体に悪いと言われるウインナー・ソーセージの代わりになる代用食品5選

ウインナーやソーセージは気軽に調理できる、お弁当でも大活躍する食材で活用している人も多いですね。

ウインナーやソーセージは加工肉といわれ、体に良くないといわれています。本当に体に悪いのか?代わりになる代用食品に解説します。そこで、今回は

  • ウインナーは体に悪い?
  • 加工肉はなぜ危険なの?
  • ウインナーの代用になる安全な食品

についてご紹介します。

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ウインナーは体に悪い?

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ウインナーやソーセージは加工品といわれるものでハムやベーコンも加工品です。ウインナーは肉製品なのでたんぱく質を含んでいます。

また、ビタミンB1やビタミンCも含まれているので糖質をエネルギーに変換する効果もあります。老化防止に良い栄養素も含まれています。

体に良さそうな感じはしますが、ウインナーは本当に体に悪いのでしょうか?

添加物が多い

ウインナーなど加工肉には食品添加物が入っています。日本では食品添加物に関して厳しい規定があり、食品安全基本法、食品衛生法で定められています。

日本では1日の摂取許容量を超えないように制限が定められているので市販されているウインナーは規定を守って加工されているので安心して食べることができます。

添加物を摂取する量が少なければ問題はありませんが、大量に摂取すれば体に良くない影響がでることもあります。

塩分量が多い

塩分は体に良くないと聞きますが、ウインナーにも塩分が含まれています。塩分は食品以外に調味料から摂取しています。

添加物を多く含む食品には食塩や脂質が多く含まれています。ウインナーなど加工肉を食べ過ぎてしまえば塩分も多く摂ってしまうことになります。

  • ウインナー(1本):0.5g

1日の塩分摂取量の目標は、男性は7.5g未満、女性が6.5g未満です。ウインナーを10本以上食べれば1日の塩分摂取量の目安に達してしまいます。

ウインナーは意外に塩分が高いので気をつけたいです。

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加工肉はなぜ危険なの?

加工肉には栄養素も含まれているので時短料理やお弁当にも大活躍する食品です。加工肉はダイエットや健康に役立てている人もいますが、加工肉は危険とも言われています。

加工肉と加工前のお肉を同じような量を食べていると危険な場合もあります。

発がん性

国際がん研究機関(IARC)では5段階で発がん性の評価を行っています。

  発がん性評価 具体例
1 発がん性がある たばこの煙、アルコール、アスベスト、ダイオキシン、塩漬けの魚、加工肉など
2A おそらく発がん性がある 排気ガス、農薬、赤身肉など
2B 発がん性の可能性がある クロロホルム、わらびなど
3 発がん性を分類できない カフェイン、お茶、アクリル樹脂など
4 おそらく発がん性はない ナイロンの原料など

評価を見てみるとウインナーなどの加工肉は「発がん性がある」との評価に分類されています。

ですが、世界的に見ても日本は加工肉を摂取する量は少ないです。標準的に加工肉を食べる分にはがんになる確率は低いと言われています。

高血圧

ウインナーなどの加工肉は加工前の肉に比べて塩分や脂が含まれています。脂質や塩分を摂り過ぎることで生活習慣病のリスクが上がります。

塩分の摂りすぎは高血圧のリスクを上げてしまいます。ウインナーは手軽に食べることができ、美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいます。

ですが、高血圧のリスクが上がれば他の病気のリスクを上がるので気をつけたいですね。

動脈硬化

高血圧になることで生活習慣病が心配になります。

  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞

食べてもそこまで塩味を感じないウインナーもあるので、塩分を摂っている自覚がない方も多いと思います。

ウインナーには普通のお肉と比べると塩分が多く含まれていることを意識して食べる量を考えましょう。

食べるなら1日に何本まで?

加工肉は塩分が高い、発がん性があると聞くと一日何本なら食べていいのかな?と気になります。

発がん性があるから食べちゃダメ!ということではなく「食べ過ぎないように意識して食べて欲しい」ということです。

塩分的に考えてもウインナーやソーセージなら1日3本程度。1本0.5gの塩分が含まれているのでそれ以上食べると塩分の摂り過ぎになる可能性があります。

塩分は加工肉以外から摂取しているので加工肉だけの塩分で考えていると日常的に摂り過ぎてしまいます。

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ウインナーの代用になる安全な食品

健康を維持するためには加工品を減らした方がいいのが分かりました。生活習慣病のリスクが上がるからといって全く食べないのは大変です。

日持ちしたり、たんぱく質や栄養を多く含む食品であることは変わりがないので、ウイナーの代用になる食品を生活に取り入れて少し減らしてみましょう。

無添加ソーセージ

無添加ソーセージは添加物が一切入っていない安心、安全に食べられるソーセージです。無添加のものは色が悪く見えるものもあり、体に良くない印象を持ちます。

これは余計なものが入っていない証拠で中には塩分控えめの無添加ソーセージもあります。

添加物が入っていないソーセージは小さな子供や妊婦さんなど健康に気をつかっている人にぴったりです。

無添加魚肉ソーセージ

魚肉ソーセージにはDHAやEPAが含まれていて体に良い食べ物です。免疫を高める効果や血液をサラサラにする効果も期待できます。

魚肉ソーセージも添加物が入っているものもありますが、体を思うなら無添加のものを選びましょう。

そぼろ肉

そぼろ肉はひき肉に味をつけた加工品です。ひき肉にはたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれているので加工肉と同じような栄養素が含まれています。

市販のものは添加物が気になるという方は自分で作って食べても良いですね。

納豆

納豆は大豆を発酵させて作られた食品です。良質なたんぱく質や食物繊維が豊富なので加工肉の代用としておすすめです。

納豆は発酵によって、たんぱく質の消化吸収の効率がよく、「納豆菌」、「ナットウキナーゼ」は体に良い働きをします。

卵料理

卵にはビタミンやアミノ酸など栄養素が豊富に含まれています。「完全栄養食品」と呼ばれるくらい栄養が豊富です!

卵には塩水化物がほとんど含まれていませんが、たんぱく質や脂質は含まれています。糖質が少ないのでダイエットしている方にもおすすめの食品です。

調理する時には調味料の使い過ぎに注意すれば塩分を抑えることもできます。

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まとめ

「体に悪いと言われるウインナー・ソーセージの代わりになる代用食品」についてご紹介しました。

この記事をまとめると

  • ウインナーは「添加物が多い」、「塩分量が多い」ので食べ過ぎは体に悪い
  • 加工肉は塩分が高いので習慣病のリスクが上がり食べ過ぎると危険
  • ウインナーの代用になる安全な食品は「無添加ソーセージ」、「無添加魚肉ソーセージ」、「そぼろ肉」、「納豆」、「卵料理」

加工肉は日持ちするので冷蔵庫に入っている家庭も多いです。栄養も含まれ気軽に調理できるので全く食べないということは難しいです。

また、極端にたんぱく質を減らすと筋肉量が減りエネルギー不足になってしまうこともあるので塩分に気をつけながら加工肉と上手く付き合って行きましょう。

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