和食には欠かせない「生わさび」はツーンとくる辛味と清涼な香りが特徴的で、一度食べると病み付きになってしまいますよね。
今回は「生わさび」の美味しい頂き方について詳しくお伝えしていきます。
わさびチューブがお手軽で人気ですが、お蕎麦屋さんなどでは“自分ですりおろす生わさび”が付いてくることもあり「初めてわさびを見た!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。- わさびは“生のまま”食べることができる!実はわさびは辛くない?!
- 「生わさび」を美味しい頂きたい!気をつけたいポイント3つをご紹介!
- わさびは、根ひげまで丸ごと食べられる食材!おススメの食べ方もお伝え!
こちらをご一読頂き、是非わさびを手に取ってみてくださいね。
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目次
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わさびはそのまま食べられるの?
わさびは
葉の形が葵(あおい)に似ていることから、山葵
原産地は日本で、学名はwasabi a japonica
そのまま食べてもOK
本来の生わさびは
ツーンとした辛味だけでなく、ほのかな甘味・爽やかな香りも楽しめる
食材です。生わさびは加熱してしまうと、苦味が出る性質
空気に触れていないわさびは辛くない
生わさびは
すりおろすなどをして、わさびの細胞が壊れることで辛味成分が生成
されます。そのため空気に触れていない部分のわさびは苦味を感じることがあっても辛味は感じない
可能ならすりおろして食べよう
生わさびのおススメの頂き方は
すりおろして
です。ただし、生わさびの風味や辛味は揮発性があるため、すりおろしてから30分程度で弱まる
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生わさびの美味しい食べ方
ここからは「生わさび」を美味しく頂く方法をご紹介していきます。
茎の方から円を描くようにおろす
わさびは
茎に近い部分の方が、辛味や風味が強い
特徴があります。そのためすりおろす時はわさびの茎側から、力を入れず優しく円を描くようにすりおろす
わさびのすりおろしポイント
すりおろし器にはサメ肌・目の細かい陶器やプラスチック製のおろし器を使用すると良いです。砂糖を少しずつ付けながらおろすと辛味が早く出ますよ。すりおろしてから30分以内に食べる
わさびの
辛味や風味は揮発性
です。そのためわさびを頂く時はすりおろしてから30分以内程度に食べる、食べる直前にすりおろす
醤油には溶かさないでそのままのせて食べる
お刺身やお寿司に欠かせない
お醤油にはわさびは溶かさずに乗せて頂く
ことが和食全般のマナーです。お醤油にわさびを溶いてしまうとわさびの辛味や香りまでが飛んでしまうことや、醤油皿が汚れてしまう
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わさびは全部食べられるって本当?
生わさびの旬は
11月~12月頃
- きれいな緑色
- 茎や葉が生き生きとしている
- 全体的に、同じくらいの太さをしており円筒形
- 外皮のしわが、詰まっている
- しっかりとした重みを感じる
などが挙げられます。
わさびはまるごと食べられる食材
ホンモノの生わさびは
根部分をすりおろしたものだけでなく
- 花芽
- 茎
- 葉
- 根ひげ
まで
丸ごと食べることが可能
花芽や葉っぱは漬物や天ぷらに
一般的に
わさびの花芽部分や、葉部分はお漬物や天ぷら
- ピリッとした爽やかな辛味
- 苦味もある大人味
なので
日本酒などと合わせて頂く“季節限定”の大人のおつまみ
茎はおひたしに
一般的に
わさびの茎部分は、お漬物やおひたし
- 根部分(一般的にすりおろされる部分)と同じ辛味
を楽しめるので
献立の副菜・箸休め
一度に楽しめるわさびのかき揚げ
花芽・葉・茎を丸ごと使用した“わさびのかき揚げ”は、サクサク食感とわさびの爽やかな香りを楽しめます。お蕎麦との相性も抜群です。根ひげまで食べられる
一般的に
わさびの根ひげは、お漬物やわさび味噌
- ピリッとした爽やかな辛味
を感じられるので
下処理時には捨てずに置いておいて
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まとめ
この記事をまとめると
- 生わさびは加熱してしまうと苦味が出る性質があるため、そのまま頂くようにする
- 空気に触れていない部分のわさびは苦味を感じることがあっても辛味は感じないことが多い
- 生わさびの風味や辛味は揮発性があるため、すりおろしてから30分程度で弱まるため食べる直前にすりおろすようにする
- すりおろす時はわさびの茎側から、力を入れず優しく円を描くようにすりおろすと風味が落ちにくい
- わさびは茎部分をすりおろすだけでなく、花芽・葉・茎・ひげ根まで全て頂ける
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