ソーセージやシャウエッセンは体に悪い、というのを聞いたことはありませんか?それはおそらく、加工肉であることや「塩漬」という工程が人体に害があるという意見があるからだと思われます。そこで今回は、
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シャウエッセンは体に悪くない!
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加工肉って食べない方がいい?
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シャウエッセンは加熱しなくても食べられる?
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美味しいシャウエッセンの食べ方
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目次
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シャウエッセンの特徴
シャウエッセンは日本ハム(株)が販売しているウインナーです。スーパーにも必ずと言っていいほど置いてあるので、食べたことがある人も多いですよね。そんなシャウエッセンは他のウインナーとどんな違いがあるのでしょうか?詳しく解説していきましょう。
シャウエッセンの特徴
シャウエッセンの一番の特徴は、食感と味です。ウインナーの皮は人工的に作られたものとヒツジや豚などの腸を使った天然のものがありますが、シャウエッセンは天然の柔らかい羊の腸を使用しています。
シャウエッセンの最大の特徴であるパリッとした食感は、腸がピンと張るように肉詰めをすることで生み出しています。
また、シャウエッセンの肉汁があふれる美味しさは、肉はあらびきの豚肉を100%使用し、香辛料などの材料だけでなく加熱の仕方にもこだわっているから生まれる美味しさなのです。
栄養成分・カロリー・添加物
シャウエッセンの100gあたりの成分と添加物について詳しくご紹介します。(公式HPより)
成分 | 数値 |
熱量(カロリー) | 325kcal |
たんぱく質 | 12.4g |
脂質 | 29.3g |
炭水化物 | 2.9g |
食塩相当量 | 1.9g |
ナトリウム | 765mg |
おおよそシャウエッセン1本が20g前後だとすると、4、5本食べると325Kcalを摂取することになるので、シャウエッセンはカロリーと脂質が高めな食品だということが分かりますね。次にウインナーが体に悪いと言われる理由の添加物について調べてみましょう。
- 香辛料/リン酸塩(Na)
- 調味料(アミノ酸)
- 酸化防止剤(ビタミンC)
- 発色剤(亜硝酸Na)
シャウエッセンは国産ですが、意外にも添加物が使われています。合成着色料は不使用のようですが、無添加というわけではないようです。
シャウエッセンの生食・リスク
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筆者はウインナーが好きで様々な会社の商品を食べていますが、シャウエッセンはかなり美味しいと思っています。しかしシャウエッセンが体に悪いと噂があるようなので、詳しく調べてみました。
生で食べられる?
シャウエッセンは加工する過程で加熱や燻製をしているため、袋から取り出してそのまま食べることができます。ですが、やはり焼いてから食べる方が皮がパリッと香ばしく、油が溶けやすくなるので美味しく食べられますよ。
生食は体に悪い?
シャウエッセンをそのまま食べても体に害はありません。もしもお腹が痛くなったり下痢をしたという場合は次のことが考えられます。
- 消費期限を過ぎていて腐っていた
- 冷えたソーセージでお腹を壊した
- 冷えた脂身が上手く消化できなかった
冷やされた食品によってお腹を壊した場合は、自然治癒するのも早くて心配はありませんが、腐っているシャウエッセンを食べてしまうと食中毒になりますので注意が必要です。
ウインナーは日持ちする食品ですが、それゆえに食べ忘れてしまう危険があるので気を付けましょう。
加工肉の危険性
シャウエッセンだけでなく、ウインナーなどの加工肉が全般が体に悪いとされるのは、発色剤で用いられる亜硝酸Naに発がん性があるためです。
しかし、日本の食品は添加物について厚生労働大臣が厳しい基準や指定を設けていますので、加工肉を食べたからと言って必ずガンになるという心配はありません。
生で食べられない商品
日本でい売られている多くのウインナーは、シャウエッセンと同様に加工する過程で熱が加えられているのがほとんどです。しかし中には「生ソーセージ」と呼ばれる非加熱のものもあるので注意しましょう。
生ソーセージは冷凍した状態で売られているものもありますので、しっかり解凍してから中まで火を通して食べましょう。
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シャウエッセンの美味しい食べ方
シャウエッセンはやはり加熱して食べる方が美味しいということが分かりましたが、加熱の仕方でもっと美味しくする方法をご紹介しましょう。
1番美味しい食べ方
TBS系列「ジョブチューン」で紹介された、日本ハムの社員が紹介したシャウエッセンの一番美味しい食べ方を紹介します。
- フライパンに50ccの水とシャウエッセンを入れて強火にかける
- 水が無くなったら完成
紹介していた日本ハムの社員によると、シャウエッセンはボイルするのが一番美味しく食べられるそうです。この方法なら、水も少なくて済みますし、とても手軽なので実践しやすいのもいいですね!
レンジ調理の場合
日本ハムはこれまで、電子レンジで爆発することを危惧し、ボイル調理と焼く調理を推奨してきましたが、現在は電子レンジで調理することも公式に案内しています。
500W | 600W | |
3本 | 約30秒 | 約20秒 |
6本 | 約60秒 | 約40秒 |
シャウエッセンが爆発してしまうことも考えて、耐熱皿に移し、ラップをかけて加熱することをおすすめします。
また、爆発させてしまうとシャウエッセンの美味しさであるパリッとした食感が損なわれ、肉汁が出てしまうので、爆発する前に留めるようにしましょう。
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まとめ
筆者も大好きなシャウエッセン。あの食感との肉汁は他にないですよね。今回はそんなシャウエッセンについて詳しくご紹介しました。
この記事をまとめると
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シャウエッセンは亜硝酸Naが添加されている
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亜硝酸Naは発がん性があるとされているが、国の基準をクリアしていれば心配ない
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シャウエッセンは生でも食べられる
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シャウエッセンは加熱して食べた方が美味しい
いままで自己流でシャウエッセンを加熱して食べていた人は、今回ご紹介した一番美味しい食べ方も実践してみてくださいね!