味の素の保存方法は？取り過ぎは体に悪い？うま味調味料の使い方は？

身近な調味料として知られている「味の素」ですが、味の素って何？と聞かれて説明できますか？塩のような見た目だけど塩ではない、だしのようかといえばだしでもない、味の素は「味の素」これが答えなのかもしれません。

不思議だけどおいしい調味料「味の素」について詳しく紹介していきます。

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味の素とはどんな調味料？

画像出典：味の素（味の素株式会社）

味の決め手として使われることが多い味の素ですが、味の素とはいったいどのような調味料なのでしょうか？

味の素は何でできている？

味の素はこんぶのうま味成分である「アミノ酸（グルタミン酸）」から生まれた、料理のいまみを引き出す調味料です。下ごしらえから仕上げまで、たまごがけごはんから野菜炒めの仕上げまでつかうことができます。

どのようにしてできたのか

味の素はグルタミン酸をサトウキビから取り出し（糖蜜を発酵させることで糖蜜内の糖分がグルタミン酸に作り変えられます）、粉末状にしたものが味の素になります。

なぜうまいと感じるの？

味の素は「うま味調味料」といわれています。なぜうまいと思うのでしょうか？

うま味の説明はとても難しいですが、うまみは料理の味をUPさせるために必要なものであり、甘味・酸味・塩味・苦味と並んでいる基本味の1つになります。どんな味というよりは他の味と合わせることで「おいしい！」を作り上げるのがうま味調味料・味の素といえるでしょう。

出典：味の素について（味の素株式会社）

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味の素はどんなふうに使えばいいの？

味の素がどのような調味料であるか分かりましたが、どんなふうに使うことでうま味を引き出すことができるのでしょうか？

スープや料理に入れて使う

味の素は料理の仕上げに使うことで料理のおいしさを引き立てることができます。スープ・チャーハン・野菜炒めなどの仕上げに入れることで、うま味を引き出しおいしく食べることができます。

料理の下味に使う

仕上げに使うことが多い味の素ですが、料理の下味などに使うことで、素材のうま味を引き出します。ハンバーグ・鶏のから揚げ、ギョーザの具などの下味に入れるとうま味と味に深みが生まれます。

減塩にもなる？

味の素はうま味が特徴のうま味調味料です。うま味を効かせることで、素材の味を引き出すことができるため、塩分を少なくしてもしっかりとおいしさを感じる事ができます。

薄味にした漬物に味の素をかけるとさらにおいしく感じるのは、うま味成分「味の素」のおかげなのです。

使用する量は？

適量や1日の使用量などはとくにありませんが、70g瓶1ふりがだいたい0.1gとされているので、料理によって適量をふりかけることになります。

• チャーハン：8～10ふり
• 炒めもの：3～4ふり
• たまごかけごはん：3～4ふり
• 漬物・おひたし：1～2ふり

どの料理も少ない量でうまみを引き出してくれるので、いつもの料理が数倍おいしくなります。

摂取のし過ぎは体に悪い？

化学調味料などといわれていたこともあるので、体に悪いのでは？と思う人もいますが、味の素は体に蓄積される成分はないので、体に悪くはありません。味の素の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、日本をもとより世界からも安全が認められているので安心して使ってください。

摂取しすぎで問題が起きることはありませんが、おいしく食べるための適量に合わせて食べるようにしましょう。

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味の素を保存方法は？

画像出典：味の素（味の素株式会社）

味の素をどのように保存していますか？正しい保存方法を知ることで、おいしい状態を長持ちさせることができます。

賞味期限はある？

味の素は賞味期限がありません。これは砂糖や塩のように長期間品質が変わらないので、賞味期限の表示が必要ではないからです。色が白く、さらさらとした状態であれば使用が可能です。

もし固まってしまったとしても、瓶や袋を振ってすぐにさらさらの状態に戻るのであれば大丈夫です。

開封前の保存方法

開封前であれば常温保存で日の当たらない場所に保管してください。湿気が入るような場所には置かないようにしてください。

開封後の保存方法

袋入りの場合は、開封後湿気が入らないようにアジパンダ瓶に入れ替えて使用すると、使いやすく湿気を防ぐことが可能です。アジパンダ瓶がない場合は密閉できる容器に移し替えて常温保存をしてください。

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まとめ

味の素の保存方法と使い方について紹介しました。

味の素は料理をおいしくするためのうま味（グルタミン酸）でできたうま味調味料です。減塩効果もあるので料理をおいしくするためにも、使ってみてはいかがですか？