『奈良漬け』は漬物の中でも日持ちするものですが、うっかりそのままにしておくとカビが生えることもあります。奈良漬けは、最長でどのくらい保存することができるのでしょうか?今回は、
- 奈良漬けの賞味期限はどれくらい?
- 賞味期限切れはいつまで食べられる?
- 腐った時の見分け方
- 食べ過ぎは体に悪い?
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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奈良漬けとはどんな漬物?
“奈良漬け”は、名前の通り奈良県が発祥の漬物です。発酵食品の一つで、きゅうり・ナス・すいかなどの瓜系の野菜を塩漬けした後、酒粕に漬けることで完成します。
奈良漬けを漬ける期間は長く、できあがるまでに1年ほどかかります。味はほんのりと甘みがあるものや、塩気のきいたものなど商品によって少々異なります。
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奈良漬けの賞味期限はどれくらい?
奈良漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか?
- 常温・冷蔵保存‥3〜4ヶ月
- 冷凍保存‥NG!
奈良漬けは発酵食品なので日持ちは長く、3〜4ヶ月が賞味期限の目安です。上手く保存すれば、1年持たせることもできます。
冷凍保存は向いておらず、冷凍すると味や風味が落ちてしまいます。冷蔵で十分日持ちするので、冷凍する必要もあまりありません◎
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奈良漬けは腐るとどうなる?
奈良漬けは、腐るとどんな風に変化するのでしょうか?傷んだり腐ってしまったものには、このような変化が現れます。
- 変な匂いがする
- 粘り気が出る
- カビが生える
奈良漬けが腐ってしまった場合、このような変化がみられます。自家製で傷ますことなく長持ちさせるには、漬ける前に野菜の水分をしっかり拭き取ることが大切です。
余分は水分は雑菌が繁殖する原因となるので注意!
酸っぱいのは食べられる?
奈良漬けは本来酸っぱいものではありませんが、酸味を感じることがあります。奈良漬けが酸っぱくなるのは発酵が進んでいる証拠で、腐っているわけではないので食べることができます。
原因成分は『乳酸菌』で、発酵が進むと乳酸菌が増えていきます。乳酸菌はヨーグルトにも含まれている身近な成分ですが、酸味を持っているので増えると味が酸っぱくなるのです。
酸っぱい奈良漬けを元に戻す方法
酸っぱくなってしまった奈良漬けを戻す方法ですが、残念ながら一度酸っぱくなったものは酸っぱいままです。酸味の原因である乳酸菌を減らすことはできません。
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奈良漬けの保存方法
奈良漬けを手作りしたら、正しい保存方法で保存しましょう。上手く保存できれば数ヶ月日持ちするので、作り置きや常備菜として非常に重宝します。奈良漬けを保存するコツはこちらです。
- 密閉できる容器やジップロックに入れる
- 冷蔵庫で保存する
空気中の菌が中に入らないように、使用する容器はしっかり密閉できるものがオススメです。密閉することでごぼうが変色するのを防ぐこともできます。
プラスチック製の容器は容器の内側に細かな傷が付きやすく、その隙間で雑菌が繁殖することも。じップロックやガラス製であれば煮沸消毒もできるので衛生的です◎
冷凍できる?
冒頭でもお話しましたが、奈良漬けは冷凍保存に向いていません。冷凍すると風味や味が損なわれてしまうので、冷蔵で保存できる期間内に消費しましょう。
奈良漬けの食べ過ぎは体に悪い?
“奈良漬けは体に悪い?”と言われることがありますが、食べすぎれば塩分過多によって高血圧になる可能性があります。
奈良漬けは酒粕に漬けることで作られていますが、酒粕には塩分も含まれています。奈良漬けのタイプによっては甘みが強めのものもありますが、しょっぱさを感じるものは塩分含有量も多いです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 奈良漬けの日持ちは、冷蔵:3〜4ヶ月 / 冷凍:NG
- 腐るとカビが生えたり粘り気が出たりする
- できるだけ野菜の水分を拭き取ってから漬けることが長持ちさせるコツ
- 酸っぱいのは発酵が進んで乳酸菌が増えた証拠
- 酸味を取る方法はない‥!腐っているわけではないので食べられる◎
奈良漬けは長持ちする漬物ですが、保存状態が悪いとカビが生えることもあります。酸っぱいだけなら発酵が進んだことによるものなので、食べることができますよ◎ 工夫して美味しく消費してみましょう。
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