オートミールと大麦の違いを解説!使い方や成分の違いも

近年、健康食品ブームということもあり、オートミールや大麦など、穀物類の名前を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。オートミールや大麦は、食物繊維やミネラルが豊富で体にとても良いそうです。

そんなオートミールや大麦ですが、この2つの違いについてご存知ですか?オートミールと大麦は見た目が似ているため、同じ物だと思われている方も少なくないかと思います。しかし、この2つの食材には明確な違いがあるのです。そこで今回の記事では、オートミールと大麦の違いに関連して下記の内容を解説します!

  • オートミールと大麦の違い
  • カロリー・栄養素の違い
  • お互いの味の口コミ
  • オートミールと大麦の価格・成分の違い

 

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オートミールと大麦の違い

オートミールや大麦は同じ穀物類なのに加え、似たような見た目をしているため、具体的になにが違うのかよくわかりませんよね。ここでは、オートミールと大麦の違いについて解説をします。

オートミールとは

オートミールとは、オーツ麦をフレーク状に加工したものになります。オーツ麦は、繊維が残って食べにくいため、食べやすく加工したものを「オートミール(oat meal)」という商品名で販売しているそうです。

また、オートミールにもいくつかの種類があります。オートミールの種類について下記にまとめたので、確認しておきましょう。

・ロールドオーツ

クッキーやマフィンなどを作るのに向いている

・スティールカットオーツ

固めのオーツで、歯ごたえのある食感が特徴

・インスタントオーツ

ロールドオーツを細かく砕いたもの。一般的に、日本で食べられているオートミールは、インスタントオーツである

MEMO
オートミールは、火が通りやすいという特徴があるので、ミルクを注いで温めて食べたり、軽く煮て柔らかくして食べるのが一般的です。

大麦とは

大麦は、世界最古の穀物の1つといわれており、およそ1万年前ほど前から食べられていたそうです。大麦が日本に伝わったのは、小麦よりも早く、1800年ほど前に中国から伝わったといわれています。

大麦の1番の特徴は「グルテンがない」ということです。そのため、グルテンを食べると体調が悪くなってしまう方でも安心して食べることができますよ。また、一般的に大麦は、お米と一緒に炊飯して食べられます。オートミールとは異なり、そのまま食べることはできません。

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カロリー・栄養素の違い

栄養

オートミールや大麦はダイエット中に食べる食材としても優れているそうです。では、大麦とオートミールのカロリーや栄養素には違いがあるのでしょうか?ここでは、大麦とオートミールのカロリーと栄養素の違いについて解説をします。

オートミールのカロリー・栄養素

オートミール80gあたりのカロリー・栄養成分です。

エネルギー 304kcal
タンパク質 11g
脂質 4.5g
炭水化物 55.28g
食物繊維 7.52g
マグネシウム 80mg
3.1mg

ご覧のように、オートミールには食物繊維やタンパク質、マグネシウム、鉄など、普段の食事で不足しがちな栄養素が豊富に含まれています。そのため、便秘改善や腸内環境を整える働きがあるといわれています。

大麦のカロリー・栄養素

大麦80gあたりのカロリー・栄養成分です。

エネルギー 320kcal
タンパク質 8g
脂質 1.5g
炭水化物 60g
食物繊維 7g
マグネシウム 40mg
0.8mg

ご覧のように、大麦もオートミールと同様に、食物繊維やタンパク質、マグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。また、大麦のほうがオートミールに比べ「脂質が少ない」という特徴があります。

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お互いの味の口コミ

オートミールと大麦は、どちらも体に良いということはお分かりいただけたのではないでしょうか。では、味はどうなのでしょうか?ここでは、オートミールと大麦の味の口コミをご紹介します。

オートミールの味の口コミ

血糖値が気になりだしたので、炭水化物でありながら食物繊維が多いオートミールを

食べ始めました。お湯をかけて食べることが多いのですが、癖のない味でまるで「おかゆ」のように食しています。「おかゆ」のようなテイストなので、味噌を入れたり、ウエイパーで味付けしたり親子丼の具をかけたりアレンジしています。(引用元:Amazonレビュー)

初オートミールです。鉄分補給のために購入してみました。

漫画なんかで、(何の漫画家は覚えてないですが^^;)「オートミールは苦手なんだよね~ 食感がね~」みたいなことが書かれていたので「買ったはいいけど、苦手だったらどうしよう・・・」って思ってました。でも、食べてみたら美味しい!食感もお粥さんって感じでした。(引用元:Amazonレビュー)

口コミにもある通り、オートミールは、水分にひたして火を通して食べるのがオススメのようです。

大麦の味の口コミ

白米と一緒に炊き込んでおります。大麦を1割加えて炊く場合、通常通りの水加減にした米4合に対して本商品60gと水120ccを追加する形になります。

炊き上がると比重の違いで上面に大麦が広がる感じになりますので軽くかき混ぜて食します。食感はプチプチとして大変美味しく、通常の白米より腹持ちよく感じます。価格的にもリピート確定です。(引用元:Amazonレビュー)

すごくおいしいわけではないですがまずくも無く普通に食べられます。食物繊維量が多いそうなので、それを目的に食べる人には向いていると思います。ただ白米に混ぜると見た目のおいしさ感はちょっとなくなるかもしれません。私はやっぱりもち麦に落ち着きそうです。(引用元:Amazonレビュー)

大麦は、白米と一緒に炊飯して食べるのがいいみたいですね。白米のモチモチ感と大麦のプチプチ感が相性抜群のようです。

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オートミールと大麦の価格・成分の違い

オートミールと大麦には、価格や成分の違いはあるのでしょうか?ここでは、オートミールと大麦の価格・成分の違いについて解説をします。

オートミールの価格・成分

ブランドにもよりますが、オートミールはだいたい「1キロあたり1500円〜2000円」の間です。また、オートミールは大麦に比べて多くの食物繊維を含んでおり、便秘改善や腸内環境を整えたい方にオススメです。

大麦の価格・成分

こちらもブランドによりますが、大麦はだいたい「1キロあたり1000円〜2500円」の間です。また、大麦はオートミールに比べて脂質が少ないです。そのため、厳密なダイエットを行っている方にオススメです。

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まとめ

今回の記事では「オートミールと大麦の違い、使い方や成分の違い」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • オートミールとは、オーツ麦をフレーク状に加工したもの
  • 大麦は、世界最古の穀物といわれており、グルテンを含まない
  • オートミール、大麦はどちらとも食物繊維やミネラルが豊富