雲丹アレルギーとは?どんな症状が出る?症状が出た時の対処法も!

ウニは海産物の中でも人気の高い食材であり、和食はもちろんの事、洋食や中華料理など幅広く使用されます。実は日本人は、「世界で一番ウニが好きな民族」と言われるほど、消費量が多いというデータがあります。

ウニはそれほど国民の食事と根強い関係があるのです。今回は、ウニアレルギーについて解説していきます。ウニの食用部分は「生殖巣」と呼ばれる内臓部分です。

その為栄養も豊富ですが、成分が強いためアレルギーを心配される方も多いです。ウニを食べてアレルギー反応がみられることもあるのでしょうか?そこで今回は、

  • 雲丹アレルギーとは?
  • 雲丹アレルギーの症状
  • 雲丹アレルギーへの対策は?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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雲丹アレルギーとは?

まずはウニアレルギーとはどのようなアレルギーなのか、ウニアレルギーについての見解や原因について解説していきます。

珍しいアレルギー

食物アレルギーと言えば、卵や乳、小麦といった「特定原材料7品目」、アーモンドやイカ、鶏肉といった「特定原材料に準ずるもの21品目」が代表的です。しかしウニは、これら28品目に含まれていません。

これらの情報からわかるように、「ウニアレルギーはとても珍しいアレルギー」なのです。ですが近年このような事は珍しくなく、今まで見られなかったような食品でアレルギー反応がみられるようになる、という方が増えています。

そのため世界中でこの添加物は良くない、この成分は良くないなど、様々な研究がされており、原因究明が急がれています。

たんぱく質が原因

アレルギー反応の原因の多くは、食品に含まれる「たんぱく質」が原因となる場合が多く、ウニアレルギーの原因もたんぱく質が原因とされています。

特に10歳未満のお子様のアレルギー反応が多いため、該当する年齢のお子様をお持ちのご両親は注意が必要です。

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雲丹アレルギーの症状

ウニを食べてアレルギー反応が見られた場合、体にどのような変化が見られるのでしょうか?代表的な症状について解説していきます。

腫れなどの外見の症状

ウニアレルギーの場合、体の外見に変化がみられる場合もあります。唇の腫れや、口腔内のかゆみ、皮膚が赤くなる、蕁麻疹が出るといった症状が一般的です。アレルギー反応全般でみられる症状とほとんど同じです。

吐き気など体内で起こる症状

ウニアレルギーの場合、嘔吐や吐き気、腹痛や下痢など、体の中で起こる症状も見られます。吐き気や嘔吐の場合は直前に食べたものを疑いますが、下痢や腹痛などの場合は症状が軽い場合もあり、見落とす場合もあります。

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雲丹アレルギーへの対策は?

ウニアレルギーが見られた場合、どのような対処法をとればよいのでしょうか?家族にアレルギー反応が見られた場合、対処法を知っておくことが大切です。詳しく見ていきましょう。

症状が出た時の対処法

軽い皮膚のあかみや湿疹が見られるなど、アレルギー反応が疑われた場合はまず原因物質を取り除くことが大切です。うがいをして口腔内からウニの成分を取り除くことや、「あえて嘔吐させる」という方法もあります。

アナフィラキシーショックなどの重度の症状が見られた場合は、より緊急の対応が求められます。救急車を呼び、応急処置をとりましょう。

アナフィラキシーショックを引き起こすと、血圧が急激に低下すると言われています。これが原因となり頭部への血流量が低下します。これを防ぐため、「水平位+下肢の30㎝挙上」という方法を実施する必要があります。

体を仰向けに水平にし、クッションや椅子などを支えにし、足を30㎝程度持ち上げましょう。足の血流を心臓に戻しやすくし、頭部への血流量を増加させます。救急車が到着するまでの間にすぐに実施しましょう。

日常生活では雲丹のエキスにも注意

ウニアレルギーの一番の対策方法は「近づかないこと」です。原因物質であるウニに触れない、近づかない、食べないことです。箸などで取り分けるといったことにも注意しましょう。

また、市販の商品では思わぬ場所でウニが使用されている場合もあります。ウニが使用されないような食品であっても、風味や色味付けでウニが使用されている可能性も考えられます。しっかりと原材料を確認して召し上がるようにしましょう。

イクラアレルギーを合併している可能性に注意

ウニの食用部分は「生殖巣」のため、「魚卵」という扱いになります。そのため、イクラや数の子といった「魚卵アレルギー」をお持ちの方も、念のためウニを控えた方がよいでしょう。

成分に共通点がある場合が多く、同様にアレルギー反応を示す場合もあります。

まとめ

今回は、ウニアレルギーの症状や原因、症状が見られた場合の対処法について解説していきました。

この記事をまとめると

  • ウニアレルギーはアレルギー症状の多い28品目の中に無いため、比較的珍しいアレルゲンである
  • ウニアレルギーの原因は、ウニに含まれるたんぱく質が原因
  • ウニアレルギーの場合は、魚卵アレルギーの場合もあるため、イクラやカズノコといった魚卵にも注意

いかがでしたか?ウニアレルギーについて、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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