ブルーベリーが苦い理由は?生はとても苦い?食べ方の工夫も紹介!

家庭菜園でも比較的簡単なブルーベリー。ですがいざ収穫して食べてみると、なんか苦い……?というような経験はありませんか?そこで今回は

  • ブルーベリーが苦い原因
  • ブルーベリーのおいしい食べ方
  • 体にいい成分
について詳しく解説していきますよ。

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ブルーベリーが苦くなる理由

なぜ苦くなるのでしょうか?その原因について解説します。

完熟していない為

ブルーベリーといえばケーキのトッピングに使われていたりと、案外口にすることの多い果実ですよね。

ケーキなどに乗っているものを食べたことのある人はわかると思いますが、ブルーベリーって結構酸味が強いんですよね。苦手な人も多いのでは?

多くの場合、その原因は実がしっかり完熟していないことにあります

ブルーベリーは追熟しません。そのため、収穫時に完熟していなければどんなに置いておいても甘くなることはありません。

つまりブルーベリーのおいしさは、いかに未完熟の果実の収穫を防ぐかにあるのです。

ですが市場に出回るものはどうしても早めに収穫しているので、甘みが少なく酸味や苦みの強いものが多くなってしまうのです。

またブルーベリーはひとつの房についた実の中で、成熟度に差があります青くなった実がすべて均等に熟しているわけではなく、それぞれに成熟の速度が違うのです。

ブルーベリーは完全に青くなってから、完熟までに4~6日かかります。見た目の変化はほとんどありませんが、糖度は15~20%上昇するとも言われています。

収穫直後は雑味が多い

実はブルーベリーは、しっかり完熟したものであればかなり甘いフルーツです。

甘酸っぱいイメージが強いと思いますが、酸味はほぼないと言ってもいいくらいです。

ですが完熟したかどうかを見分けるのが難しいため、しばしば未完熟の果実を収穫してしまうことがあります。

ブルーベリーは追熟しませんが、酸味は時間が経てば少しは抜けます

そのため収穫後すぐよりも、いったん冷やして置いてから食べるのがおすすめです。

もちろん収穫直後の瑞々しさはそのときだけのものなので、ぜひ食べてみてほしいです。

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生ブルーベリーのおいしい食べ方

お次はフレッシュなブルーベリーのおいしい食べ方についてです。

基本的に冷やして食べよう

ブルーベリーの果実は1年でもっとも暑い時期に収穫期をむかえます。収穫した実をそのまま食べるのもおいしいのですが、夏の高温のせいでエグ味が目立ってしまいます。

ブルーベリーの果実は、冷やすことで雑味をおさえて長持ちさせることができます。また同時にエグ味も減らすことができますよ。

色で熟成を見分ける

ブルーベリーが未完熟の場合は果実の色が薄く、本来イメージするブルーベリーの青さではないことが多いです。

しっかりと濃い青色になっていることが、完熟である第一歩なのです。

ですがブルーベリーの完熟には、完全に青くなってから4~6日かかります。それを粒ごとに管理するのは非常に困難ですよね。

そんなときは果軸をチェックしましょう。

ブルーベリーの青色はアントシアニンという色素によるものです。その成熟度によって、果実が繋がっている果軸にも色素が届き、着色します。

青くなりたてのブルーベリーの果軸は緑色をしています。果軸まで青く着色している果実は、完熟と言えるでしょう。

ブルーベリーは、果実が完全に青くなってから一番糖度が上がるのが3~6日後です。そして、果軸まで着色されるのは4~7日後と言われています。

つまり、果軸の着色と糖度の上昇はリンクしているのです。

果軸が青くなってから果実を収穫することで、糖度の高いブルーベリーを収穫することができるのです。

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ブルーベリーの効能

ブルーベリーは体にいいと言われていますが、どのようにいいのでしょうか?詳しく解説します。

目にとても良い

ブルーベリーの青色はアントシアニンの色です。

アントシアニンはポリフェノールの一種です。ポリフェノールとは、植物が自分自身を守るために生み出している抗酸化物質のこと。

アントシアニンは目の機能回復に効果があるとされています。そのため年齢や眼精疲労によるかすみ、ぼやけなどを予防・改善できると言われているのです。

またブルーベリーに含まれるビタミン類も、目の網膜を丈夫にして目が薄暗い場所に慣れるのを助ける、というはたらきがあります。

血糖値を下げる

ブルーベリーに含まれるアントシアニンにはほかにも、血糖値を上げにくくするという効能があります。

健康な人でも食事をしたあとには血糖値が上昇します。放置しておくと血液中に糖分があふれ血管を傷つけてしまい、動脈硬化に繋がるリスクが高まる危険性もあります。

アントシアニンを積極的に摂ることで血糖値の上昇をおさえ、高血糖による生活習慣病や肥満の予防効果が期待できます。

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ブルーベリーの主な成分

最後にブルーベリーに含まれる成分について解説します。

抗酸化作用が豊富

ブルーベリーにはアントシアニンが豊富に含まれています。

アントシアニンはポリフェノールの一種。ポリフェノールとは、植物が有害物質から自分自身を守るために作り出す、天然の化学物質のことです。

そのためアントシアニンは抗酸化力が非常に高いとされています。

わたしたち人間の体は、少しづつ錆びていきます。これが老化であり、個人の疲労度や環境などによっても変わってきます。

この錆びを減らすはらたらきをするのが抗酸化力です。

強い抗酸化力によって、わたしたちの体は健康的な若々しさを維持することができます。またアンチエイジングにも効果があるとされているのです。

アントシアニンが体に効果的

アントシアニンはブルーベリーの健康機能において、もっとも重要なものだと言えます。

アントシアニンを定期的に摂取することで得られる効果は以下のようなものです。

  • 視覚機能の改善
  • 眼病予防
  • 心血管疾患のリスク低下
  • 糖尿病のリスク低下
  • 肝機能の改善
  • 体重維持
  • 神経保護機能の改善
  • 血糖値上昇の抑制

これらはすべてアントシアニンの強力な抗酸化力によるものです。素晴らしい成分ですよね。

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まとめ

ブルーベリーの食べ方や健康効果について、ご理解いただけたと思います。

この記事をまとめると

  • ブルーベリーは追熟しないので完熟を収穫することが大切まとめ
  • ブルーベリーは追熟しないので完熟を収穫することが大切
  • ブルーベリーはとても体にいい!積極的に取り入れよう

ブルーベリーは酸っぱいというイメージのある人には、ぜひとも完熟のブルーベリーを食べてみていただきたいです。

本来ブルーベリーに酸味はなく、甘くてとってもおいしいものなんですよ。

 

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