皆さんは梅干しはお好きですか?梅干しと言えば梅のさっぱりとした香りを感じることができて、程よい酸っぱさを持っているためどんな料理にも合わせることができる食材ですよね。
特にこれから暑い夏を迎える日本では夏バテに注意が必要ですが、夏バテの時でも酸味の強い梅干しは食欲を増してくれる素晴らしいサポートアイテムになります。
そんな梅干しですが長期保存ができるということは分かっているものの、どれくらいの保存期間があるのかいまいちよくわかりませんよね?
今回の記事では
- 梅干しの保存期間はどれくらい?
- ものによって変わる?
- 腐るとどうなるの?
- 白いものはカビ?
- 梅干しを毎日食べると得られる効果や効能は?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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梅干しの賞味期限はどれくらい?家で作った場合は?
梅干しの賞味期限というのは塩分濃度によって異なります。また市販のものは保存料が使用されているかどうかによっても全く期間が異なります。
- 市販の梅干し開封前:3ヶ月~6ヶ月、長いものだと1年
- 市販の梅干し開封後:2週間程度
- 自家製の梅干し(塩分濃度18%にした場合):3ヶ月~6ヶ月
- 自家製の梅干し(塩分濃度5%にした場合、いわゆる甘い梅干し):2~3週間
このように塩分濃度によってかなり保存期間が異なります。比較的長く保存したい場合は塩分濃度18%を目安に塩分を加えて梅干しを作りましょう。しかしはちみつ漬けや砂糖漬けのような塩分濃度が5%程度のものに関しては「1ヶ月を目安に早いうちに食べきる」ということが大切です。
塩分濃度が低い梅干しというのは、比較的腐りにくいとはいえ時間が経てば腐敗してしまいますので状態を見ながら早めに食べきるようにしましょう。
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梅干しが腐るとどうなるの?
腐りにくいイメージのある梅干しが腐ると以下のような状態になります。
<梅干しが腐ると・・・>
- カビが生える
- 梅干しの色が黒や茶色に変色する
- 明らかに匂いがおかしい酸っぱい匂いがする
- 糸を引いている
- ドロドロして溶けている
- 白いつぶつぶがある
このような状態の梅干しの場合はかなり腐敗が進んでいる証拠なので食べない方が良いでしょう。白いつぶつぶがついている場合は、カビが生えている場合と塩が残っている場合の二種類があります。
繊維状になっている状態の白いものの場合はカビの可能性が高いので食べないようにしましょう。
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梅干しの栄養は?毎日食べると得られるメリットは?
梅干しはとても日持ちが長くそれでいて栄養素が豊富な素晴らしい食材です。
疲れた時に梅干しを食べると瞬時に身体を回復してくれる栄養素が働いて、次の日には体が楽になったり、むくんでひどい時に梅干しを食べる事でスッキリさせることもできます。
次は梅干しの栄養や毎日食べるとえられるメリットについて紹介していきますね!
梅に含まれている栄養成分
健康効果の高い有機物や、ビタミンE、カリウムを含んでいます。
- クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
梅干しを毎日を食べることで期待できる効果
老化を防ぐビタミンEが、カリウムと結合して血圧を下げる効果を見せます。
- 老化の抑制
- 疲労回復
- 高血圧予防と改善
- 美肌効果
梅干しはご飯のお供に最適なおかずにもなります。
梅干しにすることでかなり日持ちが長くなりますし、栄養価もとても高くなりますので毎日の食生活に梅干を加えてみてはいかがでしょうか。
ご飯の上に乗せるだけでもとても美味しいですが、梅干しの種を取って調味料と合わせて梅ドレッシングにするのもおすすめです。
マヨネーズと混ぜて梅マヨネーズにしたり、オリーブオイルと混ぜてサラダにかけたりなど様々な使い方ができます。
お気に入りの方法を見つけてみてはいかがでしょうか!
毎日食べるなら気をつけておきたいこと
梅干しはとても美味しいのでひとつ食べると、もっと欲しくなって2~3個一緒に食べたくなりますよね。
ですが梅干しは梅の塩漬けなので、かなりの塩分濃度を持っています。
梅干しは「一日一個までと決めておくこと」が大切です。
それ以上になってしまうと体の中の塩分量が多くなってしまいかえってむくみや、高血圧、心疾患のなるリスクが高くなってしまうので十分に注意が必要です 。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 梅干しは保存期間が長い傾向にあるが、甘い梅干しを自家製で作った場合は2~3週間しかもたないので注意しよう
- 梅干しが腐るとカビが生えたりドロドロして溶けてくることがある
- 繊維状になっている白いものが梅干しに入っている場合はカビなので注意しよう
- 梅干しはクエン酸やカリウムなど身体に良い栄養素を豊富に含む
- 梅干しは塩分が高いので一日一個までと決めよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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