コーンミールはトウモロコシを原料とした粉で、外国では主食でも使用されるほどメジャーな食品です。日本の一般家庭ではあまり馴染みはありませんが、商品としての需要はあり、パンやお菓子といった食品を作るために使用されることが多いです。
今回は、コーンミールが必要な際、手元にない場合の代用品について解説していきます。コーンミールはどのような食品で代用可能なのでしょうか?今回紹介していくテーマは、
- コーンミールとは
- コーンミールの代用品
- コーンミールを使ったレシピ
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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コーンミールとは
コーンミールにあまり馴染みがない、という方へ向けて、「コーンミールとは何か」ということについて解説していきます。
トウモロコシの胚乳を粉砕したもの
コーンミールの原料は、その名の通り「とうもろこし」です。普通のトウモロコシではなく、乾燥させたとうもろこしを原料として使用し、それを粉末状にした商品が「コーンミール」なのです。
一般的にコーンミールというと、トウモロコシの胚乳部分を乾燥させて使用しますが、基準は使用する国によって様々です。全粒粉のまま使用する場合や、殻や胚芽をすべて取り除いて使用する場合など、商品形態も様々です。
粉末にする際の「粗さ」によって商品名が変わる場合もあり、コーンフラワーやコーングリッツなど、似たような商品が数多く販売されています。
アメリカやメキシコでよく使われる
トウモロコシは穀物で、食材としての歴史はとても古く、実に5500年から7500年程前から食べられていたという記録も残っています。詳しい起源はわかっていませんが、かなり古くから人間に食べられていたという歴史があります。
特にアメリカやメキシコなどでは馴染みのある食べ物で、コーンブレッドやトルティーヤなど、主食としての役割を昔から担っています。他にもアフリカやヨーロッパなど、世界中でトウモロコシを原料とした食品は馴染みがあります。
カルディやスーパーで買える
日本は粉物というと、小麦粉や米粉、片栗粉などの商品が一般的で、コーンミールと呼ばれる商品はあまり馴染みがありません。しかしよく見ると、食品スーパーにも陳列されている場合があります。
見当たらない場合はカルディや業務スーパーなど、輸入商品を多く取り扱う店舗に出向いて見ましょう。Amazonや楽天といったネットショップでも購入することが可能ですよ。
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コーンミールの代用品
コーンミールが急遽必要になったが手元にない!という場合、何か代用品が必要ですよね。コーンミールの代用品はどのようなものがあるのでしょうか?
手作りは出来る?
コーンミールは一般的に、トウモロコシの胚乳部分を使用した商品ですから、生のトウモロコシがご家庭にある場合は手作りすることも可能です。
手作りする際は、通常通りトウモロコシを蒸したり茹でたりして加熱し、粒をとってすり潰しましょう。すり潰したトウモロコシを裏ごしすればピューレになりますから、そのまま料理に使用することも可能です。
粉末コーンスープの元
市販のコーンスープの粉末は、コーンミールの代用品に使用できます。パンやマフィンなどに味や風味をプラスする際は十分代用品として機能します。コーンミールと違って塩気や甘さが加わっているため、その点を考慮して代用しましょう。
コーンフレーク
コーンフレークはコーンミールやコーングリッツなどを原料にしている場合が多く、原材料としては同じもののため代用も可能です。プレーンのコーンフレークが一番幅広く代用できるためおススメです。
すり潰したりミキサーにかけて、好みの粗さにしてからお料理に使用しましょう。
コーンピューレ
コーンピューレは、トウモロコシをすりつぶして裏ごしした商品で、業務用品として馴染みがありました。インターネットの普及により様々な調理方法が知られ、コーンピューレも一般消費者に食べられるようになりました。
とても滑らかな商品なので、パンやスープなどに幅広く代用できます。
コーンクリーム
コーンクリームの缶詰商品も販売されており、シチューやスープ、パンなど、幅広く代用できます。コーンクリームは「コーンピューレを調味した商品」ともとらえられるため、コーンミールの代用品としてうまく機能します。
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コーンミールを使ったレシピ
コーンミールを使用することで、どのような料理が作れるようになるのでしょうか?コーンミールを使用した代表的なメニューについて解説していきます。
トルティーヤ
コーンミールを使用した代表的なレシピと言えば「トルティーヤ」です。トルティーヤは、コーンミールを使用して作ったクレープのような生地に、お肉や野菜を調理したソースや野菜を包んで一緒に食べる料理です。
メキシコやアメリカなどの中南米の地域では、古くから食べられている伝統的な料理です。
アメリカンドッグ
もう一つの代表的な料理は「アメリカンドッグ」です。日本ではアメリカンドッグという名前で馴染みがありますが、本場アメリカでは「コーンドッグ」と呼ばれるそうです。これは生地部分にコーンミールを使用するためです。
日本では小麦粉を使用して作る場合もありますが、本来はコーンミールを原料にして作りますよ。
まとめ
今回は、コーンミールの代用品についていくつか紹介していきました。
この記事をまとめると
- コーンミールはトウモロコシの胚乳部分を粉末状にした商品
- コーンスープの素やコーンフレークなど、同様にトウモロコシが原料となっている商品で代用可能
- コーンミールはトルティーヤやアメリカンドッグの原料として有名
いかがでしたか?コーンミールの代用品について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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