最近の定番な朝食はお手軽に美味しく頂ける“パン食”が主流になっているそうです。
パンの人気は非常に高く、素材にこだわった高級食パン店もまだまだ予約が殺到しているそうです。
今回は注目されている“小麦粉不使用パン”の「ライ麦パン」について詳しくお伝えしていきます。
近年では健康志向の強まりから“小麦粉不使用”や“グルテンフリー”の商品が増えてきています。- ライ麦パンの正しい保存方法とは?ライ麦パンはどうして日持ちしやすいのかも詳しく解説!
- ライ麦パンのカロリーや成分をご紹介!
- ライ麦パンを美味しく頂けるおススメの頂き方もお伝え!
主に小麦粉アレルギーの方に選ばれていますが、世界では慢性的な不調の改善効果も高いことから健康食の選択肢としても注目されています。ライ麦パンに馴染みの無かった方も、ご一読頂いて特徴を知りお試しくださいね。
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目次
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ライ麦パンを保存する方法
まずは「ライ麦パン」の正しい保存方法を状態別にご紹介していきますので、是非参考にされてくださいね。
常温・冷蔵の場合
ライ麦パンは
常温・冷蔵保存ともに約3~4日の日持ち
- 乾燥しないように、密閉する
- 湿度の高い環境では保存しない
- 涼しい室内で保存し、なるべく早く消費する
などに意識するようにしましょう。冷蔵保存する際も
- 冷蔵庫内は乾燥しているため、ライ麦パンをラップで包んでから保存袋に入れて密閉する
- 早めに消費することが基本
- 食べかけなどの場合は切り口部分から鮮度が落ちてくるため、カットする際は清潔なナイフを使用する
などに意識して保存するようにしましょう。
冷凍の場合
ライ麦パンを長期保存したい場合は
冷凍保存することで、約2週間程度の日持ち
- 予め1切れずつにカットし、ラップに包む
- 保存用袋に入れて、空気をしっかり抜いて密閉する
- 頂く際は電子レンジの解凍機能を使用するor凍ったままトースターで少し焼いて頂く
などを行うと良いでしょう。
ラップよりもアルミホイルがおススメ!
アルミホイルに包んで冷凍保存することで急速冷凍が可能になり、ライ麦パンの風味・味わいを落とさず冷凍保存が可能になります。スポンサードリンク
ライ麦パンが日持ちする理由
ここからは「ライ麦パン」はどうして日持ちしやすいと言われるのかを詳しく見ていきましょう。
腐敗菌が増殖しにくい
ライ麦パンは一般的な食パンと違って
発酵時にサワー種と呼ばれる酸味の強い発酵種を使用
保存性も高めている
サワー種には乳酸菌や酢酸菌が豊富!
サワー種には空気中の酵母や乳酸菌・酢酸菌が豊富に含まれています。乳酸菌や酢酸菌には、腐敗菌の増殖を抑える効果もあるため保存性を高める効果があります。水分活性が低い
またライ麦パンには
粘着性の高い、ペントサン(アラビノキシラン)と呼ばれる炭水化物が使用
吸水性が高く、水分活性が低いパン
水分活性が低いとはどういう意味?
水分活性とは食品中に微生物が利用できる水分の割合のことで、低いほど微生物が増殖しにくく高いほど微生物が増殖しやすいと言われています。スポンサードリンク
ライ麦パンの成分・栄養素
ここからは「ライ麦パン」のカロリー・成分などを詳しくお伝えしていきます。
カロリー・成分
ライ麦パンのカロリーは
100gあたり約252kcal
100gあたり約43.4g
ライ麦パンに含まれている主な成分は
- 食物繊維
- ビタミンB1・B2・B6・B12
- 葉酸
- パントテン酸
- ナイアシン
- ビオチン
などで
便秘解消効果・アトピー性皮膚炎予防・アンチエイジング効果や美肌効果
食パンより食物繊維が多い
ライ麦パンの大きな特徴に
食パンなど他のパンと比べて、食物繊維の含有量が多い
食物繊維が豊富なため、空腹を満たしやすく糖質の吸収を穏やかにする
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ライ麦パンのおいしい食べ方
ここからは「ライ麦パン」を美味しく頂けるおススメの頂き方をご紹介します。
ほんのり温める
ライ麦パンは小麦粉を使用している食パンとは違って
こんがりとトーストせず、温める程度に焼いて頂く
スプレッドを塗って食べる
ライ麦パンは色々な食材との相性が良いパンですが
バター・チーズなどの乳製品を使用すると、ライ麦パンの特有の酸味が和らぎ
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まとめ
この記事をまとめると
- ライ麦パンは常温・冷蔵保存ともに約3~4日の日持ち、冷凍保存で約2週間程度の日持ちが可能
- ライ麦パンは一般的な食パンと違って、発酵時にサワー種と呼ばれる酸味の強い発酵種を使用・吸水性が高く、水分活性が低いパンなため、非常に保存性が高い
- ライ麦パンはカロリー・糖質量が高めだが、食物繊維が豊富なため、空腹を満たしやすく糖質の吸収を穏やかにするため、適量摂取することでダイエット中でも頂きやすい
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