だだちゃ豆の正しい保存方法は?冷凍できる?枝豆とは何が違うの?

「だだっちゃ豆」を知っていますか?日本には地方各地にまだまだ私たちの知らない食材がたくさんありますよね。

馴染みのない食材に出会ったときは、誰しもその保存方法や食べ方に戸惑ってしまうものです。そこで今回は、

  • だだちゃ豆とは
  • だだちゃ豆の保存方法は?
  • 枝豆との違いは?

コチラについて紹介していきます。

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だだちゃ豆とは


だだっちゃ豆は山形県鶴岡市でのみ栽培されている枝豆のブランド豆です。その歴史は江戸時代まで遡り、わずか数件の農家から守り続けられた伝統的な特産品です。

まずは、そんなだだっちゃ豆の特徴について紹介していきます。

特徴

だだっちゃ豆は主に7月下旬から9月にかけて収穫される夏の豆です。噛めば噛むほど旨味が広がる濃厚な味わいでは、その味は「枝豆の王様」といわれるほど。

 まただだっちゃ豆は茶豆の一種であるため、さやが茶色い細かいうぶ毛で覆われているのが特徴です。 

茹で方

だだっちゃ豆を食べる時のポイントは全部で3つです。

1つ目のポイントは、茹で過ぎないこと。これはだだっちゃ豆は柔らかくなりすぎると、歯応えが無くなってしまうためです。

2つ目は、手に入ったらすぐに手早く茹でること。だだっちゃ豆は鮮度が大事です。

そして3つ目は茹でたらすぐに冷ますことです。茹で上がったら素早くザルに上げて、冷水を一気にかけて冷ますことで、美味しさをキープできますよ。

だだっちゃ豆の茹で方のポイント

  • 茹で過ぎない
  • 素早く茹でる
  • 素早く冷ます

下茹でしただだっちゃ豆はそのままでももちろん、スープやおつまみ、お菓子など様々なアレンジで楽しむことができます。

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だだちゃ豆の保存方法は?

保存・日持ち
だだっちゃ豆の茹で方が分かったら、少しでも長くその風味を楽しみたいですよね。ここからはだだっちゃ豆に適した保存方法について解説していきますので、ポイントを押さえておきましょう。

鮮度がいいうちに茹でる

だだっちゃ豆は劣化が早いため、 鮮度が良いうちに出来るだけ早く茹でることが大切 です。収穫してから茹でるまでの時間が早ければ早いほど良いです。

また、茹でる時は風味を残すように大きな鍋で出来るだけ手早く茹で上げましょう。だだっちゃ豆は生物なので、とにかく鮮度が早いうちに茹でることで保存期間も長くなります。

冷凍用の保存袋で保存する

鮮度が命のだだっちゃ豆ですが、正しく方法がとれていれば、冷凍保存も可能です。冷凍保存の時は、やや短めの時間で茹で、煮立ってから1分ほどで火を止めて硬めに茹でるようにしましょう。

茹で上がり素早く粗熱を取ったら、 冷凍用の密閉できる袋に入れて保存 しましょう。

また小分けにして入れておけば、1回に食べる分を手軽に使うことができます。

解凍方法

冷凍しただだっちゃ豆の解凍方法は、特に大きな工夫は不要でとても簡単です。

時間があれば自然解凍でゆっくり解凍しましょう。また解凍を急ぐ場合でも、保存用袋から食べる分だけをザルに取り、流水に1分程度さらせばOKです。

最後に水を切り軽く塩を振るだけで、すぐに美味しく食べることができます。

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枝豆との違いは?


だだっちゃ豆は鮮度が命でとても繊細なことが分かりました。ですが、だだっちゃ豆はそもそも私たちにとって身近な枝豆の一種です。

日持ち期間や見た目、味などどの程度違いがあるのかについて解説していきます。

日持ち期間

枝豆もだだっちゃ豆も、生の保存には向かず、茹でて保存するのが一般的です。それでもあまり日持ちはせず、冷蔵庫に入れたとしても、一般的な枝豆は1〜2日程度、冷凍保存で3〜4週間程度です。

一方で、だだっちゃ豆は 冷蔵保存で3~4日、冷凍保存で1ヶ月から長くて3ヶ月は食べることができます。  ですが時間が経てば経つほど、少しずつ香りや旨味はなくなっていってしまいます。出来るだけ早めに食べることが、だだっちゃ豆を美味しく食べる上で一番のポイントです。

見た目

一般的な枝豆は、表面が緑色で白っぽいうぶ毛が生えていますが、だだっちゃ豆は茶色く細かいうぶ毛が生えているのが特徴です。

さらに、一般的な枝豆のサヤには豆が3粒入っていることも多い中で、だだっちゃ豆は大きさも小ぶりで、2粒付きのものが多いです。また、さやにシワが寄っていたり、豆の間が深くくぼんでくびれているものもあります。

「だだっちゃ豆」の豆の数の割合
だだっちゃ豆のサヤに入っている豆の数は1粒が1割、2粒が7割、3粒が2割程度です

だだっちゃ豆が「枝豆の王様」と呼ばれる所以は、芳醇で甘く濃厚な味わいにあります。一般的な枝豆に比べると、 まるでとうもろこしのように香ばしい香りと甘味のある独特の風味 があります。

その違いは茹で上がった瞬間から明確で、口に入れた瞬間にコクのある甘味が広がり、一度食べればやみつき必須の味わいです。

まとめ

「だだちゃ豆の正しい保存方法は?冷凍できる?枝豆とは何が違うの?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • だだっちゃ豆は新鮮なうちに素早く茹でる
  • だだっちゃ豆は下茹で後に冷凍保存可能
  • だだっちゃ豆は冷凍すれば最大3ヶ月保存可能
  • だだっちゃ豆には茶色いうぶ毛が生えている
  • だだっちゃ豆は枝豆よりも甘く香りも強い

枝豆の鮮やかなグリーンに比べれば、だだっちゃ豆はあまり見た目がよくないと感じる人もいるかもしれません。この機会にぜひ見た目で判断せず、だだっちゃ豆の美味しさを体感してみてはいかがでしょうか。

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