国内外から健康食品として注目されている黒にんにく。現在は市販品や手作りで、比較的手軽に手に入れられるようになってきました。
そんな黒にんにくですが、どのように保存すればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな黒にんにくについて
- 黒にんにくを日持ちさせる方法
- 黒にんにくの賞味期限は?
- 黒にんにくが腐るとどうなる?
- 黒にんにくの栄養素
をテーマに紹介していきます。黒にんにくの保存方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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黒にんにくを日持ちさせる方法
まずは、黒にんにくを日持ちさせる方法について見ていきましょう。常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法について紹介していきます。
常温での保存の場合
常温保存をする場合は、高温多湿を避けましょう。高温・高湿で熟成させる黒にんにくですが、高温多湿の環境に放置してしまうとカビが生えたり傷んだりしてしまいます。
また、パックから出した黒にんにくをビニール袋やプラスチックの密閉容器に入れると、黒にんにくから出る水分で湿気が溜まってしまうので避けるようにしてください。
常温保存をするときは涼しくて風通しのいい、日の当たらない場所で保存しましょう。黒にんにくの保存の適温は15〜25℃くらいなので、夏場は冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
また、気温差が激しい場合も結露でカビが生えてしまうので気をつけましょう。朝晩の気温差が激しい時期にも冷蔵庫に入れておくと安心です。
密封パックされている黒にんにくは開封せず、そのまま新聞紙に包んで保存しましょう。新聞紙が余計な水分を吸ってくれるので、カビや痛みを防いでくれます。
湿気を吸った新聞紙にカビや虫が発生することがあるので、長期保存する場合は新聞紙を時々取り替えてください。
冷蔵・冷凍での場合
季節に関係なく長期間保存ができるのは、冷蔵保存です。梅雨や夏場は常温保存では傷んでしまったり、カビが生えてしまったりする心配があるので冷蔵庫に入れておくと安心です。
冷蔵保存をするときに気をつけたいポイントは湿気です。常温のときと同じく、まるごとの黒にんにくは密閉すると蒸れてしまいます。
まるごとの黒にんにくはビニール袋や密閉容器を避けて、新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておきましょう。
容器に入れるときは、外側の皮が乾燥してカサカサになるまで袋の口や蓋を開けておくと、湿気がこもらずに保存できます。
バラバラにした黒にんにくはジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵保存するのがおすすめです。
冷蔵保存した黒にんにくは水分が抜けるので、常温保存のときと比べて少し固めの食感になってしまいます。
やわらかめの食感が好みの場合は、はじめは少量から試してみてください。
最も長く保存できる方法は冷凍保存です。冷凍保存では、皮付きのままでも皮を剥いた状態でも長期間保存できます。
冷凍すると皮が剥きやすく、ベタベタしないので食べやすくなりおすすめです。黒にんにくの冷凍方法は、バラバラにして保存容器に入れ、冷凍庫に入れるだけ。
黒にんにくは水分が少ないので、凍らせてもカチカチにならずそのまま食べられます。シャリッとしたシャーベット状の食感を楽しんだり、そのまま加熱料理に加えたりしてもおいしく食べられます。
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黒にんにくの賞味期限は?
黒にんにくは常温保存すると、市販のものは未開封で約半年・手作りのもので約1~2ヵ月が保存期間の目安と言われています。
また、冷蔵保存では市販・手作り共に約半年、冷凍では約1年が保存の目安です。
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黒にんにくが腐るとどうなる?
常温や冷蔵保存で長期保存しやすいイメージの黒にんにくですが、腐るとどうなるのでしょうか。
黒にんにくは、製造の時点で中の雑菌が死滅しているので、適切な保存をしていれば腐りません。しかし、保存の状態によっては傷んでしまいます。
傷んだ黒にんにくは、カビが生える、アンモニア臭がする、味が変など、明らかに通常の黒にんにくとは違いますので、そのような場合は食べずに処分しましょう。
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黒にんにくの栄養素
もともと栄養価の高いにんにくですが、熟成・発酵させて黒にんにくにすると、さらに栄養価が高まるとも言われています。
ここでは、そんな黒にんにくの栄養素について紹介していきます。
アミノ酸・ポリフェノールが豊富
黒にんにくにはアミノ酸とポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは野菜の中ではトップの含有量とも言われているほど。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、老化のもととなる活性酸素を除去する働きがあるとされています。
さらに近年では花粉症などを抑制する、強い抗アレルギー作用があることもわかってきました。アミノ酸とともに、さまざまな健康効果を期待できます。
黒にんにくに含まれるアミノ酸の一種アルギニンは、通常のにんにくの約3倍とも言われています。
疲労感の原因物質であるアンモニアを除去し、疲労回復に効果を発揮したり、インスリンの分泌を促したりと、幅広い効果が期待できます。
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血液がサラサラになる
悪玉コレステロールが多い状態では血液の流れが悪くなります。黒にんにくに含まれている、S-アリルシステインには抗酸化作用があるため、悪玉コレステロールを減少させる効果が期待できます。
そのため、黒にんにくを摂取すれば、血液をサラサラにしてくれると言われています。
まとめ
黒にんにくの日持ちについて紹介してきましたが、いかがでしたか?黒にんにくはにんにくを熟成させて作った栄養豊富な食材です。
上手に保存して、長い期間美味しく安全に楽しみましょう。
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