卵が賞味期限切れに…1ヵ月保存した生卵・ゆで卵はさすがにNG? |

日々の食生活に欠かせないタンパク源と言えば「卵」です。食事はもちろんの事、お菓子作りなどにも欠かせない食材でもあります。

今回は、卵の期限が切れてしまった際に、食べることができるのかどうか？といったことについて紹介していきます。「気づいたら期限が1か月も過ぎていた・・・」といった際は、食べることは可能なのでしょうか？そこで今回は、

卵の賞味期限は？
1ヵ月保存した卵はNG?
卵は腐ったらどうなる？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 卵の賞味期限は？
- 1.1 賞味期限
- 1.2 消費期限
2 1ヵ月保存した卵はNG?
3 卵は腐ったらどうなる？
4 まとめ

卵の賞味期限は？

卵の賞味期限はどの程度なのでしょうか？購入するときは意識しますが、冷蔵庫にしまってしまうとあまり意識しなくなりますよね。具体的な賞味期限や消費期限について見ていきましょう。

賞味期限

卵の賞味期限は、保存状態や産卵した時期によって異なります。一般的な卵の賞味期限は、6～8月の夏場は産卵後16日以内、3～5月の春、9～11月の秋は産卵後25日以内、12～2月の冬場は産卵後57日以内と言われています。

このように卵の賞味期限は不確定要素が多いため、多くの販売業者は「パック詰めをしてから2週間程度」を目安として表記しています。そのため、実際は期限が切れても食べられる事が多いのです。

消費期限

消費期限は、「安全に食べることができる期限」であり、お刺身やお弁当、お惣菜など、短期間の間に品質が著しく悪化する食品に表示をされます。

卵は傷みやすい食品ではなく、産卵後2週間程度日持ちする食品のため、消費期限の表示、消費期限の表示義務などもありません。

ただし賞味期限は表記されていますから、その期限を過ぎている場合、食べる際は全て自己責任となります。あまり衛生管理の知識がない、自信がないという方は賞味期限内に食べるようにしましょう。

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1ヵ月保存した卵はNG?

「購入した卵の期限が1か月過ぎていた・・・」ということもあるかもしれません。古い卵と新しい卵が混ざってしまい、古い卵だけ残り続けてしまうこともありますよね。1か月過ぎてしまった卵は食べることが可能なのでしょうか？

生卵

賞味期限が1か月過ぎてしまった卵を生食することは危険と言えます。通常の卵は14日程度が賞味期限のため、1か月となると約45日経過していることになります。冬場であれば生食も可能かもしれませんが、安全とは言えません。

勿体なくて捨てられない！といった場合は加熱調理してから食べてみるようにしましょう。

ゆで卵

固ゆでの茹で卵として食べるのであれば、賞味期限が1か月切れてしまっても食べることは可能かもしれません。半熟卵は念のため止めておきましょう。

先ほども紹介しましたが、1か月期限が切れるとなると、産卵後約45日経過していることになります。夏場の場合は食べない方がよいと言えますが、冬場であれば食べても大丈夫かもしれません。

ただし全て自己責任となりますから、必ず臭いを嗅いでみたり、色をチェックしてみるなどの確認は必要です。衛生管理の知識がない場合は期限内に食べるようにしましょう。

夏場は保存期限が短い？

先ほども少し紹介しましたが、夏場の卵の賞味期限は短いと言えます。気温が高くなると、食中毒菌などの微生物の活動が活発になってくるためです。

それを見越して、市販されている卵の賞味期限は「夏場に生食できる期限」が表記されています。夏季は賞味期限をしっかり守って食べるようにしましょう。

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卵は腐ったらどうなる？

卵が腐った場合はどのような変化がみられるのでしょうか？割る前の卵でも判断する方法などがあるのか、詳しく紹介していきます。

見た目

卵が腐っている場合、殻の外からの見た目の変化はありません。しかし中身に異常が出るため、割る前でも判断は可能です。

卵が腐っている場合、卵を水に入れると浮き上がります。これは、殻の中身に空気が入ってしまったためです。鮮度も確実に落ちていますから、このような状態の卵は食べないようにしましょう。

味

腐った卵を食べた場合、苦味を感じる場合があります。しかし卵が腐った場合、味の変化を感じる前に臭いの変化を感じます。割ってみて異臭がしたら腐っているため食べないようにしましょう。

匂い

卵が腐っている場合、一番判断しやすいのは臭いの変化です。卵が腐っている場合、強烈な「硫黄臭」を感じます。温泉街などに行くと感じる臭いと同じです。ゆで卵にした場合も同じで、殻を割ると硫黄臭を感じます。

このような臭いを感じた場合は腐っている可能性が高いですから、食べないようにしましょう。