べてしまうと消化不良を起こしてしまう可能性があります。
スポンサードリンク
ぶどうはむしろ体によい!
ここまではぶどうを食べることに対しての注意点について解説してきましたが、ブドウは体に悪いというよりも、むしろ身体に良い栄養成分が豊富に含まれているんです!
次はブドウが体によいと言われている理由について紹介していきますね。
ポリフェノールが優秀
ぶどうにはたくさんのポリフェノールが含まれています。特にポリフェノールが多く含まれているのは皮や種の部分だそうです。イタリアには古くから良いワインは良い血を作るということわざがあります。
このポイントとなるのがワインの材料になるぶどうに含まれるポリフェノールではないかとされています。
ポリフェノールにはがんや動脈硬化の予防に効果的とされており、医療業界でもかなり注目を集めている成分です。ポリフェノールの中でもアントシアニンという成分は赤ぶどうに多く含まれており、目の疲れや糖尿病による目の病気、視力回復につながる重要な役割を果たす成分としてとても有名です。
ぶどう食べることによってポリフェノールをたくさん摂取することができるので、体によいと言えそうです!
ぶどうの糖質が優秀
ぶどうには体内に吸収されやすいブドウ糖という糖質を含みます。皆さんもブドウ糖というものは聞いたことがあると思いますが、ブドウ糖はブドウにもたくさん含まれています。
このブドウ糖というのは代謝の過程を経ずに、そのままエネルギーになってくれるので非常に素早く体の疲労を回復してくれます。スポーツ選手なども好んで食べる果物がブドウなんです!
脳の働きを良くするとも言われている
ぶどうに含まれる糖質には直接脳の栄養源になるとされているため、脳の働きを良くするとも言われています。脳の働きを活発にすることで集中力を高め、いざという時に最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしてくれます。
食物アレルギーの発症を抑える効果もある?
ぶどうに含まれるポリフェノールには「レスベラトロール」という成分が含まれていることが分かっています。このレスベラトロールという成分は、食物アレルギーの発症を抑える効果があるということが研究によって明らかになっています。
ちなみにこのレスベラトロールが食物アレルギーの発症を抑える効果を突き止めたのは、山梨大医学部の研究チームです。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ぶどうは食べ過ぎてしまうと下痢を引き起こす可能性がある
- 他の食品と食べ合わせると胃の弱い人は下痢を引き起こすリスクが高い
- ブドウは体に悪いというよりもむしろ身体に良い成分が豊富に含まれる
- 特にぶどうに含まれるポリフェノールはとても優秀
- ぶどうのポリフェノールはがん予防や目の健康を守る効果がある
- 食物アレルギーの発症を抑える効果もあるとされている
- 脳のパフォーマンスをあげてくれる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク