いんげん豆を食べてアレルギーになることがある?インターネットを検索すると、そんなクチコミも見られます。あなたは、いんげんを食べた際のアレルギーをご存知でしょうか?今回は、いんげん豆のアレルギーについて、以下のようなことを解説していきます。
- いんげんとは一体どんな食べ物?
- いんげんとさやいんげんは何が違うの?
- いんげんのアレルギーって何?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂くと、いんげんを食べた時のアレルギーについて、徹底理解が出来るでしょう。早速、記事を進めていきます。
スポンサードリンク
目次
|
|
いんげんの特徴
まずは、いんげんとはどんな特徴がある植物なのか?を詳しく解説していきます。
いんげんとは
いんげんとは17世紀に中国から日本に伝わった豆の一種です。中央アフリカが原産地とされていて、βカロテンや食物繊維、カルシウムなどを豊富に含む栄養が高い食物になっています。さっと湯通しをして、あえ物にしたり、サラダの具材として幅広く活用されています。
さやいんげん・いんげん豆の違い
いんげんには「さやいんげん」と「いんげん豆」があります。さやいんげんは、いんげんが成熟する前に若いうちに摘み取った物で、さやのまま食べることが出来ます。一方の「いんげん豆」はいんげんが完熟してから摘み取った物で、さやは取り除いて豆のみを食べます。
さやいんげんを食べると、さやのほんのりとした甘みと、豆の香ばしさを楽しめる一方で、いんげん豆だと、栄養豊富な豆の部分をしっかりと味わえます。どちらにも、メリットはありますが、通常「いんげん」というと、多くの人はさやいんげんの方をイメージするのかもしれません。
スポンサードリンク
いんげんでアレルギー反応は出る?
いんげんを食べた際に、アレルギー反応が出てしまう事もあるのでしょうか?ここでは、いんげんとアレルギーの関係について、詳しく解説しておきます。
アレルギー項目に含まれる
いんげんは、食物アレルギーが比較的出やすい食材に指定してあります。なので、消化器官が未熟な小さなお子様には用心しながら食べさせなければいけません。アレルギーがあるかどうか確認しないまま、たくさん食べさせるのは危険です。
いんげんによるアレルギーの症状
いんげんを実際に食べた際には、どんなアレルギー症状が予想されるのか?いくつか挙げておきましょう。
- 口の周りが赤く腫れる
- 喉の奥がイガイガする
- 嘔吐や下痢
- 蕁麻疹が出る
- アナフィラキシーが出る
こんな感じで、多くの場合は口の周りの腫れやのどのイガイガですが、アナフィラキシーが出ることもあります。いんげんが原因のアナフィラキシーは、意外と確率的には多いので、十分に注意して食べましょう。
離乳食に使える時期
いんげんは、生後7カ月から8カ月を過ぎて与えるのが絶対です。いんげんは筋も通っていて裏ごしもしにくいので、離乳食の早い段階から与えるのは危険です。また、前述した通りアレルギーが起こりやすい食品なので、少量ずつ与えるようにしましょう。
アレルギーの対処法
もし、いんげんを食べた際にアレルギー反応が起こった場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。いんげんを食べてアレルギーを発症するのは、まだ小さなお子様ばかりのはずなので、一度医療機関に相談した方がいいです。
また、アナフィラキシーなどの重篤な症状も出やすいので、スプーンにちょっと乗せるくらいの少量ずつ食べさせた方がいいでしょう。
スポンサードリンク
いんげんの下処理・食べ方
いんげんはどんな下処理をして食べればいいのでしょうか?また、残留農薬が検出されたとの噂もありますが、農薬については大丈夫なのでしょうか?
残留農薬に注意
結論から言うと、いんげんに付着する残留農薬は「心配しなくて大丈夫」です。残留農薬が検出されたのは、平成20年に中国から輸入された冷凍のいんげんについてのみで、それ以降は検出されていません。
日本国内で流通されているいんげんに関しては、特定の基準値以下のいんげんしか販売できないようになっているので、一般のスーパーマーケットで購入するいんげんの農薬を気にする必要はないでしょう。お子様に与える際に気になるのであれば、事前に沸騰したお湯で下茹ですれば、取り除けます。
下処理の方法
いんげんを美味しく食べる為の下処理方法を簡単にまとめてみました。
- いんげんのへたを指でポキっとおり、片側の筋を取る
- 逆側の先端もおり、もう片方の筋も取る
- お鍋に沸かしたお湯で1分30秒程度茹でる
- キッチンペーパーで水分をしっかりとる
こんな感じで、筋を取った後に、お鍋でサッとゆでると完成です。火を通し過ぎると、含まれている栄養素が溶けだしてしまうので注意しましょう。
おすすめの食べ方
いんげんは、胡麻和えにしたり、サラダの具材として使ってもいいです。また、ハンバーグやステーキなどの付け合わせ野菜にもぴったりでしょう。栄養価も高いので、有効活用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「いんげんのアレルギー」について詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- 「さやいんげん」と「いんげん豆」は収穫する時期が違う
- いんげんにでアレルギーが起こることがある
こんな内容になっていました。あなたも早速スーパーでいんげんを購入して、美味しく調理してみてはいかがでしょうか?
スポンサードリンク