自宅のお庭で育てているハーブ、使いきれなかったからと言って処分している方も多いのではないでしょうか?実はドライハーブにすることで、1年中美味しく食べられて、好きな時に使えて、とっても便利なアイテムになるのです。そこで今回は
- ドライハーブの保存方法は?
- ハーブの乾燥方法は?
- ドライハーブの使い道
について紹介いたします。ドライハーブを取り入れて、ワンランクアップした生活を目指してみませんか?
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目次
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ドライハーブの保存方法は?
生のハーブよりは劣化しづらいとは言え、しっかりとした保存方法を知らないと風味が失われてしまいます。なので、まずはドライハーブの保存方法について紹介しましょう。
保存容器は?
保存容器は、密閉が可能な瓶やスパイスボトルを使用して下さい。ジップロックやタッパー等も代用できますが、湿気に弱いので、より密閉性が高い方が好ましいでしょう。自宅の雰囲気に合わせて選んでみるのも楽しいかもしれないですね。
保存方法
ドライハーブが苦手なものは「熱、光、湿気」です。まずは、この3点を意識して保存するようにしましょう。
また、長期保存をしたい場合は、ある程度原型をとどめている状態(ホール状)で保存することが推奨されています。長期的に使うことを検討されている方は、粉末ではなくホール状で購入することをお勧めします。
そして保存するときは必ず「乾燥剤」を入れるようにしましょう。乾燥剤として一般的に用いられる「シリカゲル」はドラッグストアや100円ショップなどで手に入れることができます。
冷蔵保存はできる?
湿気の観点から、冷蔵庫での保存は、あまりお勧めできないでしょう。基本的には冷暗所で常温保存がおすすめですが、どうしてもの場合は野菜室など、比較的湿度が低い場所で保存するようにしてください。
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ハーブの乾燥方法は?
自分でドライハーブを作ってみたい!自宅のお庭で育てているハーブをドライハーブにしてみたい!そんな方はぜひ参考にしてみてください。
ドライハーブの作り方は大きく分けて2種類、自然乾燥と電子レンジがあります。それぞれの方法について詳しく紹介していきましょう。
自然乾燥
使用するハーブは、開花前の枝を使うようにしてください。刈り取りの時間帯は、日が昇りきる前の朝10時頃までに済ませておきましょう。手順としては以下の通りです。
- 朝10時までに開花前の枝を刈り取る
- 刈り取ったら、埃や泥などを落とし、さっと洗い、しっかりと水気を取る
- しっかりと乾いたら、束にして紐で結び、直射日光の当たらない風通しの良い場所に吊り下げて乾燥させる
コツとしては、①とにかく水気をしっかりふき取ること、②風通しの良いところに設置することです。真夏であれば1週間程度で完成しますので、ぜひお試しください。
電子レンジ
自然乾燥させている時間が無い、雨が続いていて乾かせない、という方には電子レンジがお勧めです。
刈り取ったハーブを、重ならないようにクッキングペーパーの上に並べ、500Wで3分ほど加熱をします。粗熱がとれ、ポロポロとしていれば完成です。もしまだ乾燥していない場合は、10秒ずつ加熱を繰り返して、様子を見てみましょう。
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ドライハーブの使い道
ドライハーブは料理にはもちろん、その他にもたくさん使い道があります。今回は、その使い道について少し紹介をしましょう。
ローズマリー
料理に使うイメージが強いローズマリーですが、バスソルトとして使うこともできます。作り方の手順は以下の通りです。
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ナツメグなどのお好きな香りのスパイスを細かく砕く
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1をドライハーブと混ぜ、ラベンダーなどの精油を数滴垂らし、よく混ぜる
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2に天然塩を入れ、よく混ぜたら完成
保存は瓶で、使うときはお茶パックなどに入れて使うと、中身が広がらずとても便利です。いつものお風呂が、さらに癒しの時間となること間違いないでしょう。
バジル
バジルはやはり料理に使うのがお勧めです。お肉やお魚、パスタまで、バジルを加えるだけで、まるでレストランで出てくるような、おしゃれな味に仕上がります。いつもの定番料理にアクセントとして加えてみるのはいかがでしょうか?
タイム
タイムは、胃腸をすっきりさせてくれるハーブですので、ハーブティーとして飲むのがお勧めです。作り方の手順は以下の通りです。
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ティースプーン山盛り1杯で1人分
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1人分150ccを目安にポットに注ぎ、素早く蓋をします
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3~5分ほど置いたら完成です
ドライハーブの量や放置時間で濃さは変えられますので、自分の好みに合わせて調整してみてください。
その他
紹介したもの以外にも、ラベンダーやレモングラスを使ったルームスプレーやサシェ(匂い袋)も作ることができます。室内を良い香りで満たすことで、身も心も存分に癒されるでしょう。
まとめ
ドライハーブの保存方法、乾燥方法、使用方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ドライハーブは「熱・光・湿気」に弱いので、密閉容器で冷暗所に保管をする
- 乾燥は自然と電子レンジがあり、とにかく湿気を取ることが大切
- ドライハーブの使い道は様々あり、料理以外にも香りを楽しむ方法がある
ハーブはお宅でも育てやすく、香りや効能も良いものがたくさんあります。今年はぜひ自分好みのドライハーブを見つけて、癒しの時間を持ってみてくださいね。
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