皆さんはきゅうりの漬物はお好きですか?きゅうりの漬物と言いましてもかなり様々な種類がありますが、私個人的には塩麹漬けが一番美味しいと思います。
今回はこれから旬を迎えるきゅうりの塩麹漬けについて解説していきます。
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これから旬のキュウリは塩麹漬けがおすすめ!
これから暑くなってくるときゅうりのシーズンになりますよね。きゅうりはほとんどが水分で構成されている野菜なので、漬物との相性がとても良いんですよ!その理由はきゅうりの中から抜けた水分の分に、調味料がしっかりと染み込んでくるのでとても味わい深くなるからです。
きゅうりの漬物は様々な種類がありますが、私のオススメは塩麹漬けです!塩麹にはたくさんの栄養や、優秀な健康効果などがありますのできゅうりの塩麹漬けにすることでとても美味しく健康的な料理になるんですよ!
塩麹について知らない方が多いと思いますのでまずは塩麹の解説をしていきたいと思います。
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塩麹ってどんなもの?
塩麹とは、米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させて作られる調味料です。「麹菌」とも呼ばれ、日本をはじめ湿度の高い東アジアや東南アジアにしか生息していません。
“塩麹はしょっぱい”と言われることがありますが、市販の塩麹は塩分量13%前後で作られています。12%以下だと雑菌が繁殖する可能性が高いため、ある程度の塩分量が必要なのです。
栄養成分
麹には、ビオチン・ビタミンB1・B2・B6・葉酸・パントテン酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。また、麹は「酵素の宝庫」とも言われ、アミラーゼやプロテアーゼなど30種類以上もの酵素が含まれています。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ビオチン:ビオチンは、代謝における酸化反応に関わる過程で活躍します。炭水化物、脂質、たんぱく質全ての三大栄養素の代謝に関わり、分解された物質がエネルギーになる過程に携わっています。また、ヒスタミンが過剰分泌されることによって起こるアトピー等アレルギーの予防効果があると注目されています。
- パントテン酸:パントテン酸は、人間の体内で副腎皮質ホルモンの合成に関わります。コエンザイムAと呼ばれる体内の炭水化物、たんぱく質、脂質全ての代謝に関わるパーツの一部として使用されます。ストレス耐性の効果も上げるビタミンです。
- ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
効果効能
- 消化促進
- 美肌効果
- 二日酔いの緩和
- アトピー性アレルギー予防
- 胎児の成長形成(妊婦さん)
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きゅうりの塩麹漬け
きゅうりの塩麹漬けは実はとっても簡単に作ることができます。材料は以下のものを用意してください。
- きゅうり:3本
- 塩麹:大さじ2
- みりん:大さじ2
- にんにく:おこのみ
- 赤唐辛子:おこのみ
作り方
ではキュウリの塩麹漬けの作り方を紹介していきます。とても簡単なのですぐに覚えられますよ!
- ビニール袋に塩麹とみりんを入れて揉みながら混ぜていく
- スライスにんにくや輪切りの唐辛子を入れたいならこのタイミングで入れる
- 薄切りにしたキュウリを調味料の入ったビニール袋に入れて軽く揉む
- 空気をしっかり抜いて冷蔵庫に入れる
- 2時間以上寝かせる
- 軽く水を絞ってそのまま食べよう!
こんな感じで材料を合わせるだけでとても簡単に作ることができます。ちなみに寝かせなくても塩麹漬けを楽しむこともできます。ただし私のオススメは塩麹につけて2時間以上しっかりと旨味を吸収させたキュウリですね!
手作りキュウリの塩麹漬けの日持ちは?
きゅうりの塩麹漬けにかかわらず、きゅうりは水分の多い野菜なので漬物にした場合は塩抜きをしっかりした二度漬けでないと、すぐに傷んでしまいます。今回紹介した手作りきゅうりの塩麹漬けは2度漬けではないため、 早めに消費する必要があります。
冷蔵庫保存で4~5日が基本で、最長で10日程度持つという情報もありますすが、状態を見ながら計画的に消費するようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- きゅうりは漬物にするととても美味しくなる!
- 特に塩麹漬けにすると旨みを吸い込んで美味しくなるだけでなく栄養価も非常に高くなる
- 家でも簡単にきゅうりの塩麹漬けを作ることができる
- きゅうりの塩麹漬けは冷蔵庫保存で4~5日程度で消費しよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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